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アガルートの講座体験をしてみての感想

9月のはじめ、アガルートの資料請求をしてみました。司法試験・予備試験・法科大学院入試 初学者向けのものです。Noteで、アガルートは教材がいいという意見を見ていたので興味があり、無料体験セットを購入しました。

先日、講義動画の視聴期間が終了したので、体験してみての感想を書こうと思います。


タイミングが悪く考査や模試と重なってしまい、講義動画はあまり見ることができなかったのですが、感想としてはとても面白かったです。民法という身近な法律だったので、理解しやすかったのかもしれないです。理解できるから楽しい、面白いと思うので、体験講座というには大成功です。

視聴した動画は、キックオフ司法試験予備試験の民法です。総合講義は視聴しませんでした。もったいないことをしたと思います。キックオフもすべて視聴できたわけではないですし。総合講義も視聴していたら感想は変わっていたのでしょうか。より具体的で難しい内容に頭がパンクしていたかもしれません。キックオフの時点ではそんなことはなかったです。序盤だからですね、きっと。民法総則ということで、内容は民法の中で一番抽象的なものになっています。講師の先生がそう仰っていました。まず全体像を掴むことが重要ということで展開される広く浅い内容は、初学者には易しいものでした。しかし、サンプルテキストは民法総則までだったので、それ以降の章は難しい内容になっているかもしれないです。もしや、私は民法の良い面のみを見せられたのでしょうか。それだったら怖いですね。

また、講義動画から、自分には独学で勉強するスタイルは無理だと思いました。独学で勉強しようと思ったことはありません。もしもの話です。できない理由としては、理解力がないからです。テキストを読むだけでは内容を理解できず、理解できないのでやる気もなくなるという負のループになると思いました。実際、そうなりました。また、私は理解できるまで調べたいと思うタイプの人間なので時間の無駄が目に見えます。総合講義300は講義動画に沿ってテキストをまわすスタイルで、この時点でわからなくてもいいという安心感があります。また、テキストよりも詳しく解説してくれるので、内容がテキストのみの場合よりも濃いものになります。とあるサイトで「アガルートのテキストは試験において優先度の高いものをまとめたシンプルな内容になっている、そのためわかりづらい」という意見がありました。そのわかりづらさを解消するのが講義動画ではないのでしょうか。これは体験講座を受けただけの私が言えることではないです。そうであって欲しいという願望です。講師によって講義の充実度は違うでしょうし、受講したからといって、初学者の思う充実度は既習者のそれより主観的でしょう。試験に合格したら、私にもレビューできるのでしょうか。初学者未満の私はとりあえず黙ります。

講義動画で一番よいと思った点は、教師がいる安心感があることです。私は全日制の高校に所属しているので、教師が目の前にいると「勉強しなければいけない」という思いが湧きます。普段の授業スタイルと似ているのでやる気が出やすいです。地域的な問題で通学講座は難しいので、講義動画で教室を再現できるのなら嬉しいです。


ここまで長々と書いてきましたが、法律に触れている(語弊)ことによるワクワク感があっただけで、実際はそんなに楽しいものではなかったかもしれません。学びたかったことを学べて嬉しかっただけかもしれないです。とりあえず、受験期に体験講義を申し込むことはやめた方がいいですね。まずは受験勉強を頑張ります。

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