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月ノ美兎の2020年を振り返る 〜他ライバーとの交流編〜

今年の月ノ美兎委員長を振り返るnote、全4回の2回目。
4つのnoteはすべて以下のマガジンにまとめる予定です。

さて今日は、委員長が他のにじさんじライバーと今年どんな感じで交流したか、どんなライバーと仲良くなったか、といった話を書こうと思います。
委員長は(本人は特にそう思っていないようですが)それほどコラボに積極的ではなく、ソロ配信の比重が他のにじさんじライバーに比べて高いイメージが今までありました。
それゆえ、どこか「孤高の人」といった印象もあり、またリスナーの中にも「ソロ至上主義」とでもいうべき、委員長の配信はソロしか興味がない、といった類の人が初期から結構います。同接もコラボよりソロの方が高いなんてこともザラです。

しかし、今年は……というか、年を追うごとに委員長はコラボや他ライバーとの交流に積極的になってきました。今年は後輩たちが企画する大規模コラボにもかなり積極的に参加していた印象があります。
そこで、特に今年に入って委員長が仲良くなったライバーや、委員長の交流の様子を僕なりにピックアップしていこうと思います。

※ 今回に限って書くのにやたら時間かかるなぁ…と思ったら6500字を超えていました。いつもは長くてもせいぜい3000字程度なので、今回クソ長いのは覚悟して読んでください。

仲良くなった人①:レヴィ・エリファ

「レヴィみと」は今年最初に生まれた、多くの委員長リスナーにとってもレヴィちゃん、いやレヴィ師匠のリスナーにとっても最も意外なコンビだったのではないでしょうか。

きっかけは、委員長が今年1月にあの名作ホラーゲーム『SIREN』の実況を始めたことでした。
どうして委員長がこのゲームをチョイスしたのかはわかりませんが、SIRENは難易度が極めて高く、特にシビアなアクション要素が要所要所で求められるので、アクションゲームをそれほど得意としていない委員長では結構厳しいのでは、と当初からリスナーの間でも不安視する声がちらほらと聞かれました。

そして案の定、第2回の実況で、あるステージでドハマリしてしまい、全く先に進めなくなってしまいました。

指示厨やベジータが大量に湧く中、委員長の助けになったのはチャット欄に現れたレヴィ師匠でした。
レヴィ師匠は大のSIRENフリークで、自身の配信でも過去何度もSIRENをプレイしてはクリアしているお方。その彼女がチャット欄からひたすらにアドバイスを送り続け、委員長も次第にレヴィ師匠のコメント頼りになっていきます。

結局この日はそのステージを約2時間かけてクリアし終了。
そして第3回からはレヴィ師匠とのコラボで、レヴィに通話でアドバイスをもらいながら進める形になりました。

第3回の配信タイトル「最恐ジャパニーズホラゲー2人ならきっとできる」に、まさに委員長の実感がこもっているように思えます。

実際、方向音痴で探索ゲーが苦手な委員長を師匠が的確にサポートし、実況はかなりスムーズになりました。

そして……そこには思わぬ副作用が。
レヴィ師匠、とにかく委員長を褒めまくるのです。何をやっても褒める。
例えば、第3回 2:33:50 あたり のシーン。
委員長がカーテンを開けただけで「さすが委員長」と褒める師匠。
でへへ、と照れる委員長。
その笑い声をまた「かわいい~」と褒める師匠。

レヴィさん何でも褒めてくれる。わたくしが人を殺しても褒めてくれそう」とつぶやいた委員長、すっかりレヴィ師匠のホメ中毒になってしまいました。
視聴者からしても、ゲームの攻略とともに、レヴィ師匠のホメとそれで気持ちよくなる委員長を愛でるという別の楽しみもできてしまいました。

すっかり意気投合した2人、1月下旬にあった委員長のソロイベントの企画でレヴィ師匠も協力したり、『絶体絶命都市』を委員長にオススメしたり、そして後日一緒にご飯を食べに行ったりしたようです。

