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クアラルンプールの書店 Lit Books

クアラルンプールの書店 Lit Booksのご紹介です。
https://litbooks.com.my/about-us/
私は公共交通機関を利用して行きました。Sungai Buloh-Kajang MRT lineのSurian駅で下車して、bus (T807)に乗り‘Tropicana Avenue’で下車します。書店はバス停から見えるところにあります。
 
Lit Booksは元ジャーナリストで熱心な読書家のご夫婦が経営されています。ホームページには、「良書は私たちの世界を明るく照らします。それが、私たちが本屋を Lit Books と名付けた理由です。「Lit」という言葉にはさまざまな意味合いがあることが気に入っています。これは文学や文学的の略語ですが、もっと正確に言えば、啓発されたり啓蒙されたりすることを意味します。良書を読むことで私たちの周りの世界が明らかになるのと同じです。この考えを体現するのが、私たちのマスコット、Lit Bug です。良書は私たちの心と魂を照らし、想像力をかき立てるからです。」と書かれています。

店内はまさにこの考えが感じられる空間です。それほど広くはないのですが、ドアを押して店内に入った瞬間にとても穏やかな空気を感じました。居心地がいいのです。KLCCの紀伊国屋書店とBukit Bintangの誠品書店も好きでよく行きますが、Lit Booksではそれら大型書店で見かけない本が多々あったので、店員さんに聞いてみました。英語の文学作品が主で新刊やベストセラー本も扱っていますが、大概はオーナーご夫妻、店員さんが読みたい本を販売しているそうです。さまざまなジャンルを扱っていて、マレーシアの独立系書店として、厳選したコレクションを誇らしく思っている感じに好感を持ちました。文学をテーマにした雑貨と文房具も販売しています。その品揃えにもこだわりとセンスを感じます。
 
私の夢の一つが英語で本を読めるようになることです。選択肢が増えてきっと楽しいだろうと思います。この夢に向かってクアラルンプールに引っ越した2年程前から少しづつ英語の本を読んでいます。英語を習ってから久しいので、まず最初に英文法の本を1冊読みました。
あまり難しくないものと思ったのと表紙が気に入ったので、「MUST KNOW HIGH SCHOOL ESL」という本を買って読みました。その後、日本語で読んで好きだったSTEPHEN KINGの「ON WRITING: A MEMOIR OF THE CRAFT」の英語版(原書)を読みました。電子辞書を引き引きでしたが、翻訳版を読んでおり内容を覚えていたので、なんとか読み終えることが出来ました。2年経った今も辞書を引きながらの読書ですが、辞書を引く回数が多すぎて本の内容に集中出来ないストレスは随分なくなり、物語の世界に没頭できるようになってきました。継続は力なり。今覚えば、初めに読んだ2冊は随分と私の英語本読書に役立ったと思います。
 
最後にもう一度。
Lit Booksは本への愛情溢れるとても素敵な本屋さんです。熱心な読書家もカジュアルな読書家も読んでみたい本にきっと出会えると思います。


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