こどもにYoutubeを見せて何が悪い?

どこかモヤモヤする。

うちでは自分が忙しいときや休みたい時にこども(4歳児と1歳児)にDVDやYoutubeを見せてやり過ごしています。主にYoutubeで、朝夕に30分ずつです。たまに、それに加えてDVDも30分くらい見ることもあります。
もちろん、積極的に見せているわけではなく、何となくおもちゃで遊べない日や遊んでいても危なっかしいときです。
それでも少しずつ習慣化してしまい、基本的に朝の支度時間と夕食の準備時間はほぼ毎日見ています。
それをしないと家事がまわらないので仕方ないですし、こどもも楽しんでるなら好きなだけ見せたらいけないのかと、どこかモヤモヤします。
「なぜYoutube等が悪いのか」調べてみました。

主なデメリット・・・

  • 視力低下

  • 攻撃的な態度や汚いことば

  • 依存

  • コミュニケーション能力の低下

開発、普及してから年月が経っていないことで長期的な研究が少なく、よく聞くような内容しか出てきませんでした。
探していたのはこういった内容ではなかったです。それ以外のことで何か良くない気がするというモヤモヤが晴れません。

子どもとあそび

そんな中、子どもが幼稚園から持ち帰った手紙『こどもがまんなかしんぶん』にこんなタイトルのコラムがありました。全日本私立幼稚園幼児教育研究機構の理事長安家周一さんが書かれたものでした。
こどもにとって遊びは学びです。幼少期の遊びを通して、面白そう(好奇心)⇒やってみたい(試行錯誤)⇒うまくできない(自制心・自己制御)⇒粘り強く挑戦(忍耐)⇒できた(達成感)という経験の積み重ねが必要です。
しかし、ただの遊びではありません。この方は遊びに「自発的で能動的な」という言葉を足しています。

自分で楽しい遊びを見つけて欲しい

Youtubeは情報や学びの要素を含んでいますが、先ほどの先生の言葉を参考にして、「受け身な遊び」であることに気付きました。
受け身ということは面白そうという好奇心は満たしてくれますが、遊びの中の試行錯誤、自制心、忍耐、達成感というほとんどの要素が無くなってしまうのではないでしょうか?

さらには受け身でしか遊べなくなるのも悲しいです。
先日、「何して遊ぶ?」とこどもに尋ねると「何かしたい、どっか行きたい」と具体的な内容を言わず、楽しいことを提供してくれと言われているようでどこか悲しくなりました。
いつか読んだ本に書かれていた、何もない広場でも遊べる力、そこから楽しい遊びを見つける力を無くさないようにしたいと思いました。

これからもYoutubeには頼ります

もちろんこれからもYoutubeには頼ります。
とても心強い味方です。私たちが知らないこともたくさん知れます。
ただ、やっぱり好きなだけ見せるのはよくないなと、モヤモヤが晴れました。

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