日記 連続エビパンチ
エビの尻尾がうますぎる。味が身に勝ってしまった、多分雑魚エビに限った話なんだろうけど。
この前母親と母親の母親(俗に言う祖母)と一緒に天ぷら屋に行った。
外暑いのに熱いの食べるの?頭悪くない?
でも冷やし中華をおばあちゃんと食べるのも違うよね、かなり、ええ。
次冷やし中華食べる時は錦糸卵にきんしちはって言ってあげてから食べよう。
とにかく天ぷら屋に行った。自動ドアではあってほしくないタイプの引き戸が自動ドアだった。お前木製だろ、と思ったけどそういう偏見だったり意味のない伝統は淘汰されていくべきなので反省、全て自分が悪い。
入店すると大学生ぐらいのお姉さんがお茶を持ってきた、多分同い年ぐらい。中学生ぐらいまでは飲食店とかで働いてるお姉さんは大人で自分となんか比べられないよーとか思ってたのに、今では稼いだお金はユニバとバンドのライブに消えてくのカナ?とか思ってしまうし人って成長するんですね、男の子も女の子も。それでいうとスーパーとかで見るかわいい幼稚園児とかもこれから小学2年生にもなるし、反抗期にも入るし、性別としてオスとメスに絶対なってく、怖い、人間は皆ホモ・サピエンスしていくようになる。
で、僕はメニューで唯一頭悪そうだったビッグ天丼を注文。お姉さんにも頭悪そうとか思われたかも、もしそうだったら大きな声で正解を出したい。
数分待つ、はい癒着丼。本当にビッグだった。
母「え〜?そんなに食べられる〜??」
ぼく「余裕やーーー」
全然余裕じゃない。なんだこれ、量多いよ。
普通こういう店のビッグってそこまでじゃないじゃん。何故ビッグじゃなくてちゃんとBIGなのか。
極め付きには天丼にかけられているあの出汁的ななんですか?ソース?それは和食に反しているのでだし醤油とでも言っておきますか?、の味が濃い、濃すぎる。違うよ、もっとナチュラル天ぷらを食べたいし、natural big tenpura がいい。
文句をいっても結局BIGデカ大きいすぎ天丼を頼んだ自分が全て悪いのでがんばって食べた、すごく頑張った。少なくとも午前中から頑張れない受験生よりかは頑張った、つまり去年の自分。
今年受験の人はてんどんまんなんかに負けないように頑張ってください。
ここで気付いた。味が濃い諸悪の根源ソース、海老の尻尾はギリかかっていない。
そう分かって口の中に海老の尻尾を入れた。うますぎ。えびせんべいを沢山ギュッてした感じの匂いと味がする、美味〜、しかも3本もあるんですか?いいんですかこんなにも尻尾頂いちゃって、連続エビパンチもらっちゃうよ?。尻尾拳、尾拳?
そんなこと思っていたら無くなっていた。お粗末様でした。あとは穴子天とキス天、キスは臭かったけど穴子天は美味しかった。
尻尾が思ったより美味しかったので母親にこれマジで美味いからって言って食わせてみた。
うん、もういらない、だって。ええー、エビの尻尾大好きおじさんの母とは思えない発言、というかあれは本当に尻尾なのか?正式名称を知らない時点でミーハーおじさんという事に気がついたのでもう名乗れません、さよなら尻尾大好きおじさん、そしてこんにちは、ただの大好きおじさん。世の中にラブを伝えていこう。
ちなみに孫に隠れて深夜にWiiのマリオをする僕のおばあちゃんはノーマル天丼を注文していた。それでもipadでキンプリを1日何時間も見ている僕のおばあちゃんには量が多かったみたいで半分近く残していた、自分もただの天丼を頼んでその残りを食べてあげていたらお米さんも幸せだっただろうに、ごめんねっ。
天ぷら屋を出たあとはおばあちゃんの家に手伝いに行った、窓に簾をかけて欲しいのと草取りをして欲しいらしい。
でもお腹いっぱいなのでまずは休憩。
これが良くなかった!
結局おばあちゃんの家に行ってやったことはお茶と白くまアイスを食べただけ。
さすがにこのままでは良くないと思ったので簾くらいかけて帰ることにした、逃げるな卑怯者と炭治郎にも言われた訳だし。
簾を袋から取り出す。サイズがあっていない、悲しくなった。
しかし少し迷っていると縦と横を入れ替えたらサイズが合う事に気が付いて、防犯用の格子みたいなやつの裏に簾を通したらぴったりだった。
簾って巻くものなのに縦と横入れ替えたらただの草日除けでは?と思いながらもデザイン的にはなんか良かったので何も言わない、機能よりも見た目を大事にする人間の性。
見せたらおばあちゃんだって「あらー、すごくいいじゃないー」って言っていたし母親に関しては「How nice!」と言っていた。簾は言語の壁を超える力がある、これがJapan。
そう思ったけど日本人は言語の壁は超えることは不可能だとふとおもってしまった。世界でもトップクラスに英語が使えない国だと思う。もちろん母国語で全てが完結するということはとても誇り高い事なんだろうけどだからといってやらなくていいという訳では無いと思うし、個人的にもうインドのクソガキに英語ができないことを笑われるなんてことは避けなくてはいけないのでやらなくてはいけない事なのだ、マジで。
つまり人生戦っていこうということ、よく分からないけど。戦え、!
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