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2024年4月16日:Salesforce活用分科会・TERAKOYAFORCEさんコラボ企画


分科会とは

Salesforceのユーザー企業様限定のコミュニティです。
ユーザー同士で活用事例や知識などなどをお互いに共有して、自社のSalesforce活用に役立てたり、ご自身のモチベーションアップに繋げて頂けるような場所です。
地方や製品ごと、立場ごといろいろありますので、ぜひ下記サイトからチェックしてみてください!

TERAKOYAFORCEさんとは

TERAKOYAFORCEさんは、Salesforceに慣れ始めてきてもっと上達したい!という方向けにハンズオンを中心に活動されているユーザーグループです。

今回のアジェンダ

Salesforce活用分科会は座学が中心のため、今回TERAKOYAFORCEさんとコラボすることで第一部の座学+第二部のハンズオンという構成になりました!

第一部①:Salesforceのセキュリティについて

Salesforceに限らず、最近のSaaSサービスで採用され始めている「責任共有モデル」という考え方があります。
サービス側は世界水準の強固なセキュリティレベルを持ったアプリケーションおよび機能を提供、その機能を使ってユーザーのアクセス権限を設定するのがユーザー側。
ユーザー側は自組織の環境によって適切な権限設定を行う必要があり、その責任はもちろんのことユーザーにあります。
サービス側がユーザー側の環境を全部理解してその都度設定するのは難しいですからね。
詳しい責任範囲は以下のサイトがわかりやすいとのことでした!

セキュリティとひとくくりにまとめても、チェックする項目はたくさんあります。
何をどうチェックして、自組織はちゃんとセキュリティ担保されているのか確認するのか…
そんなお悩みを一発で解決するチェックツールが標準で搭載されているそうです!
Salesforceの設定から簡単に実行できるそうなので、ぜひやってみてください!

このツールで、自組織がセキュリティの状態が何パーセントで良いか悪いかが表示されるそうです。
100%良い状態にするのが目的ではなく、定期的に自組織の状態をチェックするサイクルを回すツールです。

このように標準でセキュリティのための機能がたくさんありますが、それでも要件に合わないようであれば有償オプションがあります。
個人的にはイベントモニタリングが、退職者が不正にデータをダウンロードしていないか、ログインしていないかチェックできるのでオススメです。(お金かかりますが…)

当日のリアルタイムの様子は以下ポストよりご確認ください。

第一部②:AbemaTVさんの導入~定着事例

続いては、AbemaTVさんのSalesforce活用事例!
AbemaTVさんといえば、舞台やライブなどのリアルタイム配信や、アニメやドラマやバラエティー番組などなどの視聴にとてもお世話になっております!
身近な存在のAbemaTVさんの使い方気になっておりました!

なんと、導入前は属人的でアナログな営業管理をされていたそうです。
そんな中、上の方から「営業を科学したい」という言葉があり、Salesforceを導入されたそうです。(いい言葉!!)
導入時は、Salesforceじゃないとダメ!な状態にし、管理者目線で褒めたりプレッシャーを掛けたりして認知をあげていったそうです。
プレッシャーをかけるのは社内文化として存在するそうです!

それから、導入後は、利用者目線に切り替えて、自走できる社員さんの支援を行っていったそうです。
今井さんの言葉にもありましたが、管理者が綺麗なダッシュボードを作っても使われない、社員さん自ら必要だと思って出てきたものではないと使われないんだというのは本当にその通りだなと感じました。

管理者目線での導入、導入後はやる気のある社員さんを支援して社内ファンをつくっていく…理想的な導入~定着の流れではないでしょうか。
こういった流れができたのは、今井さんのやりきるぞ!というメンタルと社内文化がうまく掛け算で合わさった姿なのかなと感じました。
今井さんの社内認知度を上げて、要望に素早く対応していく部分見習わなくては!と思いました。

当日のリアルタイムの様子は以下ポストよりご確認ください。

第一部③:動的フォームとは?

