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#77 ネガティブソング特集

2月13日。土曜日。今日は、春だった。もう2月の中盤である。

今日の更新は【ネガティブソング特集】ということで。趣味全開回なので、置いてけぼり注意。確実に置いていきにいきます。

今日の記録

昨日も寝られず、起きたら16時だった。完全に昼夜逆転。ゆずの「表裏一体」と同じぐらいのテンションで「昼夜逆転」してる(昼夜逆転!)。

夕方、お出かけ。物理的なnoteを買ってくる。就活ノート的なもの。いろいろチャレンジでするので、ちゃんと記録として残します。これ大事。

ノートのこだわりも強し。方眼で、できるだけ細かいものがよい。

ちょっとだけ企業調べるなりしたら、家に帰ってLINE通話でおしゃべりなど。人と話す、これも大事。

あとはなんかグダグダしていたらこんな時間になってしまった。昼夜逆転生活、締まりがなくなってよくないです。気を付けましょう。

ネガティブソング特集

近々、男子諸君が惨めな気持ちになるイベントがあるらしいので、ネガティブソング特集ということで。歌詞が暗めな曲を紹介します。

といっても、「ど暗い」系の曲はそんなになし。前にも書いたけど、心情ストレートに述べる歌詞があんまり好きじゃないので(#69参照)。まあ論じるより見るが早し。早速行ってみましょう。

① Please, Please, Please, Let Me Get What I Want / The Smiths

全部で1分50秒と短い

1曲目はスミスから。皆さん、スミス愛してますか? 洋画でも良く出てくるのだが(サマーとかウォールフラワーとかデイブレイクとか)、どうにも、日本だとあまり知っている人がいない印象である。UKロックのレジェンド、聴きましょう。

See, the luck I’ve had
Can make a good man
Turn bad

So please please please
Let me, let me, let me
Let me get what I want, this time

「僕の運は善人すらも悪人に変えかねない。だからどうかお願い、今度こそ僕の欲しいものを与えてくれ」という、なんとも悲痛な歌。二番になると、「今までずっと夢を抱いてこなかった、一生のお願いだから」となる。悲しい。

この曲の、「善人すらも悪人に変えかねない」っていうのは、僕もよくわかります。必死に耐え忍んできたんやぞと。もうちょっと意志が弱ければ闇堕ちしてたようなことだって、今までなんとか堪えてきたんだから、今度ばかりはお願いしますという。僕もそんな気持ちになったことがありました。結局ダメだったんだけれどね。

スミスはやっぱりよいなと思うので、もう1曲紹介。

② I Know It's Over / The Smiths

5分弱、暗いうえに長い

I Know It's Over。こっちの方が暗いかな。これも、結局ダメだったときによく聞いてました。

I know it's over
And it never really began
But in my heart it was so real

歌詞はどこを切り取ってもよいんだけれど、あえて切り取るならここかな。「わかってる。これで終わりだって。それが始まってすらいなかったってことも。でも僕の心の中では、それはリアルだったんだ」っていう。この気持ちもわかります。始まってすらないって言われればそれまでなんだけどね。心の中ではリアルですよ。他にも、「笑うのは簡単、憎むのも簡単、でも優しくなるには強さが必要だ」っていう歌詞も好きです。

次からは邦楽。

③ バウムクーヘン / フジファブリック

実は前にも紹介した

フジファブリック「バウムクーヘン」。この曲、何回聴いても素晴らしいなあと思います。めちゃくちゃネガティブというわけではないんだけど、基本的に悲観的。

僕は結局優しくなんかない
人を振り回してばかり
愛想を尽かさず僕を見ていてよ

僕は結局優しくなんかない」っていうの、本当にその通りだと思います。優しくなりたいとは思ってるけど、自分が全然そうなれていないのをしばしば実感する。凹むたびにここを聴きに来ます。それでもこの曲はなんだかんだ前向きなので、そこもよい。

もう1曲、フジファブリックから紹介。

④ エイプリル / フジファブリック

『クロニクル』は名盤

同じアルバムから、「エイプリル」も。そろそろ別れの季節なので、この曲は時期的にもぴったり。

どうせこの僕なんかにと ひねくれがちなのです
そんなことないよなんて誰か 教えてくれないかな

1行目からこれ。よいね。悲観的だね。

志村正彦の残した歌詞は、本当に素晴らしいなと思う。何回も聴いてます。「どうせこの僕なんかに」って、やたらバレンタインっぽいですね。

⑤ Trying Trying / No Buses

No Buses。僕が一昨年ぐらいから一番人に勧めているバンド

次はNo Busesから1曲エントリー。Trying Trying ということで。楽しそうなMVから想像できないほど、この曲、歌詞が暗いです。ほんと、歌詞カード読んだときはびっくりした。聴くべし。

May I come into you?
But you don't see me
Leave me alone
I'll give up give up on all my life

「give up on all my life」とかね、もうね。暗いっすね。他にも「なんでお前、俺のギター勝手に弾いてるの?」とか、「みんなは君のこと知ってるかも知れないけど、僕は知らんから」っていう歌詞があり、No Busesはそういう皮肉たっぷりなところが好きです。

ラストはスピッツから1曲。

⑥ 俺の赤い星 / スピッツ

「トンビ飛べなかった」と迷ったけど、こっち

一応、スピッツからも。マイナーどころで「俺の赤い星」ということで。この曲も、いい感じにネガティブだなあと思います。

全力の笑みもやがて ざわめきに消されていく
人の邪魔にならぬように生きてきた

ああ悲観的だ。そのあとも、「プロペラを回す夜の果て すぐに撃ち落とされるとしても」とか、意味はよくわからないけれど、ネガティブな感じは伝わってきます。

スピッツは今度、単体で特集組みたいな。

おまけ:クレイジークレイマー / andymori

今度こそラスト。ネガティブソングというわけではないのだけれど、落ち込んだときに聴きたくなる曲。

世界で一番お前が正しいんだよって
俺が歌ってやる みんなの前で

最高。今年度はいろいろと暗くなる日が多かったので、andymoriには結構助けられた。僕にとってこの曲、2020年もっともネガティブなときに聴いていたで賞を獲得しています。


* * *

以上。「失恋ソング」なら星の数あるけれど、ネガティブソングとなるとそんなに出てきませんでした。アーティスト被りもしているしね。よくないですね。もっと精進します。

個人的には「明るい曲調なのに、実はネガティブな歌詞だった」っていう曲が好きです(スピッツはそういうの多いね)。そんなネガティブソングをお待ちしているので、もしあったら皆さんも紹介してみてください。あと、The Smithsは教養として知っておくべし。


チョコレート。なんかレジ前にやたら置いてあるなと思って購入。あとあと、自分で買うものじゃなかったと気付く。