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『十三年前の今宵に惜別の別れがあった事を覚えているかい?』

20200724 『十三年前の今宵に惜別の別れがあった事を覚えているかい?』
#病み投稿

最近またしてもニーチェにハマっています。

先日の告知では無いのですが、心を吐き出さないと苦しくて。
今日だけはどうしてもセンチメンタルな心持ちになります。
例年の若く、ひまわりを添えて「馬鹿野郎。また来るわな」と言って。

十三年前の今頃、深夜に彼は自らの人生に終止符を打った。
今年の五月末、母方の祖母が満90歳で人生の幕を降ろした。

『死』に違いないのだけど、周囲に与える意味は大きく違う。
だけど、
この身体になってから『死』を望まない日は無い。
それでも周りは「生きろ」と言う。
こんなに苦しい事は無い。

この一年弱、改めて身体の病気について調べ、何度も遠方の病院まで足を運び、検査に検査を重ね、漸くしっくり来る病気が見つかった。
しかし、一番遅れていた病気だった。
諸事情によりまだ病名を記述する事は出来ないが希少難病だった。
家族でも母親しか知らない。

まだ受け止められてなくて。
人間なら誰しも望むだろう事に刃が刺さった。

『欺瞞と保身の間に生まれた業』なのか?
「生まれてこなければ良かった。」
猜疑心が自暴自棄を生んでいる。

もう、十分頑張ったと思うんだ。

だけど。

まだ『死』を選ぶ事は許されない。
今、死んだところで何も解決しない。
兄として
男として
絵描きとして

まだ守るものが僕を生かそうとする一筋の光。

…ちゃっちゃと有名になって早く旅立とう。
こんなも生き辛い世の中で満身創痍の身体も心も全て解き放ちたい。

その為に生きる。


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