ちなみに、3月にあった恒例の「楓と美兎」コラボで委員長が相棒のでろーんに対し「もっと事あるごとにホメてくれたら良いのに」とつぶやき、でろーんが「ほっ、ほめてるよぉっ!!」と慌てるなんてシーンが見られましたが、これもホメ中毒の後遺症だったのかもしれません。

仲良くなった人②:夜見れな

夜見は去年のときからマリカ大会の練習を一緒にしたりしていて、決して今まで交流がなかったわけではないのですが、今年に入って『だいたいにじさんじのらじお』第1回イベントの昼の部でMCとして共演。これが事実上、初めての2人オフコラボとなりました。

どうもこのあたりで委員長は夜見を気に入ったようです。後の配信で彼女のことをこう評しています。

イベントの共同MCめっちゃやりやすかった。夜見さんってサイコだから、誰に対してもいい意味で態度が変わらないところがある。

褒めてるのかけなしてるのかわからない評ですが、まぁもしかすると、にじさんじの後輩の多くが委員長を前にして萎縮してしまうところ、そういうのなしで接してくれて嬉しい、ということなのかもしれません。

結局夜見はレヴィ師匠と同じく、1月のソロイベントの企画に夜見も協力してましたし、にじさんじクイズ王決定戦の打ち合わせ中委員長はずっと夜見を見つめ、夜見もずっと委員長を見つめるという奇行をするようにもなりました。

仲良くなった人③:文野環

にじさんじ元二期生ながら今年に入ってブレイクした感のある野良猫こと文野環ですが、委員長ともおそらく仲が良くなったのは今年に入ってからじゃないかなぁ、と思います。
それまで元一期生でいうとでろーんが野良猫と仲良くて、配信で委員長が野良猫を話題にするのはもっぱらでろーんが野良猫の話をするのを聞いてるとき、という印象がありました。

そもそも去年はほとんど活動していなかった野良猫が、昨年の12/29(ちょうど1年前ですね…)に半年ぶりくらいに活動を再開。
新人(まななつ)の初配信の裏で「初配信!」と題して配信を始めます。

新人の初配信には配信を被せないのがにじさんじライバー間のお約束なんですが、そんなことも意に介さず、しかも配信内容もハチャメチャで、凄まじい無軌道ぶりがリスナーの間でも話題になりました。

で、この配信を委員長も見ていたようで、ツイートで反応しています(やはり色々まずかったのか、現在は削除済み)。
で、そのぶっ壊れ具合がかなり気に入ったらしく、以降事あるごとに野良猫の話を配信上でもするようになります。
1月にあったすごろく大会コラボで、「にじさんじライバーの真似をしろ」というお題で野良猫の真似を披露。しかしすごろくの参加者は統合組で比較的デビューが新しく、ほとんど活動してなかった野良猫と接点のなかったライバーが多かったのか、ちょっと微妙な空気になっていました。さすがに同期のガクくんは反応していましたが。

2月の野良猫の6万人記念凸待ちで委員長が凸し、

野良猫「やっぱ私のこと好きなんですね」
委員長「……そうだよ」
野良猫「えっ」

などという、付き合いたての恋人みたいなぎこちなくも初々しい会話をしたり。

6月には、配信を切り忘れたことに気づかず、ごきげんな鼻歌を配信で垂れ流す野良猫に配信を見ていた委員長が「配信切り忘れてる」と連絡し、それで本人は配信を切った、はずがまだ切れてなくて再び鼻歌垂れ流し状態になり、結局委員長が通話で凸してLiSAの紅蓮華をセッションする(委員長がボーカル、野良猫がドラム)という本当に訳のわからないコラボが実現されます。

以降はすっかり絡みも多くなり、ここにはもう書ききれないほどになってしまいました。

仲良くなった人④:リゼ・ヘルエスタ

今年、委員長のコンビ相手としてもっとも知名度を上げたのはこの人ではないでしょうか。

元々委員長に憧れてにじさんじに入った、いわゆる「みとチルドレン」として有名だった彼女。去年は委員長を崇拝しすぎるあまり、事あるごとに委員長に対して限界化する様子が観測されました。
このあたりの2人の「馴れ初め」を知りたい方は以下のまとめ動画などをどうぞ。

