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足の親指がいたい!通風かも…高尿酸血症とは

風が吹いても痛いということから痛風と言うらしい。1番出やすい箇所は足の親指の付け根の関節。これが腫れ上がる。

検査は、血液中の尿酸値を見る。7がひとつの目安で、これより高いと痛風と診断される。
しかし、7以上でも全く痛みの出ない人もいるのだ。
かも、こちらの方が圧倒的に多いらしい。痛みが出るのは1割。
ほとんどが無痛である。これに高尿酸血症効果という病名がつく。

さて、この病気の怖いのは、動脈硬化である。血管が詰まりやすくなるのだ。心臓の冠状動脈にでれば死に至る病といえる。

2011年に日本の帝人ファーマと言う会社から新薬が出た。フェイブリックという名称の薬。比較的に、副作用が少ないことが売りのようだ。

しかし、近年、欧米の研究者から結構副作用が出ているという報告が出された。また、1度使い始めて、やめたとしても、副作用から逃れられないと言う。薬だけに頼らず生活全般を見直すことが求められる。

具体的に見ていこう。
(1)アルコールを控える
(2)プリン体の多い食品を減らす
(3)暇メタボ改善する。
(4)適度な運動する。
(5)激しい運動は極力しない。

具体的に見ていこう。
(1)ビールなどはプリン体が多い。しかし、その他のアルコールも尿酸の排出を妨げるため、かなり控えめにする必要がある。理想は断酒である。
(2)こちらはあんまり考えすぎない。なぜなら、食事からの尿酸は全体の20%だからだ。
(3)特に果物の糖分は、尿酸の排出を妨げる。炭水化物の摂取もなるべく控えることを目指そう。
(4)(5)軽い運動はいいが、過度の運動は乳酸をふやし、尿酸の排出にも妨げとなる。また、ハードな運動後の飲酒は2日ほど、尿酸が排出されないようだ。

※尿酸は、人にとって大事な働きをしている。ビタミンCを体内で合成できない我々人類。実は、この酸化から身をまもるのが尿酸。だから、捨てるべき尿酸を再吸収しているわけだ。

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