Le cygne
カミーユ・サン=サーンスによる組曲「動物の謝肉祭」の「白鳥」を用いて、 湖に浮かぶ一羽の傷ついた白鳥が、生きるために必死にもがき、やがて息絶えるまで描いた小作品。 ミハイル・フォーキンが1907年にアンナ・ブルゾアのために振り付けたとされる。(wikiより)
ネット徘徊中、かの芥川龍之介もが絶賛したというバレエ「瀕死の白鳥」に到達、
何となく・・心を無にせむと、描いてみた。
アンナ・ブルロワの優雅さも気高さも・・足りぬ!(苦笑
白鳥は儚いか。
つとフラジリティの代表格のような白鳥思い
改めて愚考。
最近、思うのです。強さの反対が弱さではないのだと。
誰もが強く、そして弱い。
相対的な秤持ち、主観にて自身が嘆く・恥じる・劣等感、欠落感、悲嘆の類・・
それらは弱さであり鎧でもあるのだ、と。
その弱き鎧は、他者にとっては武器となり得るのだ、と。
わたしの敬愛します松岡正剛氏が「フラジャイル」というご本を出されていました。
<抜粋>
※弱さ」は「強さ」の欠如ではない。「弱さ」というそれ自体の特徴をもった劇的でピアニッシモな現象なのである。
危うくて壊れやすいにもかかわらず、その本質的な脆弱性ゆえに、たとえ外部から破損や毀損をうけることがあっても、なかなか壊滅しきらない内的充実がある。それがフラジャイルであって、フラジリティなのである。※
共感、納得、同意!
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か弱く見えるモノの、何としたたかに強く、圧倒的力を持つことかー!!