3月8日 花の声
3月8日 金曜日 雨のち曇りのち晴れのち雷雨のち晴れ
花の声
花はもしかして、咲いていることが嬉しいのではないかと、時々思いんした。
わたしが自分の歩いていることを、ふいに嬉しくなったように。
道の人の微笑み、背を真っ直ぐに歩けば、風は裾をはためかせ、強い心を讃えている。
強く輝く日の元で歩く自分を喜んでいる。
隣の人のくたびれた風なやさしい笑顔を。
思い出にしなくても、またそうして歩けると信じている気持ちを。
祝福の花々、こちらを見下ろして、おいでおいでと誘っている。恥ずかしがらずに笑っておいで。
夢に足掻く日も面白い。君の涙や悲しみを愛する人なんて許さないよ。顔を上げて笑って、歩いておいで。
花が力いっぱい呼んでいる。
難しいです……。