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キャットインザボックス

思考実験をしよう。





例えば適当な大きさの、外から中の様子が見えない不透明な箱を想像して、その中になにか入れてみるんだ。


おすすめは猫だ。


猫って液体だから、たとえあなたがどんな歪な箱を想像していたとしてもすっぽり収まるからね。


そうしたら箱に入れた猫について忘れないようにしっかり覚えておいて。



いいや、そんな難しい話じゃないよ。


耳の形は?目の色は?鼻の大きさはどうだろう。
そんなことで大丈夫だ。
身体の大きさやしっぽの長さなんかも覚えておくと良い。



余裕があったら少しちょっかいをかけて鳴いてもらおうか。聴覚からの情報も大きな手がかりだから。
そうしたら匂いなんかも良い情報かもね。



そもそも毛色や模様はどうだろう。1番簡単だからしっかり覚えておこう。


もちろん、ここで想像するのは架空の猫でもいいけれど、実在する猫でも構わない。
飼い猫だったり、飼っていた猫だったり、飼うかもしれない猫だったり。
毎日会う猫なんかでもいいよ。


もっと早く言うべきだったね。
とにかく覚えやすい猫を想像するんだ。
いや、もちろん猫じゃなくてもいいんだけどね。



うだうだ言ってても仕方ない。次へ進もうか。
もう充分覚えきったな、って思ったら蓋をするんだ。
ここからは少し待つ時間だ。
そうだなぁ10分ぐらいかな。


中の様子が気になるかもしれないけれど絶対に蓋を開けちゃダメだよ。そしたらこの思考実験の意味が無いからね。
飽くまで、中の様子は想像で補うんだ。
待つのが退屈だったら箱の中の猫がどういう風だったか反芻すると良い。



耳の形は?目の色は?鼻の大きさは?
身体の大きさは?鳴き声は?匂いは?
毛色や模様は?


もう既に不安な部分があるのなら箱の中身をチラ見してもいいよ。
そうだな、蓋を閉めてからまだ30秒ぐらいしか経っていないのならセーフにしよう。



 

ここまでついていけてる?

大丈夫だったら次のステップに進もう。


次は最終的に蓋を開けた時の箱の中の様子を想像するのさ。

猫は本当にまだ居るのか。
たとえ猫が居たとして、本当にさっきと同じ猫?目の色や身体の大きさ、毛の模様も変わっているかもしれないでしょう?

そういったことを柔軟に想像するんだ。

そもそも猫じゃなくて犬になっているかもしれないし、そこには海が広がっているかもしれないし、家のクローゼットと繋がっているかもしれない。
あなた方の柔らかい脳ミソを最大限に使って自由に想像するんだ。

想像しながら10分。待ってみようか。







Cat in the box





大学院生になっていた。
すごい話だ。

気づけばこうなっていた。
もう23歳なのにまだ“学生”という肩書きに寄りかかっているせいでずっとモラトリアム人間で、まだ自分が大人なのか子どもなのか分からない。
というか大人になろうとしている自分がいる、ってことはまだ子どもなのか。




大学4年間の自分は、死んでいた。

死んでいた、というよりなんとかかんとか。
今、生きているとしたら確実に死んでいた。“死んでいた”か“死んでいなかったか”で言ったら確実に“死んでいた”。

コロナ禍と共に始まった“諦め”の4年間の大学生活では、適当に適当な友達が出来て、適当に過ごしていたよ。



ただでさえ死んでいた4年間なのに、最後の1年間はもう。

“死んでいた”か“とってもめちゃめちゃものすごく死んでいた”で言ったら“とってもめちゃめちゃものすごく死んでいた”。

研究室で地獄の先輩の元に付いてしまった故に、毎朝研究室に行くのが嫌で仕方がなかったんだ。何回サボったか。何回泣いたことか。
“地獄の先輩”のディティールは詳しくは言わないけども、もうほんとに。
残念ながらメンタルは強い方なので、研究室内ではなんて事ない顔をしていたけれどね、もうね一生会いたくないです。





