月ノ美兎委員長セレクトの2020年秋アニメ 第1話レビュー

以前のnoteで書いたように、月ノ美兎委員長が自分が今期見たいアニメをリストアップしていました。
で、そのリストに従って第1話を一通り観てみました。vtuberにハマってからほとんどアニメ観てなかったし、観てたときも1期につき3本くらいだったので、8本もチェックしてるのは生涯初かもしれません。

ということで、備忘録も兼ねてあくまで個人的レビューをします。
以降ネタバレ注意。あと、良し悪しを好き勝手に書くつもりですが、あくまで個人的な感想なのでご了承をば。

ひぐらしのなく頃に

評価:★★★
現段階では良くもなく悪くもなく。そういう意味ではまだ評価できない。委員長はひぐらし熱が再燃してるらしいのだけど、僕自身はそういうのはなく、先の展開だいたい覚えてるのもあって特別な感慨がわいてこない。
リメイクにあたって制作スタジオすらも変更されているんだけど、そこまで大胆な変更が加えられてるわけでもなさそうだし。声優や主題歌が変更されてないのは旧作ファンには嬉しいけど新たな感動も乏しい。
エヴァ新劇みたいに、実は世界線が違っていて途中から大きく展開が変わる、みたいなのがあるかもな、とちょっと期待したりもする。

アサルトリリィ

評価:★★
百合百合してる。バトルのあるマリみてみたいなノリ。
百合は嫌いじゃないんだけど今のところ琴線に触れるものが存在しない。まぁまだ顔見せ段階だし、シャフト枠だから何かこの後仕掛けてくるかもしれないね、ということで3話くらいまでは視聴継続したいかな。

100万の命の上に俺は立っている

評価:★
でろーんこと樋口楓さんに委員長が勧められたらしいのだけども、気が付いたらでろーんが同時視聴の案件もらってた。ということで同時視聴で観た。
異世界転生もので、同時に転生した3人の中学生が1、2人死んだだけならいくらでも蘇生するが全滅すると終了する、という、パーティー制RPGのルールをそのまま持ち込んだ設定が特徴。

……でろーんには申し訳ないんだけど、はっきり言ってつまらない。上に挙げた設定以外に面白いところが今のところない。
とにかくキャラ3人が薄い。まぁ設定だけ凝ってキャラの造詣がほとんどないのは良くも悪くもなろう系の特徴だけど(注:厳密には、原作は別マガでなろうではない)。ただそれにしてもキャラが薄い。ダブルヒロイン2人が外見以外に特徴がない。かろうじて、主人公が1話の最後で性格の黒さを滲ませたので、今後そっち方面で深堀りしていくのかもしれないけど。
(あるいはヒロインの欠損シーンがあるので、そっちが特殊性癖の人ならワンチャン)

あと制作側のサプライズで、「訳あり版」と称して全編いらすとや風作画にしたものを放映するというイタズラをやってのけたわけだけど、これ恐らく普通に怒ってる人いるでしょ。特にTOKYO MXはいらすとや版だけ流して、通常版は2日後の再放送枠で流すという編成だったのだけど、自分がもしMXで観てたらリアタイでも録画勢だったとしてもキレたと思う。
作画も凡庸だったし、そんな話題性づくりするんだったら予算を本編のクオリティアップに回した方が良かったのではなかろうか。

今後も引き続きでろーんが同時視聴するわけだけど、それ目的で観る……かも?それがなかったらもう切ってる。

ヒプノシスマイク

評価:★★★★★
ヒプマイは全く追ってなかったので、観て初めてこんな世界観だったんだと驚いた。バトルするたびにヤンキーも犯罪者もみんな懐からマイクを出してくるのシュールで面白い。争いごとがすべてラップバトルで解決されるのは平和でいいかもしれん。(でも活舌悪い奴は自動的に社会のカースト最下層に追い込まれるよね……それはそれでシビアだな)
4つのディビジョンにいるメインキャラの顔見せで終わった1話だけども、設定や世界観演出含めて今後が非常に楽しみ。委員長が観るって言わなければ自分は一生触れなかったコンテンツだと思うので、そういう意味では委員長に感謝。

そういや放映中、委員長が感想ツイートしてたのが同時視聴感あってよかった。

トニカクカワイイ

評価:★★★★
すげえ甘々な雰囲気のラブコメ。1話の最後で婚姻届を提出していきなりハッピーエンドを迎えてしまった。
ただ、ヒロインがトラックに轢かれたはずなのに軽傷で済んでいたり、かぐや姫との関連をにおわせておいて苗字が「月読」だったり、何か秘密がありそうな気配。今後いろいろ展開していくんだろう。主人公が中卒だけど模試で全国1位を取れる秀才でスペックが高そうなのも色々な展開が期待できそう。ということで割と先が楽しみ。

いわかける

評価:★★★
委員長はおっぱいアニメを期待してたようだけどおっぱいアニメではなかった。普通のスポーツもの。ユニフォームがえっちぃくらい。
第1話は、高1の主人公がふらりとクライミング部を訪れて、そこで同じ1年のやたら強そうな子とクライミング勝負して結果入部するという、まぁスポーツものによくある話。『咲』なんかと同じじゃない?
きっと、主人公の子とそのもう1人の1年が咲と原村和みたいな関係になっていくんでしょう、たぶん。EDで手つないで寝てたしね。

今後面白くなるかどうかはわからんのだけど、2話がいきなり大会らしくて、そこでクライミング勝負の様子やら他校のライバルやらがわかるので、面白くなるかどうかもそこでわかりそう。ということでひとまず視聴継続。

神達に拾われた男

評価:★★★★
『100万の命~』と同じく異世界転生ものだが、こっちはかなり好み。
ブラック企業に勤めていたマッチョな会社員がチート属性持ちの少年に転生するんだけども、単純に、現世で虐げられていたサラリーマンがファンタジー世界に転生して自由に生きるって夢があっていいよね(社畜感)。あと、こっちはキャラが生き生きとしていて、観ていて楽しい。まだ話がまったく動いていないので、今後どうなるかが非常に楽しみ。

まえせつ!

評価:
芸人を目指す女の子のアニメらしいが……これはヤバイ。★つけられない。

放映開始日に放映されたのは実は第0話の特番でアニメは来週からだったんだけど、この特番が終わってた。
前説の2人(プロの芸人さん?)は普通の前説でまだ良かったんだけど、そのあと唐突にメイキングが始まった。それもアニメのメイキングじゃなくて声優さん4人がステージの上でいろいろやってて、いったい何のメイキングかすらもわからず(ナレーションも説明も何もない)見てるこっちはのっけから「???」状態。
で、実はそれはMVの撮影で、BパートでそのMVが流れるんだけど……寒い。
メインキャラを演じる4人の声優さんが最初に漫才やって、その後歌うんだけど、漫才がとにかく寒すぎる。妙にぎこちないし、致命的に間が悪い。漫才じゃなくて漫才風の演技してるという印象。観てて共感性羞恥がヤバかった。
おそらく、アニメ本編でも漫才はスベり倒すと思う。
そんで、こんな謎構成で特番を作ってしまう製作スタッフの力量がうかがえてしまう。
そもそも放映開始初日に誰向けかわからない特番やって本編流さないの、おかしくない?なんか制作でまずいとこあったんかなって思わない?

もし委員長が今後も観ると言ったら、怖いもの見たさで観るかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?