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#51 ポケモンXY総合の思い出

1月16日。今日は書くこと、ガチで思いつかない。家でぐだぐだと過ごしていた日は、何も構想が浮かばなくなりがち。活動していないとそうなる。よくないですね。

本当に何も思いつかないのだが、最近ちょっとポケモン熱が再燃しているので、【ポケモンXY総合の思い出】ということで。2chのポケモンスレにドはまりしていた時期を振り返ります。ノスタルジー回や。

今日の記録

一日中、家でぐだぐだしていただけ。一応、クイーンズギャンビットを見終えました。面白かったけど、まあまあかな。好きな作品かと言われると、あんまそうでもない感じ。他には、1月からシーズン3が始まった「魔法が解けて」をちょっと見る。これも、そんなに面白いわけではないけれど、なんとなく見ている。

他には漫画読んだりYouTube見たりなど。今週はちょいとハードだったので、今日は緩くてもいいかなと思ってしまった。その分明日は頑張ります。ほんとです。頑張ります。ので、明日に備えて早めに書き終えて寝たい。

ポケモンXY総合の思い出

最近、YouTubeで久しぶりにもこう先生の動画を見た。ポケモン剣盾の対戦動画。面白かった。で、ポケモンは5月以降ノータッチだったのだが(DLCも買ったのに何もしていなかった)、これによりちょっとだけ熱が再燃した。ポケモンは、僕が人生で一番やりこんだゲームの一つである。今日はその思い出をちょっとだけ振り返ります。

ポケモン史上、特にはまったのが、高校1年の10月に発売されたポケモンXY。ドはまりした。本当に、めちゃくちゃはまった。高校から19時ぐらいに帰ってきて、夕飯すませて20時ぐらいになったら、そこから深夜3時までノンストップでやっていた。確か、11月から3月の間に、プレイ時間が余裕で999時間を超えていた。1日約6時間やっている計算になる。本当に、そのぐらいにはまっていた(おかげで当時の期末テストはほぼ全部赤点だった)。

ポケモンというゲームは、基本的に一人でプレイしていると効率が悪い。通信交換で進化させるポケモンもいれば、単純にソフトの違い(XかYか)で手に入らないポケモン・道具もある。新しいポケモンを育てようとするときも、一から自分で育てるよりかは、誰かから余りを分けてもらった方が効率がよい。ので、原則どっかのコミュニティとかに属していた方が、ポケモンは不自由なくプレイすることができると思う。

僕の場合、そのコミュニティは2chのポケモンスレであった。「ニュース速報VIP」にあった『ポケモンXY総合』というスレッド(通称”総合”)。これが僕の、青春時代を過ごした思い出の場所である。懐かしさマックスバリュー。ちなみに今はもう存在していない。

『ポケモンXY総合』、というか2chの特徴として、ほぼ完全に匿名ということがある。何を投稿しても、自分で設定しない限りは、「以下、名無しに代わりましてVIPがお送りします」という名前になる。たとえそこに住み着いているものがいたとしても、「ハンドルネーム」のようなものは持っていないということ。ゆえに誰でも、表面上は同じように見える。これは「アカウント名」がキッチリ決まっているTwitterとは大きな違いである。

・・・のだが、ポケモンというゲームをプレイする以上、交換や対戦をしていれば、自分のゲーム内での名前が相手に認識されていくことになる。一応、匿名の皮を被っているのだが、だいたい住人は一定であるので、次第に相手の名前を覚えたり、顔なじみのような存在になっていく。対戦が強ければ、いろんな人から名前を覚えられることになるし、また言動がとち狂っていたり、マナーが最低だったりすれば、そういう人も「異常者」として知名度を高めていく。そうなるとそのスレッド内で”名の知れた存在”が段々と増え、一つのコミュニティ感がかなり高くなる。

『ポケモンXY総合』は、圧倒的に後者の「異常者」が多いスレッドであった。何を書くにしても語尾に「エモ」を付ける”エモンガ”や、毎日20時になると「○○禁止」という禁止事項をひたすら連投する”失禁くん”、「総合の」を自称する”ゆうと”や、Nを崇拝する”シャドウ”、ヒードランが欲しくて自分のお尻の写真をアップした”おティー”など、狂った人たちが本当に多かった。もちろん実力のある人もいて、当時の世界ランキング2位、3位の人とかもいた(1位はセジュン)。そうした半コテ(半分固定ハンドルネーム)が渦巻く中で、僕も日夜対戦に励んでいた。それが非常に楽しかったという話。