この前、大学の卒業アルバムが届いたんだ。

まじで大学が好きじゃないから注文しなくていい、と言ったのだが、好きとか嫌いとかそういうもんじゃないよ、と母親に諭されて注文されていた。

ダンボールを開けて、ビニール袋から出して、グロテスクなDVDでも見るかのように恐る恐る開ける。辛うじて見つけた3人分の自分は、全部笑っていなかった。
そのままアルバムを閉じて一瞬でビニール袋に戻せば、この先再び開けることはない“思い出”の完成だ。


そんな大学生活の思い出は?
と聞かれたらなんと答えるんだろうバイトです。

悩む余地もないよ。
めちゃめちゃバイトしたもん。と言いつつ扶養はギリギリ超えない程度だけど、化学系の理系大学生としてはかなり頑張った方だよマジで。
しかもほぼ最低賃金で働いて。
めちゃめちゃアホです。効率悪い。塾講とかやればいいんだけど今まで塾に行ったことがないから怖い。 


プールバイトと居酒屋バイトで駆け抜けた4年間は、(居酒屋バイトは大学3年からだったけれど)、たくさんの大切な関係性をつくってくれたんだ。

例えば、とてつもなく大好きな先輩はほんとにいくらでも会いたいのだけれど、生活が充足しているだろう先輩に連絡するのは少し忍びなかったり。

例えば、仲のいい主婦さんが新しいバイト先に遊びに来てくれたりして嬉しいのだけれど、確実に自分よりも早く居なくなってしまうことに切なくなったり。

例えば、自分の生き写しみたいな性格の同期が居て、就職で北海道へ帰ってしまったこいつの面影を探してはなんだかつまらなくなったりして。

例えば、「たった2年間しか居なかったけれどさ」って思いながらも居酒屋に遊びに行って店長と話したいし、副店長が独立して始めた居酒屋に行きたいけれど、「たった2年間しか居なかったしな」って思ってしまったり。







大学院生になっていた。
大学時代とは別の学校だ。院試で外部受験をしたからね。

すごいよ。よく頑張ったよ、去年の自分は。
教育実習に行って、院試を受けて、バイトをして。
とか言ってるけど、教育実習とか院試がリフレッシュになったし、行きたくなくてたまらない研究室を公式的に休めたし。
運良くあまり苦労せずに受かったからさ。


今までで1番理想の学校だ。
現役では絶対に受からない。一浪しても受かるかわからない、そんな学校。
いわゆる学歴ロンダリングってやつだ。

入学してからもうあっという間に4ヶ月経っていルわけだけれど、本当にこの学校に入学してよかったと思うんだ。
あまりにも人生の分岐点すぎるんだ。とてつもなく良い環境なんだな、これが。

かれこれもう23年間も“カツヲ”をやっているわけで、流石に自分のことはかなり分かってきてるんだ。
周りの環境によって自分のテンションを自由自在に変えられてしまうカメレオンの自分は、見限った環境では自分の全てを封じ込める。隠し通す。

それはすごく良くないことで。
教育実習の時に思ったけども、自分のことを知ってもらうことってかなり大切なんだよなぁ。


去年はプールバイトの時にしか入れていなかったオーバードライブのサビを丁寧に取り、初めから少しずつギアを上げて行った。
研究室の初日は1番かっこいいセットアップを着て行き、自分の趣味についても全て話した。
水泳をやっていたこと、音楽が好きで、ギターを弾くことが好きで。
料理が好きなことだって、散歩が好きなことだって言った。オマケに群馬まで歩いて行ったことまで行った。
 
