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人に期待することをやめた理由

まっ!っというわけで、はるばる仙台から関東すっ飛ばして大阪に引っ越してきたわけなんだけど。

復興事業で燃え尽きちまって、全く仕事をする気がしない。

至る所の建築現場のゲートや囲いを見るたびに、吐き気がしてくる。

が、転勤先の大阪の事務所では、何を俺に期待しているのか知らんけど、丁重な扱いをその時はされていたよな。

それもそうだよな、だって大阪のトップがあの寿司屋の上司なんだから。

出世したもんだの〜(誰のおかげよ!)

信念も理念も全くなくなった俺が、新しい職場でやりがいなんぞ、見つけることなどなかった。

寿司屋の上司は、不遇の待遇を受けている俺を上に上げたいのか、達成したら昇進するだろうなという案件を、要らないのに与えてきた。

この時の俺に必要なのは、休む事だ。
全てをリセットできるように、何もかもを休ませることだった。

が、表のいい顔をしようとするバカな俺が、やりたくもない仕事をして失敗する。

やりたくないことは、やりたくないとハッキリ意思表示するぐらい、自分がしっかりしていれば良かっただけの話なんだが、サラリーマン病だよ、これは!

そんで、寿司屋の上司に言われたのが、『俺の顔に泥を塗りやがって!』って言ってやがったぞ!

ここで俺はハッキリ目が覚めたんだよ。
『ああ、コイツは自分のことしか考えちゃいないんだ!』ってな!

今まで思い返して見れば、仕事のしすぎて体を壊して入院したときも、見舞いにも来なかったし、同僚が亡くなった時も、上司のくせして葬式にも来なかったんだよな!

なんで俺はこんな奴に期待していたんだろう。
なにを期待していたんだろうな!
そこまで出世できたのは、誰のおかげなんだろな!
恩を仇で返されたってのはこういう事か?

冷静になって考えれば、簡単に分かることぢゃねーかよ!

サラリーマンやり過ぎて、頭がおかしくなってしまったのか?

そう、この頃から人間に期待をすることはなくなってきたんだ。

つづく!

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