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自由に生きたくて自由を選択したら、不自由になった(笑)

経営者と揉めた。
絶対的に私が正しいと思った。

スーツを着たくなかった。
休みたいときに休みたかった。
贅沢は求めないが、楽しんでいたかった。

起業した。

いきなり儲かるわけもなく。
働いた。

スーツは着ずに済んだ。

休めない日もあった。
サラリーマンの方が楽だと思った。
でも働くしかなかった。

少しの余裕が出てきた。

それでも自分の好みだけで仕事を選ぶほどではない。

いろいろと割愛。

選んで仕事ができるようになった。

年末年始は20連休。

平日に一人でカフェ巡り。

高いものではないが、好きなものを外食で楽しめる。

好みの服を気にせず買う。

自由だ!

暇だ。

NetflixもPrimeVideoも飽きた。

なにかがしたい。
することがない。
いや、することはある。
あるからするがすぐ終わる。
余計なものを付け足してしまう。
作り直す。
すぐ終わる。

なにかがしたい、の『なにか』はこんなことじゃない。

仕事はしている。
必要なことはしている。

わかった。

張り合いがない。

部下に困らされることがない。
お客さんに理不尽なことを突きつけられることもない。
代理店と不毛な言い争いがない。
事業計画にケチをつけられることもない。
上司と戦うこともない。


なんだと!?

私は困りたいのか?

悩まされたいのか?

いいや、することがないと困り、悩んでいる。


そうか!

誰かに強制的に困らされたいのだ。

それが張り合いなのか?

そうみたいだ。


と、ニヤニヤしながらこれを書いている。


不自由だ。


知り合いに言われる。

◯◯さんみたいな自由人見たことがない。

よく言われる。


好きな服着て、好きなものを食べて、休みたいときに休めるのは、どうやら自由らしい。

確かに私もそう思っていた。
それを願っていた。

どうやら叶ったらしい。


不自由だけどね。

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