がん患者さんと新型コロナウイルス感染症について(5類移行後)

お久しぶりです。

いつの間にかあまり触れられなくなってしまった話題ですので、テーマにしてみました。

すでに6回目を接種している皆さんもいらっしゃいますね。一方で迷われている方もいらっしゃるようです。

そこで、「ワクチン接種については主治医に相談する」というのを前提として、最新の情報を確認してみたい方向けにお知らせです。

国立がん研究センター東病院が、最近の論文も参考文献として引用しながら丁寧に説明してくれています。

「新型コロナウイルス感染症について」より

ご覧のとおり、5類に移行後の更新です!
ざっと調べたところでは東病院だけでしたね、きちんと情報を整理して更新までしている医療機関は…。

ここでは中途半端な引用はしません。
ぜひ直接ご覧になってください!

注意です!
サイト内には、リンク先が複数あります。まずは、リンク先には飛ばずにざっと全体をお読みいただき、気になる箇所だけあとから参照すると混乱せずに済むはずです。特に、冒頭のリンク先にある「厚労省のサイト」は飛ばして読み進めてください。迷子になります!



次に、接種することは決めているけれど接種時期(タイミング)が気になる方は、日本癌治療学会、日本癌学会、日本臨床腫瘍学会の3学会合同でリリースされた

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とがん診療についてQ&A-患者さんと医療従事者向け ワクチン編 第2版-

が目安になります。第2版(2022年2月16日)が最新版です。「手術、放射線治療、薬物治療、PS不良」ごとに記載されています。主治医に相談した結果「いつでも良いですよ」と言われたものの、気になる方は参考になさってください。

なお、手術を予定している場合には、東病院のサイト「がん患者さんへの新型コロナワクチン接種Q & A」の『4.手術を予定している場合の推奨される接種時期は?』で、日本麻酔科学会の推奨時期についても掲載しています(2022年5月2日リリース)。併せてご確認ください。

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コロナワクチンに対して、色々と思うことがある方もいらっしゃると思います。治療中はもちろん経過観察(フォローアップ)中であっても、そのお気持ちをそのまま主治医に投げかけてみてくださいね。

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