クラブ育成を行う理由

第5話まで、部活動の地域委託について書いてきたが、今日あたりから話が発展して、部活動とあまり関係なくなってくるが、その受け皿になりうる総合型スポーツクラブについてかいていきたいと思う。

、第1話から是非読んで頂ければと思います。

さて、話は前回から引き続きなぜ僕が総合型スポーツクラブ育成を行わなければならないのか?という話である。


理由は、有難いことに他の自治体からも「スポーツでまちづくり」をしたい!とお声をかけて頂きますが、ぼくの体は一つしかないので、これら知識を持った仲間に次の町の問題解決をしてほしいと考えているからです。

しかし、まだそういった仲間が少ないのが現状です。

実際にコンサルティングなんかもお願いされますが、地方創生はインチキコンサルが数週間でパッパと終わらせれるほど簡単なものではありません。

現に多くの自治体で、数千万円のコンサル費用を捻出し、1年後に課題だけ突き付けられたという事が発生しています。

そして、その課題を解決するには、数億円かかりますと告げられます笑

実際にこの様な場面に僕も出くわしたことがあります。。。

この様に、本当にその地域と向き合って課題を解決したい!と思っていない人がお金だけもらっていなくなるというのが本当に残念でなりません。。

しかし、地域で頑張る人がいないため、これらインチキコンサルに頼らざるを得ないのが現状なのです。

だから、僕は地域課題に取り組む総合型スポーツクラブさんに、知識や経験をお伝えすることで、その様な被害にあわない様にして欲しいと考えているのです。

あなたにあなたが住む町の頼れるコンサルタントになって欲しいのです。


でも、なって欲しいからと言って簡単になれるもんでももちろんありません。


まずは初めに自らのクラブや会社などでの何かしらの実績が必要になるでしょう。

そして、これら実績といってももちろん一人ではなく、組織全体で成し遂げたものだと思うので、これらを再現性のある形に落とし込まなければなりません。

あなたが、それを別の組織で再現できそうだから、人はあなたにその仕事を依頼するのです。

そのためには、やはり経験だけではなく、人への伝え方、自分がやってきたことの何に価値があるのか、そしてその知識のさらなるブラッシュアップが必要になるでしょう。

最初は、自分で「僕がその仕事引き受けます!」とも言いにくいでしょう。

自信をもって手があげれるようになるために、知識を付けて、仲間を見つけ、徐々に独立していけば良いと思います。

そして何より大切なのは、本当にあなたがクライアントをあなたのスキルで幸せにする!と強く思うことです。

そのため、どれだけ条件の良い仕事だったとしても、得意分野じゃないものは引き受けない方がいいでしょう。

誰もハッピーになれません。

やりながら自信をつけていくこともあると思いますが、まったく畑違いのものだとまずいですよね。。。

総合型スポーツクラブをしっかり運営し、このスポーツを活用した問題解決方法を学び、是非地域のスポーツコンサルタントとして活躍してほしいと思います。

今までは、スポーツ活動はただお金を浪費すると思われていたかもしれません。

しかし、このスポーツでどうお金を使うかで、移住に繋げたり、交流人口を増加させたり、介護予防を行ったり、様々な問題解決が行えるようになるのです。

すべての予算が、お金を増やすために使われるものではありません。

とくに行政の仕事では、お金を増やすということよりも、いかに効果の高いものに効率よく予算を使うか?というのが求められます。


あなたが、地域課題をスポーツで効率よく解決できるなら、どうどうと手をあげお金を頂いてよいのです。

そのために、しっかり学び自信をつけて欲しいと思います。


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宮城'亮'の主なプロフィール

✔Jリーグ全クラブ中3年連続ホームタウン活動No,1

✔クラブ初の1万人集客を達成!

◾️学生時代
・15歳でブラジルに短期留学し、こんなにサッカーで盛り上がる町を作りたい!
・20歳大学在学中にFC琉球の立ち上げに参加
・21歳大学在学中「FC琉球対ケツメイシ」を企画、3000名以上の人を集め注目される。
・22歳大学在学中に起業。ホームゲームの設営や運営、ファンが集まるコミュニティスペース「+9」をつくる。
・22歳アパレルブランド「PLUS NINE」(現P'lus Nine)を設立

◾️設立・職歴
・FC琉球立ち上げに参加。
・P'lus Nine設立(アパレル、イベントスタジオ、イベント企画)代表
・NPO法人ナインプロモーション沖縄設立 代表理事 スポーツ活動費の支援
・総合型スポーツクラブサンビスカス沖縄設立
・FC岐阜 地域貢献推進部 部長(3年連続ホームタウン活動Jリーグ No1、ホームゲーム初の来場者1万人達成)
・P'lus Nine株式会社設立 代表取締役
・日本脳性麻痺7人制サッカー協会 理事
・沖縄県総合型スポーツクラブ連絡協議会 代表
・一般社団法人ツノスポーツコミッション 代表理事(現在:理事)
・J.FC宮崎(宮崎県からJリーグ入りを目指す) 代表取締役


#宮城亮
#スポーツビジネスゼミ
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読んで頂き誠にありがとうございます。 小さな町のクラブをJリーグに昇格させる。 不可能な話に聞こえるかもしれませんが、過去他のJクラブを昇格・経営してきた僕には、道筋がみえています。 このnoteで自分の給料を捻出したいと思います!支援のほど何卒よろしくお願い致します。