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スポーツ栄養の本について

いつもご覧いただきましてありがとうございます。

今日は私がスポーツ栄養の勉強や公認スポーツ栄養士の試験に向けて使用した本についてご紹介します。

➀エッセンシャルスポーツ栄養学 日本スポーツ栄養学会監修
この本は公認スポーツ栄養士養成における専門講習の新カリキュラムをもとに構成されています。つまり公認スポーツ栄養士を目指すための教科書のようなものだと思います。実際の専門講習会でもこの本を使用して進めることがあるため、公認スポーツ栄養士を目指す方は必ず購入しましょう。ただ、この本は公認スポーツ栄養士を目指す方が読むような本なので、栄養についての基礎的なことが書いていない場合があり、学部生や体育系の学生が読むと難しいような記述がありますのでご注意ください。
300ページ近くあり、かなりのボリュームですが、内容のぎゅっと詰まった本です。自分もこの本がボロボロになるまで読み、勉強しました。内容も多岐にわたるため、持っておきたい1冊です。

②新版コンディショニングのスポーツ栄養学 樋口満編著
この本は大学や専門学校のスポーツ栄養学のテキストになっていることも多いようです。➀ほど細分化されて内容ではありませんが、日本のスポーツ栄養を代表されるような著名な先生方が書かれた本なので大変勉強になります。
私自身も大学時代はこの本でスポーツ栄養学の講義を受けていました。
しっかりと基礎を固めたい学部生やスポーツ栄養をイチから学びたい方におススメの本です。

③体育・スポーツ指導者と学生のためのスポーツ栄養学 田口素子 樋口満
この本も②と似ており、スポーツ栄養を基礎から学べます。ただ違うところは、②は栄養士目線、③はスポーツ指導者目線というところでしょうか。
②では栄養サポートを行う上で必要となる食指管理のところまで書かれているが、③ではサポートされる側としてのスポーツ栄養という感じです。
執筆されている先生も③ではスポーツ系の大学に所属されている方が中心なので、違う切り口でスポーツ栄養を学ぶことができます。

④エビデンスに基づく競技別・対象別スポーツ栄養学 高田和子 田口素子
この本の特徴は競技ごとの先行研究やサポート事例が書かれているところです。そのため、自分がサポートしている競技について深く知ることができます。メジャーな競技しか取り上げられていませんが、他のスポーツ栄養の本とは違う角度から書かれている本なので大変勉強になると思います。


⑤スポーツ栄養学 寺田新
東京大学の寺田先生の本です。スポーツ栄養の基礎を科学的根拠に基づいて説明してくださっています。寺田先生が基礎研究に力を入れている先生なので動物実験のデータなどもあり、非常に理解しやすい内容だと思います。


⑥2020年度版 スポーツ栄養学 最新理論 寺田新編著
こちらはタイトルの通りスポーツ栄養の様々な内容の最新理論や研究の最前線を紹介してくれます。かなり内容は難しいですが、非常に勉強になります。スポーツ栄養をより深く理解したい人におススメの本です。


⑦理論と実践 スポーツ栄養学 鈴木志保子
鈴木先生の現場でのご経験がぎゅっと詰まっている1冊です。サポート目的ごとに鈴木先生がどのような考えでサポートを行ったきたかが書かれている本です。実際にサポート計画を立てる時などに活用できる本だと思います。


⑧スポーツ栄養マネジメント 鈴木志保子
この本も鈴木先生の本です。スポーツ栄養マネジメントを作られた鈴木先生の本なので、スポーツ栄養マネジメントについて細かく説明されています。
こちらの本も自分が実際にサポートをするときに役立つ本だと思います。

ほかにも何冊かありますが、よく読んだ本はだいたいこの8冊だと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

もし個人的に聞きたいことなどありましたら、下のアドレスにご連絡いただければと思います。よろしくお願いいたします。

exercise.nutrition.note@gmail.com



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