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帰りたい場所



山根あきらさまの企画に参加します。

原風景とも言えず

多分、夢の世界なのだ

紫色の靄に

まだ色褪せぬぞ、落ちぬぞと

黄金色の葉が神々しく存在を誇示するのでありました

嗚呼

夢こそ現実であるならば、と思うも

悪夢を見た日にゃ、目覚めて安堵するという

この矛盾

幻夢の景色を忘れむと

ただ薄らとした記憶で描き殴る

紫の黄金の

その魅惑なる色に染まりたい

帰りたい場所
夢の世界は
わたしを誘(いざな)う


紫の黄金の

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