番外編:際立つプレーができる選手とは?

「バイアス」の話を前回の記事で話ししましたが、ある選手が他の選手と違う動きが出来るという事は、つまりその選手を見てる周りの人達(他の選手や観客なども含む)にとって、想定したのと違った動きが出来るという事で、それは見てる人達が勝手に思い描く、その選手はこう動くだろうという思い込み、つまり「バイアス」が入ってるから起こるものであり、その「バイアス」と離れた動きをするほど「際立つプレー」に繋がっていくと考える。

自分の中にある、サッカーとはこういうものだという「バイアス」を常に壊そうとする、「バイアス・ブレイク」をし続けられる選手は、結果として周りの選手たちが考えるプレーの流れにとらわれない選択を取る事が出来るんだと思う。

これは、身体能力を鍛えるというのではなく、想像力や予測やとっさの判断力など様々なシチュエーションの中で自分が都度選択する動きの選択肢を増やす訓練、そういう頭を使う練習を常に取り入れていく事で、鍛えられていくものだと思う。

自分が「際立つプレー」が出来るためには、その前に周りの選手の動きをどこまで予測できるか、観察力や洞察力、推察力を鍛える必要がある。

その上で、常に目の前の相手と対峙した時に、どれくらい選択肢を持てるか。そしてその中からベストな解を瞬時に選択出来るかなのかなと。

この辺の話は自分の中でもまとまったものは何もないので、また記事に取り上げて考えてみたい。



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