【あなたはどっち?】休日に取引先からかかってくる電話は対応するべきなのか?
■ 仕事が休みなのに取引先から電話がかかってきてストレスを感じる
■ 休みの日にかかってくる電話って出るべきなの?他の営業マンはどうしているの?
今回はこんな疑問にお答えしていきます。
☑ 本記事の内容
● 休日にかかってくる電話は対応するべき?
● 休日に電話かくる理由とは?
● 休日の電話対応を少なくする3つの方法
● まとめ
☑ 自己紹介
こんにちは!たすけ(@tasukeblog)です。
この記事を書いているボクは自動車部品メーカーで営業の仕事をやりながら当ブログで情報発信しております。
発信内容については以下になります。
① Twitterでは本業でおもに取り扱うタイヤの重要性をわかりやすくお届け
② noteやブログでは営業に関する知識やノウハウをお届け
今回は『休みの日に取引先からくる電話って対応するべきなの?』といったテーマで記事を書いてみようと思います。
ボクを含め、営業の仕事をしていると誰しもが経験し、疑問を持たれたことがあるのではないでしょうか?
ご自身の今の状況に合わせ、参考にして頂けたら幸いです。
☑ 休日に取引先からくる電話は対応するべき?
結論を先に言ってしまうと、対応するかしないかはあなた次第です。
おいおい、なんだその曖昧な答えは...。と怒られそうですが、具体的な理由をもとに解説していきますね。
多くの営業マンは、1度は悩んだことがあるのではないでしょうか?
仕事が休みの日に突然鳴りはじめる会社の携帯電話。
■ 出たほうが良いかな?
■ 休みだから出なくていいんじゃないかな?
■ 緊急の電話だったらどうしよう?
悩みますよね。休日にかかってくる電話は対応するべきでしょうか?
ちなみにボクの場合は対応しちゃってます。
☑ 先日こんなツイートをしました。
賛否両論あると思いますが、ボクの場合は電話に出て対応します。
あくまで『ボクの場合は』です。
これには理由が2つあって、それぞれご紹介すると、
【1つめ】 休みとわかっているのに電話をしてくるのは特別な理由があるから
ボクが休みだと知っているのに、お客様が電話をかけてくるのは緊急性が高い困りごとに直面している場合が多いです。
ボクは自動車の部品を取り扱っているので、
最悪の事態とは車が故障し、道端で動けなくなったときに電話がくることが多いですね。
ここに関しては、職種や営業で『取り扱うモノ』によって対応が分かれるところかと思います。
【2つめ】 自分にとって『デメリット』を予測できる環境だから
休日にかかってくる電話対応をしないことで、今後の取引において面倒なことに発展する場合がある、競合他社に付け入る隙をあたえてしまう。
といった大きなデメリットを予測できてしまうといった理由もあります。
先ほど紹介した理由の繰り返しになりますが、休日にかかってくる電話は緊急を要すると分かっている場合がほとんどです。
そんな状況で電話対応をしないと、後々自分が不利になってしまうことが多いですね。
また、お客様としても緊急性が高いトラブルに直面した場合は、とにかくトラブルを復旧しなければならない状況になります。
となれば、こちらが電話対応をしないと競合他社に問い合わせがいってしまい、結果的に競合他社に付け入る隙を与えてしまうわけです。
☑ 大前提は『電話に出ない』です
『おい!どっちだよ!』と言われそうですが、
休日は心身ともにリフレッシュすることが大切です。
例えば、
・家族サービス
・自分の趣味に時間を使う
といったように、仕事から開放される唯一のひとときでもあります。
もちろんですが、勤める会社とのあいだに『休日に電話対応する』といった契約はありませんし電話対応する義務もありません。
よって、基本方針としては休日にお客さんからかかってくる電話には出る必要はありません。
しかし、時と場合によっては、
● 対応しないと後々面倒なことに発展する場合がある
● 競合他社に付け入る隙を与えてしまう
といった理由から電話対応が求められる場合があると認識しておきましょう。
☑ 休日に電話がくる理由とは?
そもそも、なぜ営業中でなく休日に電話がかかってくるのでしょうか?
休日に電話がかかってくる理由を明確にして、事前に対処しておけば防げる場合もあります。
休日に電話がくる理由は以下の4つになります。
その① 自分のミスが原因の場合
その② 社内の人から電話がくる場合
その③ お客さん側で何かしらトラブルがあった場合
その④ 営業日や営業時間を理解していない場合
1つずつ解説します。
☑ その① 自分のミスが原因の場合
これは当たり前の話ですが、仕事が休みの前日に何かしらミスを犯し、そのミスに気付かないときはお客様から電話がきます。
例えば、自分が休みの前日にお客さんへ商品を納めたとします。次の日にお客さんが確認したら発注した商品と違う物が届いている。
この場合は当然ですが、お客さんからクレームの電話がきますよね?
