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それでも、Yes!

遠い過去も近い過去も

この一週間も、今この瞬間も

左程、違わず

常に餓え常に抗い

常に立ち上がり

幾たび、涙しても

この涙の質を因を

呟くくらいなら

いっそ消えたほうがよいのだと

僅かながらに残る理性の目が

わたしを律す

如何なる恐怖も不安も慄きも悲嘆も

負の全ての感情が

わたしを占拠したにせよ

それでも生きることに

YES!と言うのだ

意地でも虚勢でも

何だって顔につけてやる

誰にも悟られぬよう

ニコリと微笑み

したたかに

生きてやるのだ