そしてその後、昨年12月に2人がデレステのガシャ配信で初コラボ……するんですが。
このとき、委員長の欲しかった喜多見柚のSSRをリゼ皇女があっさり引いてしまい、激昂した委員長がリゼ皇女に殺害予告するシーンはあまりにも有名になりました。

この展開が神がかりすぎていたため、その後逆にコラボしにくくなってしまった、と委員長は語っており、実際この後しばらく2人のコラボはなくなってしまいます。

しかし4月、2人のコラボ動画がほとんど何の予告もなく唐突に投稿されました。

和やかなゲームを一緒にやろうと言って、ホラゲの苦手なリゼ皇女をホラゲプレイに無理やり付き合わせるという極悪な内容で、これもなかなかの話題を呼びました。

そして7月、2人でのホラゲ実況という形で初の2人オフコラボ実施。

この配信の概要欄には

リゼ・ヘルエスタの怖がる顔が生で見たいのでオフでホラゲーです

となかなかえげつないことが書かれており、委員長がリゼ皇女をそういう対象として見るようになったことが伺えます。
そもそも委員長は萩原雪歩やコベニなど、普段おどおどしているように見えて実は図太いキャラが性癖だと自分でも語っており、そういうキャラ性をリゼ皇女にも見出してしまったのだろうと思われます。

以降、2人がコラボなどで接する機会も増えましたし、何より公式のコンテンツで2人がセットで登場するようになりました。
8月にはにじさんじホラーグッズにこの2人が登場、11月には公式イラスト集『NIJISANJI Illustrations vol.1』の表紙に2人が抜擢されました。この表紙イラストは、そのままにじさんじオフィシャルストアのトップバナーにもなっています。
そして、この年末に地上波で放送されるレバガチャ特番『年またぎにじさんじ! 2020-2021』では2人で出演するようですし、それを更に2人で同時視聴する予定がにじさんじ公式で組まれています。

運営が後押しするのを好意的に捉える人も否定的に捉える人もいるかとは思うのですが、実際のところこの2人の空気感はなかなか微笑ましいものがあり、僕自身はこれからも多くコラボしていってほしいな、と思っています。(僕の最推しと二推しのコンビということもありますので)

仲良くなった人⑤:エリー・コニファー

僕の記憶が確かなら、エリコ二ちゃんと委員長の初接触は1月のすごろくコラボだったと思います。執事のかなりアクの強いモノマネをしてエリコニちゃんに激しく駄目だしされる場面も。

その後、3月にはにじさんじクイズ王決定戦で共演。
このときトイレでオフでの初邂逅を果たしたそうです。
そして配信終了後、JK組のもとにエリコニちゃんが駆け寄ってきて、床に膝をついて挨拶してくれたそうで。

その後、水見式百物語にエリコニちゃんの凸という形でコラボしたあと、委員長の今年の誕生日記念凸待ちで改めてエリコニちゃんが凸
このとき紅茶の話で大盛りあがりし、エリコ二ちゃんが、クレアさんとやっている「にじさんじ御茶会」にゲストとして出てください、と委員長に熱烈アピールします。

いくらなんでもリップサービスでは、と思わずにはいられなかったのですが、翌月のにじさんじ御茶会に、初のゲストとして本当に委員長が出演します。

委員長、決して上品な振る舞いをし通せたとは言い難いのですが、エリコニちゃんがお茶を淹れるのを「打点が高い」と大喜びしたり、普段見ない茶器などを見てはしゃいだり、ほんわかした癒やしの空気の中大好きな紅茶の話を存分にできて大満足だったようで。
配信の最後に「本当にこういう配信がしたかった」という言葉が飛び出したので、かなりびっくりしてしまいました。

そして、話はここで終わりませんでした。
その後、別の日に委員長がエリコニちゃんとロリータ服を買いに行ったそうです。元々「ロリータ服を着て街を歩きたい」というのがやりたいことリストに入っていた委員長が、ロリータ服に詳しいエリコニちゃんに服を見るのを手伝ってほしいと頼んだのだとか。
本当はクレアさんも来る予定だったようですが当日体調が悪く、結果として2人のデートになってしまったようで。

