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ウルトラマラソンまた完走しました  番外編大会翌日の楽しいイベント知っていますか?

2019年の北オホーツク100kmマラソンには、実はもう1つのお楽しみがありました。それは翌日の「ジンギスカン交流会」。浜頓別の「豊寒別地区」の方々が、第1回大会から行っているそうです。若い頃よくドライブが趣味で、このあたりを走っていたので豊寒別のことは知っていました。その豊寒別小中学校の跡地で行われると聞き申し込みました。


餅つきの様子

町民含めて約30名が参加していました。地元の方々による「もちつき」や「牛乳豆腐(カッテージチーズ)」作り体験が行われ、試食しました。昔住んでいた地域でも同じような活動をしていたので、あの頃を思い出し懐かしくなりました。できた餅はあんこもちにして食べ、残りをジンギスカンに入れて食べました。牛乳豆腐はわさび醤油が合いました。


カッテージチーズ作り

自己紹介では、全国各地から参加した方たちが集まり、ほとんどの方がリピーターとわかりました。もちつきで合いの手を入れていた人がなんと教育長で、副町長や大会委員長も来られて、この会を楽しんでおられたのでした。

教育長は「来年は4連休の最終日で東京五輪と重なるけど。皆さんのお越しをお待ちしています」とのこと。名刺もいただきました。今年は副町長が50㎞走ったそうです。来年は教育長か?と互いに押し付け合っていました。

2020年に大変な事態になるとは夢にも思いませんでした。

最後に大会を振り返るスライド上映。主催者の方は「ぶんちゃん」というあだ名で親しまれており、「ぶんちゃんの里」という宿泊施設も営んでおらました。酪農体験や実習を通して、故郷を盛り上げたい、酪農の後継者を増やしたいという情熱を語っていました。現在、神奈川の高校生が体験に来ていました。将来は酪農家を目指すそうです。

 ぶんちゃんのブログには「(交流会を)何度もやめようかと思ったけど、楽しみにしてくれる人がいるから」と続けているようです。この大会自体も環境整備の大変さや地域の反対などなどいろいろな困難を乗り越えてやっているんだろうなあと思うと、微力ながら大会を盛り上げていきたいと思いました。来年で終わりにしたくないです。

 交流会参加の方に、「本の練習メニューは多めに書かれているよ」と教えていただきました。実際私の半分の練習量しか走っていない人が私より早いタイムで完走しています。「本の通りやったけど、できないじゃないか!」と言われないように多めなのかもしれないということに、いまさらながら気づきました。

ぶんちゃんこと小川さんは、2022年に酪農業を卒業したそうです。小川牧場が作っているミルクジャムは、2022年夏現在、浜頓別町の道の駅で手に入れることができます。ご賞味ください。