フォローしませんか？
シェア
令和5年7月5日（水） 入院28日目（その２） １５：００ 病室のベットで日記を書いていたが、考え事ばかりしてしまう為、人の声が聞こえてくる食堂へ行く事にする。 退院が近づいてくるにつれ、退院後の不安な気持ちが押し寄せてくる。 復職できるのか、居場所はあるのか、人生を歩んで行く事ができるのか。 考えだすと頭痛がする。 世話好きKおばちゃんは、目から入って来た情報が全て口から出ていく。 ある意味、トランスレーターだ。 １８：００ 夕食 ご飯、チキン照り焼
令和５年７月４日（火） 入院２７日目（その２） １４：００ ベットでゴロゴロしていたら寝てしまった。火曜日のこの時間帯は、職員のミーティングのようだ。ナースステーションに医師と看護師が集まっている。 １５：００ 売店 最後の売店だ。スーパーカップとサンデー毎日を購入。入院中だから許されるが、普通に考えて無駄使い。入院してからお酒を一滴も飲んでいないせいなのか、甘いものが欲しくなる。 日記を読み返す。入院当初より気持ちが前向きになれている。 1ヶ月前の今日は救急
令和5年7月４日（火） 入院２７日目（その１） ２：００ トイレに起きる ５：３０ ３：００ 頃から寝たり起きたりを繰り返し、５：３０に起床する。身じたくを整え食堂へ行ってみる。 ６：００ 新聞を読みながら朝のコーヒー。相変わらずお湯がぬるい。おそらく患者さんの火傷防止のためなのだろう。 ７：００ 朝食 ご飯、味噌汁（キャベツ、玉ねぎ）、ピーマンとナスの炒め物、カリフラワーのマヨネーズ和え 部屋へ戻る際、Yさんの部屋の前を通るが今朝は寝ていた。きっと
令和5年7月3日（月） 入院26日目（その２） １３：３０ OT（作業療法） 月曜日の午後は、病院内にある体育館で軽体操なのだが、暑そうで参加せず食堂で過ごす。 ちょうど1ヶ月前の月曜日に自殺をした。 生きているので結果は未遂。 入院してからあの日の事を時々思い出す。数日前から体が怠く、一歩家から出るとスイッチが入るのだが、もう限界だったんだろうなと思いつつ、もう数日頑張れていたら今頃どうなっていたんだろうなと思ってみたり、考えだすと頭痛がしてくる。後悔の念とっ
令和5年7月3日（月） 入院26日目（その１） ３：００ トイレに起きる 何か夢を見ていたが、内容は思い出せない。 ５：００ 起床 身じたくを済ませ、食堂へ。 外は良い天気。 窓の外を眺めながら、準備体操する。 ５：３０ この辺りの時間帯から、夜勤職員の朝の業務が始まり慌ただしくなる。起床や食事に介助の必要な患者さんがおり、朝の一番大変な時間帯のようだ。 ６：００ 給湯器に電源が入る いつもはこの時間に新聞が食堂に届くのだが、今日はまだ届かない。職員に
令和5年7月2日（日） 入院25日目（その２） 昼食後、仮眠、トイレに行きたくなり目覚める。 １４：３０ 食堂へ行ってみる お気に入りのソファーで読書する 私がいなくなったところで、会社や業務は支障なく回っている。むしろ効率よく回っているかもしれない。 まず自分が受け入れないといけない事 ● 助けて下さいが言えなかった ● 助けてもらえない事、上手く行かなかった事、相手や状況のせいにしていた ● 助けてもらえないのは、嫌われているかもしれないとの被害妄想
令和5年7月2日（日） 入院25日目（その１） ４：００ トイレに起きる ５：００ 起床 今朝も同室の患者さんに迷惑にならない様に、トイレで身支度する。 ６：００ 給湯器の電源がONになる コーヒーを飲みながら新聞に目を通す。世の中にあったらいいな、困っている事、困っている人を助ける活動をされている人達がたくさんいる事を、新聞で知る。 毎日発見がある。 ７：００ 朝食 ご飯、味噌汁（椎茸、ほうれん草）とりごぼう、ブロッコリーわさび和え、梅干し ７：
