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【日記風小説】4月2日 胸中の手記 くじらの肌の記憶

 pixabayのThree-shotsさんの写真に文字を乗せたもの

 4月2日 火曜日 曇り

 どんなに小さな音でも、その音が高まることに役立つ音ならば、それが雨と土のようにわたしを育てるなら、聞き取って、どう響いているのかを確かめよう。

 明らかに空気中に水蒸気が増えているのを感じる。
 湿度計を見るまでもなくそれはみんなの肌が直接知るところなのだ。

 どうしてか、そうすると、鯨になったかのように陸を歩いてしまう。
 恐れていては勿体ないほど日本の季節でございます。

難しいです……。