しかも、この場合は完全にあなたのミスがトラブルに発展しているため、休日と言え電話対応しないと後々に大問題になってしまうかもしれません。
この場合は自分のミスを認め、休日とはいえ適切な対応をするべきです。
☑ その② 社内の人から電話がくる場合
自分が休みの日に、業務を引き継いだ同僚や後輩社員からかかってくる場合もあります。
特に業務レベルが未熟な社員に仕事をお願いした場合は、1人で行う業務に不慣れで確認の電話がくる場合が多いです。
また、仮に後輩社員とお客さんとの間で、トラブルが発生した際にもあなたに電話がかかってくる可能性が大きいです。
そうなると、休日といえど電話対応が必要になる場合があります。
☑ その③ 何かしらトラブルがあった場合
緊急性がとても高く、休日でも対応しなければいけないのがトラブルが発生したときの電話対応になります。
例えば、先ほどご紹介したボクの例や、お客様の稼働が土日に関係ない場合などは、あなたの休日に関係なく電話が入る可能性があります。
☑ その④ 営業日や営業時間を理解していない場合
お客さんがこちらの営業日と営業時間をちゃんと把握しておらず、悪気はないのに電話をかけてくる場合もあります。
特に、取引先の職種によりお客さんの稼働日とこちらの休日が合わない場合に電話がくることが多いです。
☑ 休日の電話対応を少なくする3つの方法
それでは休日の電話対応を少なくする3つの方法をご紹介していきます。
むずかしい方法ではないので、気軽に実践して休日にかかってくる電話を減らしてみましょう。
その① 営業日と営業時間は『はっきり』伝える
まずは自社の営業日と営業時間をはっきり相手に伝えましょう。
繰り返しになりますが、お客様の稼働日とこちらの休日が合わない場合に電話がくることが多いです。
この場合は、休日に電話対応した次の営業日に改めて訪問し、お客さんの様子を伺いながら、
■ 先日はありがとうございます!その後は特に問題なかったでしょうか?
■ ウチの会社ですが○○曜日は定休日なんですよ。
と営業日を周知することで、お客様にこちらの営業日を理解してもらうきっかけになります。
休日に電話対応した次の日や、何気ない会話の中でさりげなく伝えることが効果的です。
その② 事前に電話が多い取引先を訪問しておく
休みの日に限らずですが、あなたに電話をかけてくるお客様ってある程度決まってませんか?
100社を担当してて100社から常に電話が鳴り響くことって、まずありませんよね。
ちなみにボクの場合だと1週間でこまめに電話がくる取引先は、全体の3割くらいの肌感です。(このあたりは業種により違いはあると思います)
そのなかでも、
日頃から電話対応が多いお客様を休みの前に訪問し、様子を伺っておくことで電話がくる確率を大幅に減らすことができます。
また、事前に訪問した際に会話の中でさりげなく休みを周知することも効果的な方法です。
その③ 休日の問い合わせ方法を決めて周知する
休日の問い合わせにルールを決めて周知するのも効果的です。
例えば、子育て世代の人であれば、
休日は子供との時間に当てているため、基本的に電話に出ることができません。可能であればショートメールなどでご連絡いただければと思います。
と伝えておきメールで連絡をしてもらうやり方も効果的です。
メールでの連絡であれば、内容を確認し緊急性が高いものだけ対応することができますし、先にルールを決めて伝えておけば無理に電話にでる必要がなくなるので、気持ちも楽になります。
しかし、メールが苦手、メールが嫌いといった人も多少ながらいます。
その場合は、あきらめましょう(笑)他人の変えることはできないので。
電話に出て、素直に『今日はお休みいただいておりますがどうかしましたか?』と伝え、今日は休みだということを周知しましょう。
☑ まとめ 休日に電話がくるのは頼りにされている証です
今回は『休日にかかってくる電話対応について』といったテーマで、休日に電話がくる理由と対処法をお話しました。
誰だって休日に仕事の電話対応はやりたくありません。しかし、
営業という仕事は、人と人との信頼関係で成り立ってます。
信頼関係があるから取引が続いていくし、信頼関係があるから『困ったときはあの人に電話しよう!』と頼りにされるわけです。
つまり、
あなたとの信頼関係があるからお客さんは『あなた』でなければダメなんです。
もしも、毎回のように休日に電話がくるようなら、勤めている会社のやり方そのものに問題がありそうな気がします。
その場合は一度、転職を検討してみてはいかがでしょうか?
参考にしていただけたら幸いです。
今回は以上になります。ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?