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秘密戦隊カッパジャー 第16話
第16話
カスハラカッパ:暴力的で根拠のない要求をするカッパ
カスハラ撲滅隊は、会社や店舗で働く人々を守るために結成されたチームである。
彼らは、理不尽な顧客からのハラスメント(カスハラ)を撲滅するために日夜活動している。
♢
カスハラカッパはお店やサービス業者をターゲットにし、日々ハラスメント行為を繰り返していた。彼の行為により、多くの従業員が怯え、仕事に恐怖を感じていた。
赤撲滅隊員:「カスハラカッパの悪行を見過ごすわけにはいかない!」
緑撲滅隊員:「彼のハラスメントを止めて、従業員を救おう!」
桃撲滅隊員:「お店の人をいじめるなんて、許せない!」
カスハラ撲滅隊は、カスハラを行う悪質な顧客「カスハラカッパ」の調査を始めた。
彼は店員に理不尽な発言を繰り返し、クレームを口実に無理な要求を押し付けていた。
黄撲滅隊員:「こんなひどいことをするなんて…」
青撲滅隊員:「冷静に対処して、彼の不正を暴くんだ!」
カスハラ撲滅隊はカスハラカッパの悪事を止めるための策を練った。
彼の行動を監視し、現場に居合わせた。そして、カスハラ撲滅隊は作業服を脱ぎ捨て、カッパジャーに変身する。
カスハラカッパ:「なんや、お前ら、ふざけとんのか!」
赤カッパ:「カスハラカッパ! お前の悪事はもう終わりだ!」
カスハラカッパ:「おいコラッ! なにさらすつもりじゃ!」
カッパジャーたちは協力して、カスハラカッパに立ち向かった。
赤カッパ:「くらえ、カッパ水鉄砲!」
カスハラカッパ:「うわっ!冷たっ!でも、ちょっと冷静になったかも…」
赤カッパはカッパ水鉄砲を使い、彼の熱くなった頭を冷やしてハラスメント行為を止めさせることに成功した。しかし、彼の怒りは完全には収まらなかった。
カスハラカッパ:「おい!よくもやってくれたの!」
桃カッパ:「これで少しは冷静になってくれるかしら!」
桃カッパは癒しの力を使いカスハラカッパを落ち着かせることに成功した。
カスハラカッパ:「なんや? この変な感覚は?」
赤カッパ:「みんな、準備はいいか? 今回は特別なミッションを用意した!」
青カッパ:「もちろんさ! 今回は社会貢献も兼ねているんだね」
黄カッパ:「そうだね、カスハラカッパにはこれで反省してもらおう」
緑カッパ:「ルーレットで決めるけど、どれも意義深いものだよ」
桃カッパ:「では、スタート!」
カッパジャーたちはルーレットを回してミッションを決めた。
赤:地域清掃ボランティア
青:街頭募金活動
黄:フードドライブへの参加
桃:児童館での読み聞かせボランティア
緑:環境保護活動への参加
カスハラカッパ:「うわっ!どれも大変そうやけど、社会のために頑張るわ…」
桃カッパ:「ミッションは青に決まったみたいよ!」
カスハラカッパは災害支援募金の活動を終え、二度とハラスメント行為を行わないことを誓った。
カスハラカッパ:「ごめんなさい…」
赤撲滅隊員:「反省したのか?」
カスハラカッパ:「はい」
緑撲滅隊員:「二度としないな?」
カスハラカッパ:「もちろんです」
カスハラカッパは、社会からの厳しい批判を受け、大いに反省した。そして、ボランティア活動の経験を通して社会貢献を学んだ。
桃撲滅隊員:「これでまた一つ、平和が戻ったわね」
黄撲滅隊員:「うん、みんなが安心して働けるようになったね」
青撲滅隊員:「みんなの力で、これからも守っていこう!」
こうして、カスハラ撲滅隊はカスハラカッパを改心させ、再び平和を取り戻すことができたのだった。
つづく
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