一生に一度のマイホーム。あとから後悔しない様に。
一生に一度のマイホーム。あとから後悔しない様に。
お疲れ様です。
母が入居していた施設の部屋の片づけ、というか荷物引き取り、まだ行けていません。
本当は今日長男と行く予定だったのですが、昨日少し体調を崩してしまったようで。
またまた順延です。
私も、仕事もありますし、何より7月24日までに自動車免許の更新に行かねばなりませんので、最悪。予定が合わなければ一人で行ってきます。
さて今日は「一生に一度のマイホーム。あとから後悔しない様に。」です。
家事も掃除も関係ないじゃん・・・と言われそうですが、これこそまさに「究極の家事」です。
家が無いと家事も掃除も料理もありませんから。
なぜこれを書こうと思ったか、きっかけは以前ここにも書いた、書斎にエアコンを設置する件が発端です。
実は書斎へのエアコン取付は断念しました。
①2階の外側はフェンスまで30cmの距離のため作業スペース(梯子掛け)を確保できない
②隣家の駐車場を借りて、そこに梯子をたてることも検討しましたがやはり物理的に困難(隣家から許可は取れたのですが)
③南側の子供部屋に配管を貫通させ、ベランダに室外機を設置する案も出ましたが、子供部屋のベッドや机を移動させることが事実上困難
④最後の手段として廊下の天井に配管を這わせ、寝室のベランダに室外機を設置する事も考えましたが、追加費用が結構なものになりそうだったのでこれも断念
という経過です。
これ、よく考えると「2階の書斎はエアコンは設置できない構造だった」という事になりますよね、それはどうかと。
天井付近にエアコン用のコンセントがありますし、確か、そのような説明は不動産屋さんからありませんでした。
まあ20年前の事なので・・・・ しかも初めて家を建てるわけで(ほとんどの人が人生で1回経験するかしないかでしょう)、そんなことまで頭は回りませんでした。
私は当時、分電盤やブレーカーを製造販売する会社にいたので「停電時にライトが付く分電盤」や「大きめのタンブラースイッチ」あと、「トイレは人感センサーでライトが付く仕様」にするなど変なところに頭は回ったのですけどね。
あとコンセントの数や位置。
建ててから気づいたのは
①各部屋に吸排の排気口(出来ればFAN付)を設置するべきだった(埃がすごいです)
②エアコンは全部屋、最初から代金に含めてもらって装備するべきだった(何十万円かかわります。しかし「家の代金」に含めれば35年ローンに分散されます)
③電灯(ライト)はもっと汎用的なものにするべきだった(「建築士の拘り」とかで、ダウンライトになっていたり、パーツも汎用的ではない)
④最初から電球は全てLEDにするべきだった(そもそも20年前はそんな時代ではなかったですけど)
⑤駐車スペースの地面をコンクリで固めたけど、防犯の点から砂利の方が良かった(人が歩くと音がする方が良い)
ですね。
それでも良かったのは、先ほど書いたように分電盤や人感センサー、あと、書斎に最初から備え付けの机を設置したことです。
あと、
我が家を含めて同時に3軒建ったのですが、2階のベランダがどう考えても狭く、我が家だけ広い(というか一般的な広さ)にしてもらった事。
そのために1階玄関前の駐輪スペースを削る必要がありましたが、それは別に困りませんでした。
あと決定的なのは防水。これは私が気づいた訳ではなく、知人に防水屋さんがおりまして設計書や見積書を見せたところ
「これ、10年経たずに雨漏りするよ。しかもその割に高額だ」
と言われたのです。
その言葉を信じて我が家だけ防水工事をその知人にやってもらったのですが結果として良かったです。
北側の家はなんと10年どころか建ったその年のGW、旅行で不在にしていたそうなのですが結構な雨が降り、それだけで雨漏りがしたんだそうです。
結局、その家は防水工事はやり直し、お詫びとして2階ベランダに無料で屋根を取り付けてもらったそうです。
それ以外の弁償とかは詳しくは聞いてませんが、当然あったのでしょうね。弁償があったといっても、工事中は荷物をどかし、ある程度時間もかかったでしょうから面倒くさかったはずです。
比較的バリアフリーである、お風呂場に手すりがあるなど、この辺は設計者の意向で最初からそうなっていましたが、基本は自ら考えて案を出さないといけないのが辛いところです。
あ、因みに我が家は「半建売」でした。「建売」と「注文住宅」の中間のようなもので、基本「建売」なんですが希望を出してカスタマイズできる、というものです。
ただ最近知ったのですが、よほど知識が無い限り「建売住宅」の方が無難なようですよ。大きいハウスメーカーになればなるほどそうらしいです。
建築基準法に抵触しなければ、または明らかに変な構造でなければ建築士は発注者の意向を取り入れてしまうからだそうです。
とにかく「マイホームを建てる」普通の人は「一生に1度あるかないか」でしょうから、この記事が役に立てば幸いです。
今日はこんなところで。
またここでお会いしましょう。
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