Ramberk【ランベルク】と私①
さて、私が方々のアカウント名やオンラインゲームなどで使用している『Ramberk(ランベルク)』という名前。
私がこの名前を最初に”名乗った”のは高校時代のこと。
当時私はとある部活(余談だがこのクラブ活動、他に類を見ないものだったのでまた別の機会にご紹介したい)でTRPGのリプレイを製作するためにキャンペーンシナリオに挑むキャラクターを作成していた。
ご存知ない方のために説明しておくと、”TRPG”とは ”テーブルトークロールプレイングゲーム”の略称。
ドラクエやFFなどでお馴染みのRPGをテーブル上で、紙と鉛筆とサイコロ、そして何より『会話と想像力』を用いて遊ぶゲームの事である。1人のプレイヤーが扱うキャラクターは通常1キャラであり、オンラインRPGのほうがよりイメージが近いだろうか。
使用するルールブックによりファンタジー世界や現代社会、果ては妖怪や超人になったり宇宙を冒険するパイロットや技術者になることも出来る。
そして”リプレイ”とは、実際にそれらを遊んだ様子を”読み物”としてまとめたものである。
例えるなら動画配信などのゲーム実況を活字で行っているようなイメージだろうか。
日本のファンタジー小説の代表作ともいえる『ロードス島戦記』は元々は雑誌の企画として連載されたリプレイから発祥したものである。
説明が長くなってしまった。
そうした”読み物”を製作するためには当然だがまずはゲームをプレイする必要がある。そのために友人が用意したシナリオ(所謂クエスト)に挑むキャラクターとして、私はサイコロを振り長槍を使う戦士を作成した。
さてさて、名前はどうしようか。
当時私の周りではSF小説の名作『銀河英雄伝説』が流行っていた。
よし、名前は銀河帝国に倣ってドイツ語っぽい響きにしよう。槍も持ってるし同作に登場する”黒色槍騎兵艦隊”に寄せた二つ名もつけてみようか。
こうして生まれたのが重装の槍使い、”月影の”ランベルクである。
うーんさすが高校男子、厨二病全開(笑)
思いのほか長くなってしまったので続きは次回に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?