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私のつわり生活(初産)つわり中の人に読んでほしい

前回の記事でふわっと触れた、
私の妊婦生活について書きたいと思います。


なぜ書こうと思ったか、なぜなら、
私の妊婦生活は、元気妊婦とは程遠い


めちゃくちゃしんど妊婦だったからです。
主に吐き悪阻&食べ悪阻でした
ただ、臭い悪阻はなくて、大感謝した、、、(誰に?)

今、悪阻やその他の症状で苦しんでいる妊婦さん、
あなたは1人ではないですよ。
この記事を読んで少しでも元気がでたらと思います。



○悪阻の始まり

私のつわりは4週目から始まりました。
なーんか気持ち悪い..何よりめちゃめちゃ疲れやすい
そして眠い、鉛のように体が重い
そんな感じでした
まあこの頃の私は、よくある症状だし
「これが初期症状!妊娠してるう!」と
ウキウキしていました....幸せ野郎

ただ、奴は急に現れる
出張のため新幹線に乗ってたところ、
マジで急に、びっくりするほどの吐き気
身動きも取れない、少しでも動いたら吐きそう...な
ふわふわの布団に寝ていたのに瞬きしたら、指一本の上に寝かされ、少しでも動いたら奈落の底に落ちてしまう...かのようでした

とりあえず、何かわからずとも、悪阻とは?の知識はあったので、とりあえず車内販売のチップスターを買い、チマチマチマチマ食べていると吐き気がおさまりました


食べてればいけるやつや〜
食べ悪阻やなっ♡と
まあその時はこんな感じ

しかし、1週間後には食べられるものが、どんどんなくなっていました
切迫流産もあり自宅安静となりました、が、
普通に悪阻で働ける状況ではなかったのです




○ひどくなる悪阻

5週目以降ですでに
どんどん食べられるものが分からなくなり
割と食べれると聞く、そうめんもムリ
てかそもそも麺は吸えない
ポテトも時期にムリになり
どの味も濃すぎて、水しかムリ
ただなぜか期間限定のデコポンジュースはいける
1日うどん3本(出汁はムリなのでお湯にいれる)の時もあった(しかも吐く)
身体のダルさもとことん増して
ベットから起き上がれない状況に
マジで頑張れない
座っても気持ち悪い、でも寝てても気持ち悪い
食べないと気持ち悪いけど食べたら吐く
なんだこれは、拷問か?
みるみる身体は痩せていきました
(妊娠前から-5kg)


そして、本当にどんだけ食べれなくても、痩せこけていっても、赤ちゃんは育つ笑
どゆことなの?笑


そして11週以降、いわゆる悪阻のピークを超えると言われる頃
だんだんマシになるはずや、これがピークなんや、
と心を励ますが、違った
なぜかピークが15週くらいまで続きます。


○悪阻のピーク

毎日を生きるのに必死でした
というよりも、時間が経つのを待つだけの日々でした。
とりあえず私が生きてたら子は生きれるんや、
食べんくてもええねん、子は育っている!!!
と言い聞かしまくりました。

お風呂は2〜3日に一回、気合を入れて入ってました。
もちろんお風呂の時以外は顔も洗えませんでした。
汚くても子は育つ!!!!


そして、きますよね、身体だけでなくメンタルも。
夫が職場の人たちとご飯に行った時のこと。
夫はめちゃくちゃに私の希望を叶えてくれており(毎日その日私が食べられるものを買いに行ってくれた)、支えまくってくれており、このご飯も私が行ってきてと頼んだくらい。
なぜなら、私の介護ばっかりで、夫もたまには友人と話をしたりしたいだろうと思っていたからです。
私はベットに張りついた生活、何もできない、寝返りすらつらい、頑張って食べても吐く、絶望.....な状態。

そして、帰ってきて焼肉に行った話を聞き、そこにはほぼ同じ週数の妊婦さんもいたと聞く。



え?


どゆこと?

同じ週数でも、仕事に行けて、みんなと焼肉に行けるくらい元気なの?
私はもう人間としての生活すらできていないのに
なんでこんなに差があるの?
私も夫と残りの2人生活を楽しみたい
友達とご飯も行きたい
なんで?
私の思い描いていたマタニティライフは?


さすがに泣きました。
夫がお風呂に入ってる間。
泣くよね?誰も悪くないのに泣くよね?笑


身体のしんどさよりも、周りと比べて何もできない自分が1番辛かったかも...と今は思います。


なんでこんなに自分だけしんどいのか
しんどいことに意味はあるのか?
いや、意味があるはずだと
なにか意味を見出さなければ耐えきれませんでした。
そこで私はこう思うようにしました

人よりもしんどい経験をした人は
経験していない人よりも、人に優しくできる!
人の気持ちがもっと分かるようになる!
人生がもっと豊かになるはずや!

これは何度も心に刻みまくりました。
もう自己満でいいんです。笑




そういえばこんなことも
朝から一生懸命食べた、手のひらサイズもない小さな小さな塩おにぎりを夕方吐いた時、吐いたおにぎりを見ながら一生懸命食べた自分を思い出し、どうにもならない悔しさにワンワン泣きました。
これも今やネタになる思い出。笑


○終わらなかった悪阻

6ヶ月くらいから悪阻はマシになりました。
自宅安静の指示も解け、
仕事に行ったり、休んだり
結局7ヶ月ごろに切迫早産となりそのまま産休へ入ります。

マシになったとはいえど、まだ吐いてましたし
食べれるものも限られてはいました。
ベットから起き上がり、座ることもできるようになってましたが、胃部不快感は常にありました。


いや、仕事行けてるやんって思う方いますよね?
仕事に行っても座ってるか、喋ってるか
ゆるゆるの職場でした笑
仕事に行った日は帰ったらだいたい吐いてました
私の場合、疲れはつわりを悪化させるようでした。
ものすごい気合を入れて出勤してましたが
やっぱり人と話すのは気晴らしになりました。

そんなこんなで
結局臨月になっても吐いてましたが、
人としての生活は取り戻せましたし、
夫のお弁当も作れるようにまでなってました。
お出かけもできるようになりました。


○そして迎えた出産

胃部不快感が常にあるのが当たり前になっていたこの10ヶ月、もう妊娠前の体には戻れへんのちゃうか?とさえ思っていました。

けどやはり、皆さんが言う通り.....
出産したと同時にスカッ-------!!!!!
まさに雨雲から光がさす感じ
身体、、、、かるっ!!!!!!
お腹空いてる!!!ただただお腹が空いてる!!!
お腹が空いてるだけ!!!!(これ結構感動した)
なに!ご飯美味しい!!!!
気持ち悪くならへん!食べたらそのまま消化されてるやん!!!!!!
なに、この感覚、、、、、
食べても良いよ、どんどん食べてねって言われてる!!!!

と、もちろん子に会えた喜びもありましたが
ほんまにこの10ヶ月頑張ったなと
自分を褒め、病室に帰り泣きました笑
産後初めてのご飯は涙で滲みました。




そんなこんなで私の悪阻は終わりました。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
悪阻で苦しんでる方!
大丈夫です!!!
絶対に終わります!!!
終わりはあります!!!
ただ生き延びてください!

以上、私の妊婦生活でした。

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