【シャニマス】月ノ美兎のTrueEnd攻略方法をどマジメに分析する

どうも、シャニマスを初めて3週間の月ノ美兎リスナーです。

このnoteを書いたきっかけは後述するとして、まずこれを見てほしい。

画像4

これ、月ノ美兎委員長の全シャニマス実況での戦績である。

自分がシャニマスをやってみてから眺めてわかったことだけど、初見プレイから数えてTrueEnd奪取率62.5%って凄くね? 
ちなみに、WINGでの勝敗は置いといてアイドルランクだけ見るとAランク以上で7割を超えている。すごくない?

画像5

なおこの数字は【白いツバサ】のプロデュースなど、最初からTrueEndを狙ってない回の数字も入っている。なのでそういうのを省いて計算してみたらTrueEnd率79%、Aランク以上89%だった。
彼女が使っていた戦略は安定しないと言われる1極型である。にも関わらずこの数値は驚異ではないか?
彼女は結構目押しが上手いし、運が味方した場面もあるだろうが、この数値はとてもそれだけでは説明できない。
恐らく、常に有識者がコメントでアドバイスしていたので、その結実なんだろうなと。つまりここには相当有用なノウハウが詰まっているに違いない。

というので、委員長が実際のところ、どういうTrueEnd攻略を採っていたか、どマジメに分析してみた。ひとまずWING出場に至るまで。

基本戦略

まずはこれを見てほしい。

スクリーンショット 2020-11-21 9.16.53

これは委員長がAランク以上を取った配信回において、どこでどのオーディションを受けたかを示した表である。 1は1万オデ、5は5万オデ、など。
そして背景がグレーになっているマスはオーディション不合格だった週で、そうでないところは合格している週である。
なお右端のカラムには参考までに、シーズン3終了時点でのステータスを記載している。

これを見ると、各シーズンでオーディションの受け方が以下の通りでほぼ一定であることがわかる。
・シーズン2:1万×1
・シーズン3:4万×1、5万×1
・シーズン4:10万×4 (場合によって5万オデで代替)
つまり、シーズン3まででファン数10万、シーズン4で残り40万を稼ぐ、という戦略である。

僕はこれを見るまで、1極型の場合はシーズン3まででなるべく15万~20万を目指すようにしていた。早くファン数を稼いだほうがシーズン4が楽になると考えていたからだ。
ところが委員長はそうではなく、シーズン3まではオデは最低限にしてみっちり育成し、シーズン4でひたすらオーディションを受けまくるという方針を採っていたらしい。

これがわかるのが、シーズン3終了時点でのステータスの高さである。以下の表は平均値を示したもの。

スクリーンショット 2020-11-21 9.32.35

特化ステータスが平均で468とかなり高い数値になっている。とりわけDa編成のときは平均で500を超えており、そのままWINGに突っ込んでもそこそこ勝てそうなステータスにシーズン3の時点でなっているのだ。

シーズン4の過ごし方

もう1つ、自分がデータを眺めていて目を引いたのがシーズン4の過ごし方だ。
以下は、【白いツバサ】プロデュース回など、明らかにTrueEndを目指してない回を除いた配信回におけるシーズン4のオーディションの受け方を示したものである。さっきの表に比べて、Bランクで終わった2回(たった2回)が追加されている。

スクリーンショット 2020-11-21 9.16.01

さっきの表と比べるとマスが色分けされていることに気づくだろう。
この色は、セオリー通りの流行順位でオーディションを受けたか、そうでないかを示している。
・白いマスはセオリー通りに受けて合格
・黄色いマスはセオリー外の受け方をして合格
・グレーのマスはセオリー通りに受けて不合格
・青いマスはセオリー外の受け方をして不合格

なお、ここでいうセオリーとは、
・10万オデは「Vi編成なら1位、Vo/Daなら2位のとき」に受ける
・5万オデは「Vo/Daなら1位、Viなら2位のとき」に受ける
というものだ。(僕の理解が正しければこれが一般的のハズ…)

見ていただければわかるが、黄色がめちゃくちゃ多い。つまりセオリー外の流行順位でオーディションをかなりの回数受けて合格している。一方で不合格になった回数がとても少ないのだ。
具体的に数字を示すと、全部で90回オーディションを受けたうち36回、つまり1/3以上はセオリー外の受け方をしている。
そして、そのうち31回合格、5回不合格。セオリー外でオデを受けて合格率は86%。かなり高いと言えるだろう。

