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気になっていた漫画を読んだ感想

前回のnoteでも書いた、読みたいと思っていた漫画を読める機会があったので、正直な感想を書きたいと思います。

あとnoteで「オススメ漫画」のコラムで「フールナイト」というのがいくつか紹介されていて、こちらも読む機会があったので、そちらの感想も追記したいと思います。
 

帝乃三姉妹は案外、チョロい。 1~2巻

漫画アプリでたまたま1巻、2巻が無料で読むことが出来た。
タイトル通り、早々に帝乃美人三姉妹が、同居人になった主人公の綾世優(あやせゆう)の言動に対してドキドキしている。確かにチョロい笑。一人ずつ綾瀬君に対して恋に落ちるシーンがあるのかと思ったが、ほとんど三姉妹とも同じタイミングで恋に落ちている笑。
こういう複数のヒロインとのラブコメ漫画の展開だと、おそらく「①主人公(綾瀬君)に恋していることに気付き、対応が途中でツンケする。」、「②他のライバル(三姉妹同士)も綾瀬君に恋していることに気付き、正々堂々と恋の勝負をする」、「③三姉妹との恋の中で心揺れつつも、最終的にその内の一人と付き合うことになる」って感じになるのかな。
複数にヒロインがいるラブコメ漫画は、大体一人ぐらいはオープンに主人公に対して、積極的に
アプローチするヒロインキャラが登場するが、この漫画のヒロインの見どころの一つは「ギャップ」だと思っている。基本的に三姉妹とも、一つのことに対して天才的な才能を出しており、凡人を見下す傾向がある。そんな高見飛車な三姉妹の子たちが、綾世君の言動に可愛くドキドキしているところが、ギャップだと思う。そのため、中々、この漫画のヒロインは主人公に対して恋をしていることに自覚するのが、結構あとの方になるのかなと思っている。(恋を自覚するとツンデレキャラじゃなくなるしね。)
個人的には、ヒロインの性格にもう少し差別化したら面白くなるのかなと思っている。三姉妹とも見た目も口調も違うが、自信家でプライドが高いため、主人公に対しての対応(例:呼び方など)が一緒になっているため、主人公と三姉妹個々との対応の差があまり見てこない。
まだ2巻までしか読んでないから、後半からキャラの差が出ていることに期待している笑。
 
 
 

ババンババンバンバンパイア 6巻

 やっと6巻を読むことが出来た。その前の5巻を読めていないから、どういう経緯で蘭丸の兄(森長可)が登場したか分からないが、4巻までは読んでいるので大体、話の流れが理解出来た笑。思った通り、良い感じで変な三角関係、イヤァ!!、六角関係になっている笑。今回登場した蘭丸の兄(森長可)も良い感じでキャラがコイ!!
そして、やはり誰からも好かれるスーパーピュアボーイ・李仁君!!彼がいる存在で、バトルシーンの後でもほんわかした雰囲気になるのが良いね。
相変わらず、笑えて読める良い漫画だった。次は飛ばして読めなかった五巻を何処かの機会で読みたいと思う。もちろん、次巻の7巻も読みたい!!このBLラブ(??)コメディ漫画は、誰の恋愛も今のところ進展していないが、だからこそ面白いシーンが多い漫画になる。
 

フールナイト

Noteで結構な人がオススメしていて、TUTAYAにもレンタル漫画として置いていたので、借りて読んでみました。「貧富の格差を非常に感じる話」、「グロい」など中々ダークサイドよりのコメントが多かったが、面白い漫画に出会えたと思っている。
話は、冬と夜ばかりで植物が枯れ果ててしまった世界。人類は「転花」という技術に希望を託した。「転花」とは、死期の近い人間に「種」を植え込み、約2年の期間をかけて、人間を「霊花」と呼ばれる植物にする技術である。そうすることで、酸欠状態の地球を救うことになり、この手術を受けると国か1000万円の支援金が支払われる。
主人公の十四郎(トーシロー)は、母親の医療にお金が必要となり、末期のガンと偽り、「転花」の手術を受けて1000万円を貰うが、それを道中盗まれてしまう。
そんな時に「転花」手術を対応している幼なじみのヨミコと出会い、「霊花」の言っていることが分かる能力を得たと伝える。ヨミコは、「探して欲しい霊花がある」と伝えてトーシローに協力を求めた。トーシローは、お金が必要のため国立転花院で霊花と話す力を生かして臨時職員として働くことになった。
話の最初からトーシローが、不幸だと分かるが、生まれた環境によってこうも辛い生活が待っているのか伝わる漫画である。辛い話が多い漫画になるが、主人公のトーシローが、当初はお金第一優先で動いていたが、自分の知らないスラム街での人たちの暮らし、自分を救ってくれた幼なじみのヨミコのために、動くシーンが感動する。
そして、この漫画は現代に社会にも通じることが多い話がある。「転花」をする費用は、国民の税金から成り立っている。北欧並みの税金を取られているが、北欧みたいに学校、医療などに対しての補助金はない(寧ろ学費費は高そうな世界になっている)。そのため、「転花」の制度を反対している派閥(国民)も多く存在している。
「格差社会」、「国の制度」など現代社会にも似ている設定になっているから、個人的にはこの漫画に対して感情移入していると思っている。


「フールナイト」は、今回、色んな人のオススメ漫画の中で一番良かったと思う。最初に1巻だけパラパラ読んだ時は、そんなに読む気はしなかったが、徐々読んでいく内に「転花」というシステムのドロドロ感が凄く、次の話がきになってしまった。
自分が書いた漫画紹介で、誰か新しく読んでくれたら嬉しいな。



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