令和5年7月1日（土） 入院24日目（その２） １４：５０ 食堂へ行く 患者さん達がテレビを囲み、穏やかな空気が流れている。そういえば、週末はほぼ仕事で、この時間帯にテレビを見ているのは何十年ぶりだろう。こんな番組が放送されているんだと今更発見。 外泊され戻って来た患者さんが外は暑いと、もう７月なのだ。 今年はここまで何も良い事がない。良い事がないのか、良い事と思える心が備わっていないのか。なんでこうなっちゃったんだろう、ひたすら耐えている毎日でもう嫌になった
令和5年7月1日（土） 入院24日目（その１） ２：１０ トイレに起きる ５：００ 起床する ４：００ 頃から眠れる気配もなく、起床して身支度を整え食堂へ行く 今朝からAちゃんは居らずこの時間1人だ。窓を開けてみると空気が気持ちいい。 ６：００ 給湯器の電源がONなる。 インスタントコーヒーを飲みながら新聞に目を通す。今朝から、新聞が地元ローカル紙に変わっていた。 ７：００ 朝食 ご飯、味噌汁（なめこ）、納豆、切りこんぶの煮付け、千切りしそ桜 １１：
令和5年6月３０日（金） 入院23日目（その２） １４：００ Aちゃんが隣の病棟へ移動 入院して一番最初に声をかけてくれ、仲良くなれたAちゃんが隣の病棟に行ってしまった。私もあと6日で退院になる。入院当初の頃が懐かしくなる。 １６：４５ 食堂へ行く 新聞で気になった記事を切り取り手帳に挟んでいく。病棟にハサミは無い。 まっすぐ線を引きたい時に定規はない。家での生活が便利だった事を思い知る。 １８：００ 夕食 ご飯、メバルの煮付け、じゃがいもの炒め煮 食後にその
令和5年6月２９日（木） 入院22日目（その２） １４：００ 患者さんとおしゃべり 職業柄、高齢の患者さんとのお話しする事への苦手意識はなく、むしろ好きだ。 患者さんとの会話を日記に記入する際に、ケース記録のようになってしまうのは、職業病なのかも。 Aちゃんが明日、別の病棟へ移るらしい。寂しくなるが入院はあくまでも病気を治して、1日でも早く退院する事が最大の目的なのだ。 １５：００ 売店の日 病院内の某ローカルコンビニで買ってきたお菓子を見せ合い、食べなが
令和5年6月２９日（木） 入院22日目（その１） ２：５０ トイレに起きる ３：００ 世話好きKおばちゃんが不穏 ここ最近、穏やかに過ごされていたのだが、大きな声を出しながら廊下を歩き回っている。 ５：２０ 起床 外は良い天気。何か夢を見たような気もするが内容は思い出せないや。 ４人部屋だとさすがにこの時間から病室の洗面台で、歯磨きや洗顔をするのは他の患者さんの迷惑になるのでトイレで行う。 ５：４５ 食堂へ行く Aちゃんとおしゃべりしていると、そこ
令和5年6月28日（水） 入院２１日目（その２） １３：１５ 食堂へ 1人になると悪い事ばかり考える。過去の過ちを誰かのせいにしたり、誰かの悪口を考えてみたり、不安になってみたり。 そんな時はなるべく賑やかで、人の声が聞こえる所へ行く。 トランプをしている患者さん達に混ざり、気を紛らわせる。 １４：５０ 読書 食堂の窓際のソファーで読書。病院内でこの場所が一番のお気に入り。 退院が近づくにつれ、退院後の不安が頭をよぎる。 先程まで降り続いていた雨も止み、青
令和5年6月28日（水） 入院21日目（その１） ２：４０ トイレに起きる ５：１５ 起床 ４人部屋の方がよく眠れる、食堂へ行ってみたがAちゃんは来ていなく今朝は1人。 すでに日が上っており外は明るい。３週間近くエアコンの効いた病院内にいる為、退院後の外の暑さを想像するとゾッとする。 ６：００ 給湯器の電源が入る 売店で購入したインスタントコーヒーを飲みながら新聞に目を通す。 不謹慎な話だが、介護施設に勤務している為、私の施設の利用者様が亡くなっていないか、