第二部でハンズオンをして頂く導入として、動的フォームとは?何がいいの?というお話をして頂きました。

動的フォームというのは、Lightningページで項目やセクションを条件をつけて柔軟に表示・非表示ができる機能です。
これの何がいいかというと、大量に項目があるページだと入力するのが億劫になってしまいますよね。
そんなとき、例えばフェーズごとに必要な項目を切り替えて表示することで、入力しやすくする使い方があります。

ひとつ動的フォームでネックなのが、空白が操作できないという点です。
これは私も思ってました。

そうしたらなんと、もしかしたらこの空白操作できるようになるかもしれないとのこと!
アイデアに投稿されておりますので、「いいね」をクリックして待ちましょうー!私もいいねしました!

何でもそうですが、便利だからといって何でもかんでも実装しても逆に使いにくくなってしまいますので、本当に必要なのかというのは考えて使った方がいいですね。
「ときめかない条件は実装しない!」ってめちゃいい言葉だなと思います!

当日のリアルタイムの様子は以下ポストよりご確認ください。

第二部:動的フォームハンズオン!

第二部はテラスカイさんのオフィスをお借りして実際に2つの事例を使用して動的フォームをハンズオンでみんなで勉強しました。

テラスカイさんのYoutubuチャンネルが最近できたとのことなので、ぜひチェックください!

自分も動的フォームはめちゃめちゃ使っているわけではなくて、自動表示項目を横に設置してページの長さを短くするとかそのあたりしか使ってないので、みんなでハンズオンできて勉強になりました!

そんな中で、特に勉強になったのが「カスタム権限」です!
人生で初めて触りました。こんな機能があったとは!

動的フォームでは、プロファイルや権限セットも項目の表示の条件にできるのですが、そこで事例として使いました。

カスタム権限とは何ぞやという話なんですが、私の解釈としてはフラグかなと思いました。
カスタム権限を作成し、権限セットに割り当てる操作感になるのですが、カスタム権限で必要な情報は名前とAPI名くらいです。
なので、権限セットやロールなどでは要件が満たないものをカスタム権限で作って、それを条件にするというイメージ。中身自体はほとんどなくて、名前だけなのでフラグみたいな。

私の感覚的な解釈はさておき、有識者の方が説明してくださっているのでこちらもご参照ください!

TERAKOYAFORCEさんの存在は知っていたのですが、このようなハンズオンに初めて参加することができて、すごく勉強になりました!
周り全員が有識者なので、みんなでこうじゃない?ってしながら問題を解いていくのが楽しかったです!
また参加したい!

まとめ

今回はセキュリティから事例から動的フォームからハンズオンまで盛りだくさんでとてもあっという間の一日でした!

セキュリティは何があってからでは遅いので、気づいたときに危険なところを潰していくのがいいと思います。
セキュリティは目に見えない部分なので、こうやって座学頂いてやらなきゃ!ってなったときにチェックしたりするのがいいですね。きっかけ大事!

AbemaTVさんの事例も面白かったですね!アドミンの認知度を上げていく、どんな人がどんなことをしているのか知ってもらうのって協力してもらう上で大事なことですよね。
この人がこれやってるから協力しようかなって思ってもらえるような人間に私もなりたいなあと感じました。

動的フォームもすごく勉強になりました!自分自身まだまだ使いこなせていないのと、動的フォーム前後の動きについてわかりやすい図形で勉強できてよかったです。
カスタム権限は知れてよかったです!!
今後プロファイルから権限セットに設定が移行されていくようなので、もしかしたら使う機会が増えていくかもしれないですよね。
ハンズオンいいですね!座学も大事ですが、実際に手を動かすのも体験として身体で勉強できるので良い。どちらも大事ですね。

本日も知識と生きるパワーたくさん頂けました!!
私が今、できることは自分の体験をこうしてアウトプットして発信し続けることだと思っています。
誰かの目にとまって、誰かの役に立って、仲間が増えていったら幸いです!

次回のイベントもどうぞよろしくお願い致します。

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