いくら必要?総合型スポーツクラブ設立

昨日は、起業にはお金はかからないのか?かけないくて良いのか?

というテーマでお話をさせて頂いた。

今日は、その話の続きで総合型スポーツクラブ設立にいくら必要なのか?

という話しをしたいと思います。


昨日の記事を読んだ方が理解が早いと思いますので、まだの方は是非参考に下記のリンクを読んで頂きたい。

さぁ読んで頂いたという前提で話を進めていきます。


実際にクラブを作るには、昨日も書いた通りほとんどお金をかけずに作れるのは作れる。

しかし、本当に事業としてはじめて行くには、やはり多少のお金が必要だ。

今の総合型スポーツクラブでは、主に2つのお金が使われる。

1、自己資金

ずばり、あなたやあたなの協力者のお金である。

ただ、クラブがどれくらい必要か、活動に応じて少しずつだしていったりするので、様々な問題がある。

・いくら必要かわからない。

・結局は代表個人が出して、設立後も回収できないこともよくある。

・少しずつ都度必要に応じて出していくので、管理が難しい。

・管理があいまいなため、法人設立後などうまく引き継げない。

などなど・・・。

個人で行う分スピードは速くなるが、その分管理がルーズになったり、代表個人の資産とクラブの資産が明確に分けれない場合が出てくるなど、結果代表が最後全部それらを飲み込まざるえないという状況をよく目にする。


2、助成金

国のお金である。この総合型スポーツクラブというのは、国がつくることを推奨してきたおいう経緯があるため、各地にクラブが設立されるよう、大金をばら撒いてきた。

そのため、当初必要なお金は頂けるが、これもまた下記の様な問題もある。

・申請からお金が振り込まれるまでの時間がかかる。

・申請に時間をかけたが、実際に採用されるかはわからない。

・採用されても、使用の制限がある。

・使用したお金の報告が結構大変。

などなどである。

ただ、ある程度もらえる金額がわかるので、その中で計画的にお金を使えるというメリットもある。

もちろん、助成金でもらえる金額=必要な金額という訳ではないので、どうやらいくら必要か?という問題は、違う観点から考えた方が良さそうだ。

しかし、その調達においては上記の2つの方法が現実的なものだと思う。


現金預金いくら必要か?

総合型スポーツクラブ経営においても、支払い能力がないと、給料や会場使用料などが支払えないので困ります。

一番最初のお金

設立にいくら必要か?ということで話をすると、やはり1年分の経費が支払える分くらいの現金は必要だと思う。

例えば

・人件費※当初一人で行うと言った場合なら、あなたの生活費が必要になる。もともと貯金があるという方や、なんとか実家暮らしでという方なら、正直このあたりは削れるところだろう。

・会場使用料→これはやはり削れない。これを削る=事業をしないということになるので、この使用料に必要な分は用意しておきましょう。

・備品代→サッカースクールなら、ボールにコーン・マーカー・ビブスなど練習に必要な用具を購入するお金が必要だろう。これは最初から完璧じゃなくても、参加者のレベルや人数などにあわせて購入を考えればよいだろう。

・広告費→皆さんここを一番削りたがるが、ぼくとしては一番削ってはいけないものだと思います。あなたのクラブや練習に人を連れてきてくれるのは広告です。チラシだったりウェブだったりSNSだったり、これは必ずやっていくことが必要です!むしろこれを最初からしっかりやって、それでも来ないなら、そもそも事業の見直しも必要だろう。

正確にはもっとあるが、単純に最低限必要なこれらを合計する。

これは、あなたが満足いく報酬を得るためではなく、最低限クラブを始めるのに必要な現金の準備の簡単な積算である。

人件費10万から20万

会場使用料5万程度

広告費月に3万くらいから。

これらをい合計すると、月に18~28万円ひつようです。

その1年分となると、200万から300万円程度はやはり必要になるだろう。

まぁ先ほども書いたように、人件費を含まなければ、96万円程度必要だろう。もちろんあなたの地域のグランドが使用料安かったり、するならこれらはもっと抑えられるし、広告をいくらかけるのかは、あなたの判断次第だろう。

どちらにしてもやはり100万円から300万円程度の資本金が必要な計算になる。これは以前あった有限会社の最低の資本金の金額が300万円なので、やはり起業に関してはこれらが最低限必要なお金になってくると思う。

もちろん、事業をはじめて半年をめどにやるというのも一つかもしれないので、その半分程度からはじめても良いかもしれない。

とまぁ、ここではおおよその金額を書いてみたが、あなたの実際イメージしている会場や、かかる費用を算出して、何名くらいをいくらで集めてクラブをやっていくのか、という事業計画を作ってみてはどうだろうか。

明日は、最初のお金とランニングのお金の違いについて、またわかりやすくざっくり説明したいと思いますね!

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宮城'亮'の主なプロフィール

Jリーグ全クラブ中3年連続ホームタウン活動No,1

クラブ初の1万人集客を達成!

◾️学生時代
・15歳でブラジルに短期留学し、こんなにサッカーで盛り上がる町を作りたい!
・20歳大学在学中にFC琉球の立ち上げに参加
・21歳大学在学中「FC琉球対ケツメイシ」を企画、3000名以上の人を集め注目される。
・22歳大学在学中に起業。ホームゲームの設営や運営、ファンが集まるコミュニティスペース「+9」をつくる。
・22歳アパレルブランド「PLUS NINE」(現P'lus Nine)を設立

◾️設立・職歴
・FC琉球立ち上げに参加。
・P'lus Nine設立(アパレル、イベントスタジオ、イベント企画)代表
・NPO法人ナインプロモーション沖縄設立 代表理事 スポーツ活動費の支援
・総合型スポーツクラブサンビスカス沖縄設立
・FC岐阜 地域貢献推進部 部長(3年連続ホームタウン活動Jリーグ No1、ホームゲーム初の来場者1万人達成)
・P'lus Nine株式会社設立 代表取締役
・日本脳性麻痺7人制サッカー協会 理事
・沖縄県総合型スポーツクラブ連絡協議会 代表
・一般社団法人ツノスポーツコミッション 代表理事(現在:理事)
・J.FC宮崎(宮崎県からJリーグ入りを目指す) 代表取締役


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読んで頂き誠にありがとうございます。 小さな町のクラブをJリーグに昇格させる。 不可能な話に聞こえるかもしれませんが、過去他のJクラブを昇格・経営してきた僕には、道筋がみえています。 このnoteで自分の給料を捻出したいと思います!支援のほど何卒よろしくお願い致します。