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エクソソームって?

前回記事内容の補足にもなるので、今日はエクソソームを簡単に説明します。
 読者の皆さんの中には知り合いの方を不運にもガンで奪われた方も少なくないと思います。
先進7ヶ国のガンの患者のトップは 大腸癌 なんですが特にこの20年でものすごい勢いで犠牲者を増やしています。
なぜ 大腸 なぜ食品アレルギーや花粉症 その辺の考察はまた後日にさせていただきますが
予備知識として知っておいてほしいエクソソームを癌の転移は何故起こるかというところから説明します。
気付かれずにやや大きく成長した原発の癌細胞は自分の癌細胞のコピーをエクソソームの中にマイクロRNAとして封入し血中やリンパ液を通じてばら撒くことがわかっています。
そして全身を漂い条件が許す部位の正常な細胞にとりつき癌化させます。
発見された時は全身に転移してて というあれです。これらのメカニズムがわかったきたのもごく最近のことでエクソソーム自体は1981年ごろには発見されていたんですがカプセル状のなかに何が入っているかは当時ではわからなかった。
“  過去記事で紹介した tof ms 飛行時間計測型
質量分析法 ” などの発達によりエクソソーム内部の マイクロRNA がとりついた先の癌化に大きな働きをしていることが分かっています。
 西新宿辺りで研究は日々続けられている筈です
大きさはウイルスとほぼ同じ 中にはマイクロRNA  臓器間の情報連絡の仕事をこなす
ごく簡単に説明するとこんな処でしょうか。

ここから マイクロRNA のヤバさ シュードウリジン化による分解のしにくさ クリスパーキャス9や10 の発見とその利用の仕方 と続けて行きたいんですが また追々。こういった知識があれば 例のものがいかにも未熟な技術で安易に使われたかがわかるんです。

この続きは気が向いたら?!




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