大成功だ。かなり。

大成功だ。かなり。

あの、ほんとに大成功。

おしゃれで運動のできる沢山遊んでた大学生だと思われた。

あの、ほんとは大失敗かも。

自分に存在しない無い青春が記録されていくのはちょっぴり苦し面白いけれど、そのスタンスから始まる23歳カツヲは奥深いぞ。
パリピのとっつきにくさなんてもん1ミリもないからね俺なんて。

クラブは行かない。好きな音楽の幅が狭すぎてフェスも行かない。身体に悪いからタバコは吸わないし、健康体で居たいからお酒もほとんど飲まない。

パリピとは大きくかけ離れたカツヲを構成するのは、料理、散歩、ギター。




料理、散歩、ギター。





えぇぇぇぇ、、キモ、この趣味。
女ウケ狙ってるヤツみたい。
やってる大学生みたい。まったくやってないのに。
「やってんなぁ笑」
って大学生に言われてまう。こんな趣味の羅列。
そんで
「ちょ、だるいてぇ笑」
って返す大学生すぎる。この趣味の羅列。


サッカーが下手でよかった!勘違いしてサッカー続けていたら完成していたよ、ほんものの“だるいてぇ笑”が。

水泳やってて良かった。水泳やってる人で本当の陽キャは北島康介しか居ないって言われているから。



“だるいてぇ笑”の蓋を開けてみれば出てくるのは、美味しいものが食べたすぎてアホみたいに料理をしてしまって寝不足になる人間だよ。
抑えきれなくなって自分を救うために夜中にギターを弾いてしまうせいで寝不足になる人間だよ。
自分を見つめ直すためにアホみたいな距離を歩いて自己破壊的に愉悦に浸る人間だよ。





偏屈な趣味をチラ見させつつ、フルスロットルで変なボケを少しずつ織り交ぜていたらあっという間に馴染んでいたんだ研究室に。


オマケに、ほんとに純度100%の考えなんだけど、
「小松菜奈は自分にほんとに興味が無さそうだから好き」
だとか
「中途半端な人間関係は距離が離れれば自ずと切れるから良い」
だとか
「27歳ぐらいでインドに行って死にたい」
だとか言っていたら

“とがってる”

と言われるようになった。




嫌すぎるだろ!ウケるけど。

それ故に、研究室の先輩の恋が実った話に死ぬほど嬉しがっていたら驚かれたよ。

嬉しいだろ!人の恋愛の話なんていくらでも聞けるし、いくらでも実ったっていいもんね。





自分がもし“とがってる”ではなく“だるいてぇ笑”の人生を歩んでいたのならさ。


例えば冬になるとほっぺが真っ赤になる野球部のマネージャーと密かに付き合っていたとして。
よく見たら同じキーホルダーをリュックに付けていたりして。
2人の関係性について誰も知らないのに何故かわけわからん教育実習生にだけバレていたりして。
なんか一緒に応援団やってて踊ってたりして。

みたいな青春があればいいんだけれどさ、“とがってる”人生を歩んできた自分の歴史には刻まれてないんですよ、そんな青春。



一体全体何をしていたんだ。

メジャーなものから逃げ続けていたが故に出来上がった“とがってる”男。
『千と千尋の神隠し』を観たことがない“とがってる”男は

“カオナシ”はなんで“カオナシ”って言うんだろう。顔あるのに。

と思いながら、夢と現の春探しを始めるのだ。
唯一通っているイナズマイレブンとヒロアカの知識を抱え、偏屈な人生で煮詰められたグロテスクな感性と共に、まるで“アオハル”のど真ん中を歩いてきた風な顔をしているのだ。



ほんとに何をしてきたんだ。
こうやって思い返した時になにも無さすぎて悲しくなるよね。
いや、3つぐらいはあるもんね。だなんて自分に反論するのは、耐えがたさに耐えがたさを重ね続けてそれはそれは美味しいミルフィーユが出来てしまいそうだから辞めよう。




