見出し画像

厚生労働省でも推奨している『健康麻雀』 一体どこが健康に良いのだろうか!

#健康麻雀 #MCI   #終活
#軽度認知障害   #コミュニティービジネス

厚生労働省によると「麻雀」は健康に良いという。この健康とは、いったい何を指すのだろうか?ウェブ検索により調べてみると、どうやら「MCI」に効果があるという話しである。MCIとは、「Mild Congritive  Inpairment 」つまり軽度認知症のことだ。

ヒトは、正常と認知症のあいだにMCIという状態がある。いちど認知症になってしまうと、治療では改善がみられない。しかし、このMCIの状態なら、正常に近づけられるようだ。このMCI、物忘れはあるが日常生活には支障がない状態をいう。しかし、放っておくと、体験したことを全て忘れてしまうそうだ。食事の支度や買い物、さらに薬の飲み忘れもでてくる。

そうならないために、楽しみながらできるのが麻雀というゲーム。これを国が推奨しているというわけである。麻雀がとくに良いという理由は、次のことが考えられるようだ。①ルールを理解するという脳の働き。②手や指をかなり使わなくてはならない ③人とのコミュニケーションが必要となる ④ 2つ以上のことを同時に行わなければならない  ⑤一定の速さで行うことも要求される。

とくにデュアルタスクと言って、これら全てをほぼ同時に行わなくてはならない。慣れてくれば頭を使わなくても自然にできるのだが、初めたばかりは少々戸惑うかもしれない。しかし、これが脳の衰えをふせぐには有効と言える。

私が初めて麻雀をおこなったのが10歳のとき。我家に大学生のイトコがいて、麻雀をやりたがっていた。父も麻雀大好き人間。すぐに2人は意気投合して、麻雀をやることになったようだ。しかし、メンバーが4人揃わない。そこで仕方なく、小学5年生の私に麻雀をやらせたという次第である。

本格的に麻雀をやったのが、大学1年2年生のとき。あの時、なぜかやたらと休講(先生都合の休み)が多かった。つぎのカリキュラムまで90分以上も時間が空いてしまう。そこで、大学のすぐ横にあった雀荘へと皆で繰りだしたわけだ。

しかし、就職してからというもの、この麻雀とはまったく縁がなかった。仕事が一段落つき、つぎに何をするかとなったときに、麻雀教室を思いつく。じつは地域の問題を、地元の人間が起業で解決するコミュニティービジネス事業を立ち上げるためだった。

仲間を集め「終活支援」事業をおこなう予定だった。その前段階として、この「健康麻雀教室」を始めたというわけである。事業のメインは終活支援だったのだが、中心となるメンバーが病気になり、こちらは断念することになった。しかし、健康麻雀教室のほうはコロナ禍でもどうにか乗り越え続けることができている。

*麻雀教室の始め方
私の強みは、麻雀についての知識を人一倍持っていた点だ。かなりのブランクはあったが、ほとんど忘れることがなかった。麻雀の場合、じつは様々なルールが存在する。これについても十分な知識があった。

住宅の一階は店舗だったが、そのときはすでに廃業して空いている状態。ここに必要な備品を買いそろえた。麻雀牌、麻雀マット、麻雀用デスク、椅子、座布団などなど。これらを6卓分準備した。

あとは帳票類の作成と、テキスト30セットほどを作った。そしてチラシ作りをおこなったのだ。いまは「ネットで印刷」の時代。手軽にできて、カラーA4片面が1枚2円だった。2000部ほど印刷を依頼し、近隣の住宅にポスティングをおこなう。

オープン1週間目の応募は無し。しかし1ヵ月後には20名となる。それから徐々に増えてゆき、最大40名まで増えた。しかし、コロナ禍で一気に縮小。現在は始めたころの20名弱となっている。

今後については、会員の新たな募集を考えているが、未だできないでいる。じつは2023年春に私が体調を崩したためだ。自分では治ると信じて治療を続けている。しかし、いまだ治る気配は無い。

まとめ
麻雀教室の一番の難しさは、四人単位でヒトを調整しなければいけないこと。麻雀のレベル(上手な人、下手な人)もあるが、性格(のんびり型、せっかち型)もあって、あの人と麻雀をやりたくないという希望も多い。これが一番苦労する点ともいえる。

ただヒトに役立つことをしているという自負もあり、今後もできるだけ長く続けていくつもりではある。もう一つやってみてわかった事は、女性が元気だという点だ。このところ男性は、それぞれ病気を抱えている人が多くなった。さらにメンバーが減りそうなので、近いうちに新たなメンバーも増やしていかなければ!と考えてはいる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?