霊感について
私には霊感があるらしい。って言うかある。
霊感があるとなんでわかったかというと、母からのあるひとことである。
自転車に乗り、いつもの道とは違う道をおかぁさんの運転にうとうとしながら揺られる最中に言われた一言。
なぜ、その言葉を母がこのタイミングで呟いたのかは定かではないが、、。
桜きれいだね。そこには満開の桜が咲いていてきれいだった。
どんどんスピードを上げて走る自転車の荷台で母の一言
なんで、桜ってあんなにきれいに色づくとおもう?
わたしは、答えがわからず、母にわからないと返答。
母は続けて、
桜の木のしたにはいっぱい埋まっているから、その養分を吸ってきれいな色を出してるんだよ。
小さい私にはわからない言葉が羅列しているはずなのに、私はその言葉を聞いた瞬間に、土から大量の手を見るという不思議な体験をする。
荷台から後ろを振り返り、それが私の霊感物語の始まりです。
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