“だるいてぇ笑”の薄皮のまとい方なんか知らないからさ。

絢爛な箱に入っているのは心優しき猫なんだけれどさ。きっと。





Cat in the temple







そんなこんなで滑り出し快調の俺。

3ヶ月経った今現在、すべりキャラ、確立いたしております。
素晴らしい。滑り出し快調です。


高校時代の俺は“無限滑り地獄”と呼ばれていたんだ。
週5回の通学で、思いつくボケの質の確認をせぬまま、シナプスを通り抜けた音を口から漏らす。
受験期のなんとも言えぬピリピリ感の中でユーモアを渇望した男のクソボケは、教室の空気を凍結させて直ぐに消えてった。



大学時代の俺は冴えていたんだ。
週5回の通学では自分のボケの殻を破ることなく大切に温めて、土曜日の居酒屋バイトで少しずつ殻にヒビを入れれば、日曜のプールバイトで大爆発させていた。
止まらぬ早さでボケ続け、滑ればすぐさま天才的なボケで上書きを重ねる打率5割5分の強打者カツヲは、開閉式の天井から見える蒼天に日々のフラストレーションを貫きまくっていた。


そして大学院の俺はまた滑っているわけだ。
これまでの“とがってる”人生で醸成された複雑な思考と、世間錯誤な端っこのカルチャーを織り交ぜすぎた曖昧模糊なボケは、相手に届いた瞬間に霧散して消えていく。
まだ自分を“滑るヤツ”と見限らないでいてくれている人に万人ウケを狙ったボケをした時には、なんとも素晴らしい大爆笑(当社比)を掻っ攫いつつ心の安寧を手に入れる。
挑戦と休憩を交互に繰り返すボケサウナを楽しんではチルってしまう俺は“だるいてぇ笑”そのもの。



身を削って発揮されていた高校時代の凍結ペンギン1号は、大学時代TPOに配慮した安全な蒼天ペンギン2号へと進化し、今現在、立体感を増した挑憩ペンギン3号が持ち技になっているんだぜ、勝って泣こうぜ。




なんでそこまでボケるんだ、って?
そりゃもちろん俺はスーパーヒーローになりたいからだよ。
スーパーヒーローになるためにはユーモアってのは大切だからね。

親愛なる隣人になりたいわけだけれど、ユーモア溢れたスーパーヒーローになりたいわけだけれど。
研究室にたまに蜘蛛が出るからさ。化学系の研究室の空気に曝露された蜘蛛がいる訳だからさ、あとは噛まれるだけなんです。目標のためには。
俺ってユーモアはもう充分(笑)だからね。



実はスーパーヒーロー適性はバッチリなんだ。

あのねぇキャリア教育系の授業、各回のレポートのほとんどをスーパーヒーローに関連付けて書いた。

「私は将来、世界中に蔓延る悪を挫くスーパーヒーローになりたい。このことを踏まえて今回の授業で参考になったのは起業に関する部分である。今はまだブルーオーシャンとも言えるスーパーヒーローは自営業であるはずだから、、、」

と言った具合だ。

そんなこんなでユーモア(俺はほんとにスーパーヒーローになりたいからユーモアと表現するのは誤りだけど)と引き換えに単位を棄てたはずのこの授業の評価は、100点満点中95点だった。
ねぇ、適性バッチリでしょ?




忘れらんねぇんだけどさ。

一昨年から2年間連続でプールバイト一緒だった大好きな先輩のKさん、同い年のHの3人で旅行に行ってるのよ。
今年はもう2人とも社会人で。というか、Hに至っては地元の北海道に帰ってしまったから今年は無理そうだけれども。

2024年はねぇ、金沢からの帰り道、高速道路でフワちゃんの小便の話をラジオで聞きながら迎えたわけだけど、その後止まったパーキングエリアに降りるや否やわざとらしく大爆走してトイレへ向かい、わざとらしく大爆走で帰ってきたら

いや〜今年初の筋トレでもやりますかねぇ

と呟いて冷ややかな視線の中腕立て伏せをし、

今年の目標は?

