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フィクションかノンフィクションか

昔好きだった人に時を経てあった。

”昔”とはいえ背伸びしたい気持ちもあるし、胸が高鳴る。



話し出すと変わらず、話しやすいというかラフに話せる間柄である。

     うん、少し物足りない・・話が単調に感じる。

別に昔から話が面白いわけではない。好きな人の紡ぐ言葉は期待してなんぼだ。

離れていた間に、時がたった。そしてその間の環境も違う。

都会に染まり、でもそこで底も見て、色んな人と関わって体験して

きっと器も大きくなったのだと思う。


だけど、私には小さく見えた。

もともとガタイが良いわけではない。むしろ肩幅は狭いと思う。そして背は高い。

ただそれでも昔は背中が大きく見えた。

肩幅は狭くとも、いらんこと言ってしまいそうな危なげなさもあったけど

きらきらして。存在感があった。

今、身長は変わらない。トレーニングもしていてむしろ筋肉量は増えている。

自慢されたのだから、ガタイは以前より良いのだろう。



、、でも、こんなにちっちゃかったっけ。


嗚呼きっとフィルターの仕業だ。

自分にとっての存在の大きさ。

途中から、物足りなさを感じて100%楽しんでいない自分。

会話、今怒っていることの他に同時進行で自分の脳内がぐるぐる動く。

帰りには、あんなに好きだったのにな。

もうあの時好きだった人とは違うんだなー、、、

脱力感。いや虚無感?

合わない間に成長のベクトルが変わっていたのだと思う。


🌕🌖🌗🌘🌑🌒🌓🌔


さて脱皮の時期です。先日は満月。

私は次の段階へステップアップすることにします。

グッバイ、過去の私。




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