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トラブル爪の施術、どこからが医療行為??

高齢化が急速に進む日本。
2025年問題を目の前にして、コロナ禍もあり、多くのネイリストが“爪のプロ”として、トラブル爪への施術に着目をするようになってきました。

まず、トラブル爪とは一体何を指すのか?
トラブルを抱えていそうな爪を目の前にしたときにみなさんはどうしますか?
健康な爪と比較すると、色や形に何かしらの変化が見られたらそれは「トラブル爪」です。

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a.巻爪
b.陥入爪
c.肥厚爪
d.爪白癬
e.カンジダ菌
f.爪下血腫
g.メラノーマ
h.乾癬
i.爪甲剥離
など

では、これらの爪の施術はどこからが医療行為なのか???
この記事を読み進めるみなさんはそこに興味がありますよね。

答えは
a~iまで全ての爪の施術が医療行為です。
「えーーーーーっ(;’∀’)‼️」

と焦る方もきっといますよね。
今の日本の法律では、巻爪の施術ですら医療行為なんです。

でも。でもですよ。
なぜそこに着目しているのか、その理由が大切です。
ルール(法律)で一度決められていることがあったとしても、そこには時代背景や環境に応じて改革が必要なわけです。

ネイリストがトラブル爪に着目するようになったのは何故なのか?
まずそこから紐解いて考えてみたら納得ができるかと思います。

私(特定非営利活動法人日本爪ケア普及協会理事長:松本めぐみ)がネイリストとしてトラブル爪に着目し始めたのは2012年でした。
障がい者施設に行き、毎年の職員講習を依頼され、高齢者分野に目を向け始めて危機を感じてNPO法人の協会設立までしました。

当時はまだネイリストがここまで“トラブル爪”に着目をしていなかった時代で、想像力(妄想癖と言うべき?笑)が豊かだった私は高齢化社会に訪れる爪問題を当時から訴え続けてきましたが、協力者は少なく心が折れそうになることもありました。

でも、都度、紐解いてみたのです。
何故、ネイリストである私がここまでトラブル爪の施術に使命を感じるのか?
何故、目の前にトラブル爪のお客様が溢れてくるのか?
何故、一度病院に行ったお客様がまだ悩んでいるのか?
何故、病院に行ったのに解決しないのか?
、、、何故?、、、何故?、、、なんでだろう?

このままでいいのだろうか??

トラブル爪に向き合いたい想いがあるネイリストは、きっとこういう何かしらの(何故?)から行動が始まっているのだと思います。

(ん~、、、何かありそうだけど、、、)
「お客様が隠したがっているから」とジェルネイルを塗布してしまっていませんか?

その“何か”を解決できる爪のプロへ、一歩ずつ進んでみませんか?


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