とふたりに振って、「ビック3(ベンチプレス+デッドリフト+スクワット)で400kgを超える(Kさん)」、「穏やかに生きる(H)」とまともな回答が返ってきてる中、カツヲはこう答えた。



あ、俺っすか〜?スーパーヒーローになりたいっすね。




どんすべり。爆走から腕立て伏せ、スーパーヒーローまでの件、全部どんすべりだったんだけどさ。
ねぇ、適性バッチリでしょ?



ホントなんだよ。俺はほんとにスーパーヒーローになりたい。
例えば自分の苦しみに閉じこもって出てこれなくなっている人を救う、そんなスーパーヒーローになりたい。
すぐにネガティブになってしまって、狭い箱から飛び出せなくなってしまっている人を救う、そんなスーパーヒーローになりたい。

うん、綺麗事です。

ただ自分を、自分みたいなヤツを救いたいだけなんです。
自分の為が誰かの為になればいい。そうしたら自分の為になるからね。

サッカーをやっていて唯一褒められた視野の広さで常にマイノリティーに寄り添って、自分の利益よりも他人の利益を尊重して生きていきたい。

でもそんなこと考えなければ直ぐに幸せになれるんだろうけども。



MBTI   HERO
俺と一緒に悪に食い荒らされた世界を支えていこうぜ。




Cat in the Ayutthaya









猫がいるんです。
大学院のキャンパス内に猫がいるんです。



人懐っこいゴウちゃん(写真手前)と、レアキャラのジュニア(写真奥)。


猫って良いですよね。
2022年の夏。島旅行で人懐っこい猫に出会った時から夢中。



気だるそうな顔をして撫でてほしそうに近付いてくるくせに、気まぐれにどっかへ行ってしまう猫。良いですよね。


2024年の春。タイ旅行で出会った細身の猫も忘れられない。

自由気ままでしなやかで、少し寂しがりで素っ気ない彼らは、今日もしっかりと生きている。




キャンパス内の隅っこで寝転ぶ彼らに会いに行く。
毎日会いに来るネガティブ男に少し鬱陶しそうな顔をして寄ってくる彼らが愛らしい。






こりゃまた耐え難い男が生まれてしまっているよ。
マジでキモイ。
料理が好きでギターが好きで散歩が好きで、猫が好き。
キモイ。

あぁ辛い。耐え難い。

ネガティブになった自分を俯瞰でみて、さらにネガティブになってしまう救いようのない男なんだよ俺は。

ギターも料理も散歩も。自分のメンタルを救うためにやってる。それがたまたま楽しくて仕方ないから趣味になってるんだ。
そんなヤツだから猫が好きなんだよ。


こんなどうしようもないネガティブも、ぐちゃぐちゃの思考も、今までの人生も、これからの人生も何もかも全て捨てて、あーぁ猫になりたいなぁ。

なんてこと言ってしまったら、ネガティブメンヘラ猫になりたい男が完成してしまうわけで、それはあまりにも耐え難く、あまりにも嘘すぎるから。

せめて“とがってる猫好き”のままで居させてくださいな。













って気づいた時には10分経ってたでしょ。

さて、思考実験の続きだ。
とは言ってももうすぐ終わるよ。ただ箱を開けるだけ。
一応、蓋を閉める前の箱の中の様子を復習しよう。

耳の形は?目の色は?鼻の大きさは?
身体の大きさは?鳴き声は?匂いは?
毛色や模様は?

そうして一呼吸置いたら、さて蓋を開けてみよう。









…………









蓋を開けると、箱の中にいるのは結局さっきの猫と全く一緒。

模様も目の色も大きさも鳴き声も全部一緒でしょう?

でも真っ暗で息苦しい箱の中に10分間放置されて少しだけくたびれた猫がいるわけで。
ちょうど10分間分くたびれた猫がいるわけで。



そういう感じだよね。


ほとんどなにも、変わっていない。


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