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娘たちが司会に挑戦!

こんばんは。Somkoです。
今日は、娘たちと一緒に参加している
Hippo Family Clubの活動の一環で、
娘たちが「ホームステイ・留学報告会」講座&WSの司会に挑戦したので、
子供たちの挑戦に至る軌跡を書いてみようと思います。

①Hippo Family Clubって何?

「そもそもHippo Family Clubって何?」まずはそこから紹介します。

Hippoのメンバーは、
スペイン語、韓国語、英語、フランス語、中国語など複数の言語の音源を
家庭の中で流して多言語環境を作り、
色々な言語の「音」を楽しみます。

そして、見つけた音を
Family(日本全国に数百のグループがある)と呼ばれる場で、
真似っこしたり、ゲームをしたり、
音楽に合わせて身体を動かしたり仲間と一緒に多言語をシェアしています。

言語にはそれぞれ特有の「音」や「波」があって、
最初は意味が分からなくても、真似っこしているうちに、
言葉を発することができたり、
仲間の言葉を聞いているうちに、少しずつ意味が分かってきたりします。
これはまさに赤ちゃんが言語を自然習得する過程と同じです。
多言語の自然習得の「環境」を作って、様々な言語・文化を楽しむのが
Hippoの多言語活動です。

②なぜ私がHippoFamilyClubに入ったのか?

夫の仕事の都合でタイに2年半住んで帰国した後、
娘たちの習い事として英語教室を探していました。
タイに住んでいたときも含めて、
それまでも子供たちは英語教室に通っていましたが、
ただ英語の知識を学ぶだけの場はなんか違うな、
もっと実際に使う場があるといいな、と感じていました。

そんな中、学校で配布されていたHippoのチラシを見て参加した体験会。
タイに留学していた高校生の子、
中国の青少年交流に参加していた子(多分中学生?)の話を聞きました。
それぞれ、タイ語、中国語もすごく流ちょうに話しているし、
大勢の人の前で堂々と発表している姿がキラキラしていて
「何これ!?」と感激しました。

多言語の一つとしてもちろん英語もある。
そして、いろんな言語を留学・交流などの「実体験」を通じて
身につける「環境」があることも魅力的でした。
言語はどれだけ使う機会を持てるかどうかが
上達の鍵だと思っていました。

参加しているメンバーも老若男女、
住んでいる地域や世代も違う。
日本に来ている留学生、
日本に住んでいる他の国籍の家族などバラエティに富んだメンバー。
子供たちにとっても、
学校のお友達とは全然違う感覚の人と接する機会が持てることで
世界や視点が広がるといいなと思いました。

③参加して2年ほどたった今思うこと

子供たちも最初のうちは、Familyの場にも慣れなくて私にべったりでした。割とおとなしい娘たちなので、
自分たちから積極的に発言するということも少ないし、
マイクを向けられても避けてしまうようなタイプでした。
でも少しずつ、メンバーの大人の人に遊んでもらってなついたり、
他の子供たちとも仲良くなっていくうちに
私から離れて楽しそうにしていることが増えました。

あるとき、Familyのフェローから子供たちに
「何かタイのクイズとか作ってみない?」と提案がありました。
すごく簡単なのでいいから、
自分たちで考えた「タイ」クイズを1つか2つずつFamilyでやってみよう
と決めて、毎回Familyで発表することにしました。
ノート1ページに1つずつクイズを書いたら
それを元に、みんなの前で発表する機会がもてるようになりました。

作ったタイクイズの1つ

皆が話しているのを聞いたり、教えてもらって
簡単な中国語やタイ語の自己紹介も言えるようになりました。
テレビのニュースなどを見ても、
自分が知っている他の国で起きていることに
興味を持つようになってきました。

言語自体は、まだすごく上達したわけではないけれど、
いろんな国・言語・いろんな考え方があることを知ったり、
コミュニケーションをとったり、
人前で話したりすることを、子供たちは学んできました。

私自身は一緒に楽しんでいただけで、
娘たちにしてあげたことはないけれど
Hippoの環境の中で、そんな力を育ててきてもらいました。

④「ホームステイ・留学報告会」

先週、フェローが子供たちに
「ホームステイ・留学報告会の司会を一緒にやってくれない?」
と声を掛けたら
娘たちはすぐに「いいよ」と快諾したそうです。
(私はその場にいなかったのですが。笑)

事前にフェローとも一緒に何を話すか打ち合わせをしました。
我が家も昨年、
台湾人の留学生にホームステイしてもらったので
その時の体験談も子供たちが話すことになりました。
どういう順番で何を話すのかを相談して
子供たち自身で原稿を書いて、当日に臨みました。

けんかして長女がへそを曲げてしまうこともよくあるので
「今日はけんかしないよ。」と約束しました。

そして迎えた本番。
二人とも、自分で書いた原稿をしっかり読んで
司会をすることができました。

ホームステイ・留学した子の発表の後、
長女は自分で考えて感想を言っていたことも驚きました。
次女もモジモジしてしまう時間がゼロではなかったけど
自分の担当を全うしました。

会が始まって1時間半くらいたった頃、
子供たちも疲れてきたようで、
案の定、けんかをして長女がふてくされる時間もありました(笑)
でも、その後も、当初の予定にはなかった内容の司会も
気持ちを切り替えてやって、えらかった!

会の最中も、たくさんの人に
「〇〇ちゃんたち司会頑張ったね!」
と声をかけてもらって、すごく嬉しかった。

そして何より、
娘たちが「司会をやる」と決めたこと、
そして実際にやったことに大きな拍手
を贈りたいと思います✨


お読みいただきありがとうございます。
今日も明日もそれぞれにとっての幸せがありますように🍀

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