社内でSalesforce認定Administrator講師をしてみたお話
きっかけと思い
きっかけは社内でSalesforce初心者の方にSalesforce認定Administratorを取得出来るようにサポートしてほしいと言われたのがきっかけです。
正直なところ、資格を取得するだけであれば、インターネット上に散らばっている過去問を暗記すれば記憶力や要領の良い方だったら一ヶ月もあれば取得出来てしまうと思います。
けれど、資格を取得するのだけが目的ではないと思っています。
Salesforce製品の考え方を学び、実業務で使用できるようにして、その知識が一定正しく身についているかどうかを確認するためのものが資格だと思っています。
そのため、自力で勉強してね、ではなくて誰かが口頭で講義をして質疑応答を受けた方がその人のためになると考えました。
そこで、会社に許可を得て、Salesforce初心者向けのスライド作成&講義をすることにしました。
講義内容
概要
全18回
毎日30分
スライドを投影して講義
講義を録画
専用Slackチャンネルを作成して、講義終了あとにスライドと録画、受けた質問の参考サイトなどを共有。
講義内容
1回目
Salesforceの資格全体について
adminの試験範囲
Salesforceの特徴
基本的な構造
オブジェクト
2回目
項目(標準・カスタム)
データ型
リレーション
3回目
レイアウトの仕組み
ページレイアウト
Lightningアプリケーションビルダー
動的フォーム、アクション
4回目
ボタン、クイックアクション
検索レイアウト
テーマ及びブランド設定
5回目
レコードタイプ
プロセス
6回目
リード
キャンペーン
7回目
取引先、取引先責任者
商談 (確度と営業管理の考え方)
8回目
商品
価格表
商談商品
9回目
ケース
活動、ToDo
10回目
責任共有モデル
多要素認証
11回目
アクセス権:組織
アクセス権:オブジェクト
12回目
アクセス権:レコード
アクセス権:項目
その他セキュリティ機能
13回目
レポートの機能
14回目
ダッシュボードの考え方
15回目
自動化の種類
数式項目、関数
入力規則
ワークフロールール
プロセスビルダー
承認プロセス
16回目
フロー
フローの事例
17回目
データ品質の強化
マージツール
データのバックアップ
Sandbox
リリースツール
変更セット
過去データを見たい
18回目
外部システム
ID ユーザー管理(作成、無効、トラブル、ライセンス)
その他(商品スケジュールやテリトリーなど)
講義内容は、基本的な情報に加えて自分自身がアドミンで経験したことの体験談や、プロファイルが権限セットに機能が移っていくことなど今後のロードマップについても混ぜ込んでいくようにしました。
やってみた感想
毎日講義する!と言った手前、毎日展開されるスライドを毎日作成しないといけないので大変でした笑
講義するので質疑応答にしっかり答えられるようにインターネットでいろいろ調べつつスライドを作成しました。
そのため、過去自分が勉強教材に使ったものを引っ張り出したり等など、改めて自分自身の振り返りにも繋がったと思います。
新入社員の方への教材にもなりますし、講義期間中に試験合格された方に講義内容が試験に出ました!と言って頂けてやってみてよかったなと思いました。
これから
教材はこれで完成ではないので、適宜見直してブラッシュアップしていきたいと思います。
また、Salesforce以外にもSlackについても使い方の明確な資料がないのでこちらも作っていけたらいいなと思っています!!
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