【コラム】値上げするタイミングについて①
サロンが順調になっていくと、人を雇うor単価を上げて、売上を拡大したい!と思うのは自然なことですよね!
単価を上げるには、【購入点数を増やすor価格自体を変える】しかありません。
今日は、【値上げ】(価格自体を変える)そのタイミングについて。
基本的に、
稼働率が70%を超えはじめてから検討していきます。
80%を超えたら実施をしていきます。
稼働率とは、自分の総稼働時間から施術をしている時間を割ったものです。(または空きコマ数でカウントします)
例)
月100時間働く→50時間分の空きがある→稼働率50%
or
月50名を受け入れられる予約枠がある→25名の予約→稼働率50%
70%を超え始めると、お客様が希望の時間帯に予約を取れなくなることが少しずつ出てきます。
80%を超えたら顕著に出てきます。
いつものお客様をいつもと同じ周期という運営でやっていくなら、稼働率はあまり高め過ぎない方が良いですね!(90%くらいを上限にすると良いです)
稼働率が高まってきたら、値上げするタイミングとしては◎です。
もちろん上げずにそのまま運営してもOKです。
単価を上げることで、お客様を失客してしまう可能性があります。
失客をしない為に、値上げをする手順があります。
手順通りに進行すれば、ほぼ失客はしません。
もし仮に少し失客をしてしまった場合は、下記考えを持っていればプラスしかないと気づけるはずです。
失客→新規集客→単価の高い状態のサロンになる。
結果、良い状態につながります。
稼働率が80%を超えているサロンであれば、ネイリストとお客様の関係値もある程度の深さがあります。
リスクは少ないのです。
値上げは、少ないリスクでそれなりのリターンが見込めます。
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講師:小島 健太/美容サロンコンサルタント