今日という日
「お疲れ様。。長いこと
ありがとうございました」
穏やかに 眠っているようにしか見えない
利用者さんに
そう
伝えてお別れした朝
♡♡
7年近くサービスに入っていた
今月はじめから
看取りに入っていた利用者さんが
夕べ
空へと還って行った
♡♡
もう 何人の方とさよならしてきたかな。。
まだ若いのに。。そう思ってしまう方
やっと身体を脱いで
ようやく楽になって
ほっとしているよね。。
そう心で声をかけてお別れした方
まだわたしには
もっとやれたことがあったはず。。
なのに。。ごめんなさい
そんな悔いる課題を残してくださった方
わたしにとって
仕事上でのお別れは
お別れするひとから
わたしの未来に
沢山のヒントを与えてくれる
最後の贈りもの
悲しいけど
寂しいけど
今は そんな風にも捉えているんだ
そして
そのヒントは
自分だけでそっと心にしまっておくもの
誰かに見せなくてもいいし
誰かに認められたり
誰かと共感する必要もないもの
だって
わたしの生きる未来は
わたしだけの物語なのだから
♡♡
昨日は
ふと思い立って
両親のお墓参りにも行っていて
お墓参り終えた途端に
雨が降り出してきて
「ああ
雨に降られないようにしてくれてたんだな」
そんな風にも思って
見上げた空との距離が近くなった気がしたんだ
♡♡
いつも お別れした人に必ず尋ねること。。
「わたしと過ごした時間は
少しでも 心を穏やかにしていましたか?
少しでも 痛みが和らぐ時間になっていましたか?
少しでも 明日に希望を持っていられる時間になっていましたか?」
もう答えはもらえないから。。
また自分で迷いながら 模索しながら
自問自答を繰り返しながら
その続きを上書きするように
今日という日を生きていく
最後までお読みいただき
ありがとうございます
今日一日が
あなたにとって
「生命」息遣いを感じられて
感謝が自然に湧いてくる
素敵な幸せな一日でありますように
心を込めて
凛
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