ちなみに、wikなどもある↓。情報料少ないけど。

こちらよりも、↓のポケモンBW総合、BW2総合のwikiの方が遙かに面白い。ほんとにまあ、よくこんなものを作ったなと思う。これは単純に読み物として面白いので、共有。


ちなみに、『総合』にはいろいろな特殊文化があった。今日はその中の2つを紹介したいと思う。

① ハウス(VIPトレイン)

『ポケモンXY総合』の醍醐味的存在。ポケモン内に出てくる施設「バトルハウス」を模したもので(ルビーサファイアならバトルタワー、BWならトレイン)、スレッド内で連勝バトルを行うというもの。

ルールは簡単で、まず誰かが「ハウス建築」を宣言する(そして自分のフレンドコードを載せる)。そしたら周りの者は「ハあああああああああ!!!!!」とか、「トあああああああああああ!!!!」と叫んで、ハウスが建ったことを知らせる。

ハウスが宣言されたら、腕に自信のある者が、ハウス建築者に挑んでいく。「我ハ燃(我ハウス燃やす)」だとか「潰す」だとか言ってフレコを提示し、対戦を申し込む。

もし宣言者(ハウス建築者)が負ければ、そこでハウスは終了。ハウスは焼却されることになる。逆に勝ったら、「2軒目」として、次の挑戦者を募る。それを繰り返して、最終的に7連勝を達成すれば「ハウス制覇」となる(この辺はバトルタワーやバトルトレインのイメージ)。ハウス制覇は『総合』内において最大の名誉とされ、制覇者の名前は人々の間で語り継がれていくことになる。仕組みとしてはバトルタワーやバトルトレインそのもので、それをフレ戦で行っているだけではある。(のだが、スレッド内で「ハウスって何?」と聞いても、「家だよ」としか返されない。新参は嫌われた)

この「ハウス」、とにかく楽しかった。僕は最大4軒目までしか行けず、何度建てても建てるたびに燃やされた。ポケモンは運が絡むゲームであるため、基本的に7連勝の壁は相当高い。ただ、自分でハウスを建てるだけでなく相手の連勝を止めるという楽しみもあり、7軒目で止めたときなどは英雄扱いされる。本当に、あれは楽しかったなあ、、、 今はもう失われてしまった文化である。


② 喧嘩バトル

スレッド内で言い争いが起きたときは、基本的にポケモンバトルで白黒を付けるというもの。勝った方が正しく、負けた方は素直に謝罪しなければならない。本当に下らないことでこれが勃発していて、「シロナのヘビーボンバーでナットレイ確1ってマジ?」とかならまだしも、「矢澤にこってブスだよな」とか書きこむと、容赦なく喧嘩バトルが発生する。なんかギスギスした雰囲気になると「お? 喧嘩か?」とか、「喧嘩バトルはよ」と周りが囃し立てるのも面白かった。

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毎回このAAが貼られる。ジョジョのパロディ。

しょうもない話なんだけれど、やっぱりこういうのが楽しかったなあと思う。『総合』は段々と、頭のおかしい連中に嫌気がさした「まともの民」が去って行くことになり、オメガルビー・アルファサファイアが発売されることには、すっかり廃れてしまった。今はもう影も形も残っていない。

で、ここ1週間ぐらい、久しぶりにポケモンに触ってみたのだが、やっぱり張り合いがないというか、一人でやっていても寂しいものである。ランキング上位に行けたとして、それを分かち合う相手もいない。一時期は『総合』に代わるコミュニティを探してもみたが、到底見つからず、それゆえに段々とポケモン自体からも離れてしまった。これからも多分、めちゃくちゃハマるということはないだろうと思う。僕が好きだったのは、ポケモンよりも『総合』の方だったのかも知れない、、、(ノスタルジー風なまとめ)


今日はそんな感じで、ガチで自分にしかわからない思い出を語ってみました。こういうのは、リアルで共有できる人ほんとにいないからね。ネットに書くしかない。今はただ、あの頃が懐かしいことですよ。2chに入り浸り、対戦に明け暮れ、三角関数がさっぱり理解できず赤点を取りまくったあの頃が、、、


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めちゃくちゃ懐かしいイッテツの写真だけ貼っておきます。