自分の服を買うのが大の苦手である委員長が辛くてダウナーになるのを何とか耐えてロリータ服を買い、2人でロリータ服で街を練り歩いた後、ロリータ服のまま脱出ゲームをやって、お茶をして、プリクラ撮って、夜ご飯も一緒に食べて、とすっかり満喫したようです。

エリコニちゃん、委員長が絡む相手としては今までいないタイプの人で、おかげで委員長の新しい一面が垣間見えるようになったなぁ、と思ったりします。

2人がそれぞれ雑談配信でデート当日の様子を語っているので、気になる方は両方見てください。

凸待ちへの参加

さてここからは、個別のライバーと仲良くなっただけではなく、委員長が今年非常にアクティブに色んな人と絡んだという話をしようかと思います。
今年、僕が把握できているだけで、委員長は8回凸待ちに凸しています。

- える(1月)
- 野良猫(2月)
- ジョー・力一(3月)
- リゼ・ヘルエスタ(7月)
- 剣持刀也(8月)
- 笹木咲(9月)
- フミ(10月)
- 社築(11月)

その他、自身でも水見式の企画で凸待ち配信をやっています。

同期のえるえるや昔から絡みのある剣持、絡みが増えてきていたリゼ皇女を除けば、過去に絡みはないわけではないがそこまで多くコラボしたことのない人たちに凸していってるのがわかります。
野良猫は明らかに委員長がすっかりお気に入りになってしまっていたからだろうし、笹木・フミ・社あたりは、その前に絡んできてくれたからお礼に委員長の側から絡みに行ったというノリが近そうです。でもいずれにせよ、今年は本当に多くのライバーに躊躇なく絡みに行こうとしている様子が伺えます。

で凸された側は、元から限界オタクだったリゼ皇女はもとより、笹木も社も委員長が来てくれたといって本当に嬉しそうにしていました。フミ様も、本人が去った後に委員長が如何にすごい存在かを滔々と語り始めたり。
何だかんだ、尊敬する先輩とみんなに思われているんですね。

同人誌企画

10月末になって、委員長は突然深夜の長時間作業配信なるものをしました。一晩5時間では全然時間が足りず、更に次の日の晩に7時間。
計14時間かけて、30人近いライバーの似顔絵をひたすら描いていました。

一体なんのための似顔絵なのかは全く明かされなかったのですが、翌月の配信でその中身が公開されました。にじさんじフェスのアトラクションの1つである「漫画研究部」で頒布する漫画同人誌の表紙だったのでした。

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何でも、委員長は「にじさんじのみんなでリレー4コマやりたい」とずっと思っていて(実は春頃にそんな話をしている)、元々コミティアあたりに出せないかと運営に打診していたところ、うまい具合ににじフェスの企画としてやる運びになったとのこと。

こういう形で多くのライバーを巻き込んでいくの、委員長らしい絡み方だなと思いますね。

両手に花ってレベルじゃねぇぞこれ

現在V界隈で大流行している宇宙人狼(Among Us)ですが、にじさんじで真っ先にやったのは委員長を含む8人でした。

このメンツで宇宙人狼は2回、一部メンバー構成を変えて行われたのが1回あるんですが、その2回めの配信の最後で、今後は同じメンバーで、宇宙人狼に限らずいろんなゲームをやっていきたい、との宣言がなされました。
それで、発表されたユニット名は『両手に花ってレベルじゃねぇぞこれ!!』。女性6人に対し男性がふわっち1人だけ(コアラを除く)、というメンバー構成から来ているようです。

こういうゲームコラボ主体のユニットというのはにじさんじ内に数多くあるのですが、それに委員長が所属することは今までほとんどなく、非常に希少価値が高いです。
委員長もこうやってにじさんじの輪に自然に入れるようになったんだなぁ、と、イチ古参リスナーとしては感動すら覚えます。

委員長は特に最近くそ忙しそうなので、今後果たして8人で予定合わせて活動できるのかな、というのが一抹の不安ではありますが、ぜひこういった形のコラボも積極的に続けていってほしいです。



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