心に灯を点す人
自分が
当たり前に何気なくしていることが
誰かの心には
ため息の種
になってることもある。。
そんなことを
利用者さんが教えてくれた日
♡♡
新しい利用者さんが
色々なことを話してくれて
今朝
サービス中に
「わたしの部屋、よくある
お薬カレンダー無いでしょ?
あれ。。嫌で 訪問看護師さんに
頼んで外してもらったの。。
あの
一か月分の薬がびっしり入ってる
カレンダー見るたびに
あなたはずっと一生
病人なんですよ
そう再認識させられるみたいで
気分が落ち込むのよね
だから外してもらったの」
そう話してくれて
今まで そんな話をしてくれた利用者さんは
いなかったから
心に凄く響いてたんだ
♡♡
「ヘルパーさんとか 看護師さんとか
色々な人にお世話になってると
あなたは一生、病人なんだから。。
って(言わなくても)
そういう感じで接する人とかに出会ったりして
そうすると
そんなつもりないのに
わたし=病人
って自分でもなっちゃうときがあって
「あ!いかんいかん」
ってなるのよ」
そうも話してくれたんだ
人を見るとき。。接する時
相手を、どんな人だと思うかで
相手が自分をどう思うかも
影響するんだな。。って
改めて思って
自分をちょっと振り返ってたりしたんだ
♡♡
「わたしの病気はもう治らないけど
だけど
それだけがわたしの一生じゃないじゃない?
だからそれだけに囚われてばかりいたくないのよね」
呟くように言ってるその言葉の意味と重さを
凄く感じて「ハッとする」時間だったんだ
♡♡
きっと。。自分だって
それが全てじゃないと思うと
気持ちが大らかになる
自分の人生を創るほんの一部分。。
決してそれだけが「わたし」
を創り出してるわけじゃないんだよね
♡♡
利用者さんが
わたしに必要な大切なことを
静かに語りだす
それはいつも
わたしにとっての答えにもなる
大切なヒント。。
そして
ありがとうはわたしなのに
いつも
「話を聞いてくれてありがとう」
そう言って
わたしの心に灯を点してくれる
最後までお読みいただき
ありがとうございます
今日眠りにつくまでの時間が
あなたにとって
あなたらしい笑顔と
あなたらしい優しさを
大切な人と心から分かち合える
あたたかい
素敵な夜でありますように
心を込めて
凛
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