セオリー外、とひとくちに書いたが、具体的に委員長がやっていたのは以下のパターンだ。
・Vo/Da編成で流行1位がVo/Daのとき10万オデを受ける
・Vi編成で流行2位がViのとき10万オデを受ける
・流行3位のとき5万オデを受ける
特に、Da編成のときに流1Daで10万を何度も受けていた。初期は単に流行順位での難易度の差を理解してなかった風だったが、後半は自信を持って、コメントが制止しても「まぁいけるっしょ」などと言いながら突っ込んでちゃんと合格している。
一方、Vi編成でVi2位のとき突っ込むのはかなり消極的なようだ。千雪回のときはコメントに後押しされて2回受けて2回とも受かっているのだが、このときのコメントの根拠が僕にはよくわからなかった。Viのステータスが高かったから……?(有識者の方、わかったら誰か教えて下さい)

(追記:コメントで指摘があったので改めて確認したところ、委員長が流行3位で5万オデを受けたときは漏れなく1位殴りしている。そもそも5万オデは流行を気にせず1位殴りすれば良いようだ。)

セオリー外でオーディションを受けても合格できているのは、おそらくステータスの高さゆえだろう。さっきも書いたとおり、シーズン3までで十分な育成ができているので若干リスクを背負っても突破できていた、ということなのではなかろうか。

で、こういうセオリー外の流行順位でオーディションを受けることにより、1極型の特徴である流行順位に影響されやすいというハンデが事実上解消されている。セオリーに沿うとDa編成なら本来流行2位のときしかオーディションを受けられない、つまり各週でオーディションを受けられる確率は1/3なのだ。しかし、1位でも2位でも受けられるとなると確率は2/3になる。一般的な2極型と大して変わらないか、むしろこちらのほうが確率が高いのだ。

失敗した回の分析

ちなみに、冬優子回と果穂回の2回はTrueEndを目指しながらAランク取得に失敗している。なぜ失敗したのか、ここでさらっと触れておく。

冬優子回に関しては、Vo編成ながらシーズン3終了時点でVo316と、委員長の実況で最もステータスが低かった。そして、シーズン4第3週に10万オデをセオリー外の流行順位ながら受けて不合格になった。
あと5週あるのでがんばればAランク到達の芽もまだあったが、育成がうまく行っていなかったこと、そして委員長にとってこれが初のVo編成だったことから、この時点で早々にTrueEndを諦めてしまった。

果穂回では、そもそもシーズン3で5万オデに失敗している。
その後、10万オデをセオリー外で受けて不合格になるが、更にセオリー通りの流行順位で受けても審査員の集中砲火を浴びてメン死してしまい、計3回の不合格でAランクの芽がなくなってしまった。
単純に事故が多発しており、不運も重なったと思われる。

まとめ

つまりまとめると、委員長はシーズン3まででみっちり育成し、得られた高火力でシーズン4ではある程度セオリー外の流行順位でもリスクを背負って積極的に攻めることで高いAランク達成率を得ていたと言える。

さて、なんで自分がこんなものをまとめようと思ったかというと……最近自分は2極型でTrueEndを攻略することが多かったのだが、2極型って言うほど良くなくね?と思うようになっていたのだ。手札となるライブスキルの半分は属性不一致になるので火力にどうしても不安が残るし、特に配牌次第でかなり火力にばらつきが出てしまうので、例えばViで攻めようと思ってもいざオデが始まってみるとViでとても攻められない手牌だったりする。そのため、特にWINGでは、火力でゴリ押しできる1極型に比べて難しい立ち回りを要求されてしまう。

というので、1極型を見直そう、というか、ちゃんと1極型と2極型を公平に比較しようと思っていた。実は確率計算とか、くそマジメにやり始めていた。
しかしそもそも、自分の知ってる1極型の攻略方法が最善かどうかわからんしなぁ……と思っていた矢先にふと委員長のデータが目に止まった、というわけだった。

ただ、いざこうして分析してみると2極型でも参考になることが色々あり、実際自分で試してみると手応えがあったりしたのだった。

ということで、ここまで読んでくださった方もぜひ参考になるところは参考にしてもらって、何なら該当する委員長の配信回を見てもらえると色々参考になると思う。誰かの攻略の記録が残ってるってのは貴重だなぁ、と今回分析してみて思った次第。

なお、僕は委員長のシャニマス実況のまとめサイトを作ってるので、分析の際はぜひ活用いただきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?