生食 規制

遠い昔のこと、牛のレバ刺しが美味しかった 。

一部のアホな業者のせいで食中毒問題が起き、規制をされてしまい、そして食べることができなくなった。

初めて知ったのだが、ブタや牛については生食を規制する法律があるようだ。

そして今、鶏肉にもその影響が出てきそうな気配がある。

牛で言えばローストビーフ。
これはセーフのようだ。
生焼けハンバーグ。これはギリギリグレーゾーンにいるようだ。

豚肉で言えばレアとんかつなどについては無菌豚であれば大丈夫のようだ。

鶏肉は生食の規制がないおかげで新鮮な鶏肉でレバーを食べたりユッケにしたり炙りサシにしたりと、様々な美味しい食べ方ができている。

しかしこれも一部のアホな業者のせいで多くの食中毒問題が出ており、豚肉や牛レバーのように規制をされてしまう可能性が出てきた。

生食の規制をしたとて、火を通して食べてくださいと言って、実際にお客さんの判断で生で牛レバーを食べているところは多数ある。

同じように、鳥キモ刺しであっても、規制されてないとはいえ、県からの指導で生食での提供は自粛しなさいと言われているにもかかわらず、炙り肝と言いながら、炙らずに食べさせているお店もある。

そうなってくると、個人の判断でどうにかできないような提供の仕方をするしかなくなってくるわけで、法律や県の条例で定められた火の通し方をした 食事として提供するしかなくなってくる。

ある意味日本は生食文化だ。

肉だけではなく魚もそうだ。

生で食べることを信じられないという外国の人は多い。
しかし生で食べることによる美味しさを知り、お寿司の虜になってしまう人もいる。
食中毒の問題を言うのであれば、生魚や生牡蠣を食って食中毒になり、場合によっては死亡してしまうことだってあるわけで、いっそのこと規制をするのなら全ての生食を禁止するべきだと思う。

そうなると卵かけご飯ももう食べられなくなる。
一部のアホウに踊らされ、大切な文化をなくしていくような時代になったことが気に入らない。

どうしちゃったの？日本。

そんな感じ。