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魅力的で小さい2つの選択肢で迷った、小さい私。feat.おかん

これは私が小学生の頃の話。

ある日A子ちゃんにディズニーランドに行かないかと誘われた。
A子ちゃん家族は皆ディズニーが大好きで、A子ちゃんママが連れて行ってくれるとの事だった。
もちろんOKと返事をした。

そのあとB子ちゃんに皆で遊ぼうと声をかけられた。
内容は正直覚えてないけど、誰かの誕生日パーティーとかプール行こうとかだった気がする。

後日、どちらも同じ日に開催されることが発覚した。

当時小学生の私は、悩みに悩んだ。

どちらかを選ばなくてはいけないけど、選べない。
断る勇気もないし、それを話すのも幼い私にとって緊張する事柄であった。
なにより、片方に行くことを決め、後日なんらかの形で行ったことが
もう片方に伝わってしまったら嫌われるに違いない。

選べないし、嫌われたくないしで私の小さい脳みそはいっぱいになってしまった。

おかんに泣きながら相談した。当時超絶わがままガールだった私。

私の当時のわがままレベルは、欲しいものがあったらスーパーでフロアでばたばた転げるくらいだ。
一番長かったのは「ハムスターを飼いたい!」で、
毎日毎日食器洗いしてるおかんの隣でほしいとずーーーーーーっと言っていた。笑

本当におかんごめん。笑


そんなおかんが言った、
「ならどっちも断りなさい!!!」と。

引用先:おかんの脳内


衝撃だった。どちらも断っていいという選択肢があったのか!!!
でも行きたいけど。行きたいけど!!行きたいけどぉぉぉぉおお!!

結果、小さい私はどちらも頑張って断った。


それから魅力的な2つの事で迷ったら、どちらも選択しないことが多くなった。

素敵なバックが2つ。でも予算は1つ分しかない。
迷った時点でちがうのかも?よし、買うのやーめた。

プランAでいくかプランBでいくか。どっちもメリットデメリットあるよな。
よし、どっちもやーめた。プランCにしよーっと。

もちろん全部をこれで決めるのは良くない。
選択肢が限られている場合もある。これに関しては、今度別記事で書こうと思う。

でもすごく楽だし、新たな選択肢が生まれることもある。
自分で決めたという自信もちょっとだけつく。おかんありがとう。


大人になって、「おかんがこう話してくれたの未だに覚えてるし、結構やるんだよね~。」と話した。

おかんはこう答えた。



「え、私そんな事言ったっけ??」

引用先:おかんの脳内



こんなおかんが大好きだ。笑
うん、この選択に、迷いはないよ。


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