#34 資産家だけがやっている「順序」と「自分以外の人の為に使う」話

こんにちは！こちらはドバイ政府系デベロッパーのエマールのプロジェクトです。なんとブルジュカリファを更に超え世界一の高さになるクリークタワーが建設予定（2028年頃？）です。そして、見ての通りこのタワー周辺は街ごと開発されます(すごすぎる…！)

消費者マインドと投資家マインド

さて、今日は資産家だけがやっている順序の話というテーマで書きます。
以前の記事にも何度か触れていますが、今日は深堀をしてみようと思います。いくつか例えをあげて説明します。

例えば、100万円のボーナスが入って5万円のスマホが欲しいとします。消費者マインドの人はそこから5万円を使ってスマホを買います。しかし資産家マインドの人はまずその100万を利回り5％の高配当株等を買い、そこから得られた配当金でスマホを買います。

消費者マインドの人は持っていた100万円が95万円に減りますが、資産家マインドの人は100万円を減らすことなくスマホをゲットするわけです。そして、配当は一度限りではなく毎年ですので、来年はその5万円で時計を買おう、その次の年は旅行へ行こうということもできるわけです。

消費者マインドの人は徐々にお金を減らして、最後には0円になってしまいます。それに対して、資産家マインドの人は減らすどころか株も価格が安い時に購入をしますので、毎年使っているにも関わらず100万円から資産が増えたということがよくあります。

果物をすぐに食べるか果樹園に育てるか

ネクストストーリーです。例えば、果物をもらったとして普通の人はそのまますぐに食べてしまってそれで以上終了です。でも、資産家はその果物の種を土に植えて大きな果物の木に育ててそこから得られる果物を食べます。

そしてその木から収穫できた果物の一部をまた土に植えます。これを繰り返していくと、大きな果物農園が出来上がります。そこから得られる果物を食べて、食べきれない分は他の人にあげます。

すぐに食べてしまった人はその時点で終わりですが、その順序を少し変えた資産家は大きな果樹園を作ることが出来、そこから半永久的に文字通り大きな果実を得るわけです。これが資産家マインドの人が考えている思考です。

まとめるとこういうことですね。
消費者マインドの人　お金が入る→消費する
資産家マインドの人　お金が入る→投資に回す→そこから得た富で消費する

みなさんはどちらでしたか？ほんのちょっとした順序の違いですが、この違いが長い目で見ると本当にとんでもない差を生みます。私も以前は消費者マインドでしたが、徐々に投資家マインドにシフトさせていきました。

自分の為に使うと負債、人の為に使うと資産

そして、もう一つ大事な話します。
それは、「自分の為に使うと負債、人の為に使うと資産」ということです。わかりやすく言うと、自分の為に使うと何もお金を生み出さないけど、人に使わせてあげるとお金を生み出すよということです。

以前にも少し触れましたが、私は使っていない時計が家にあったので、それを時計レンタルサービスに出しています。今日もどこかの誰かがつけてくれていると思いますが、その対価として毎月5,000円が振り込まれています。自分の為に使えば当然何生みません。

もっとわかりやすいのは不動産ですね。
自分が家として住んでいると値上がりしない限りは1円も生み出しません。むしろ管理費や固定資産税を考えるとマイナスですね。でも、それを他の人に貸してあげると毎月家賃という形で振り込みがされるわけです。

そして、これってお互いがハッピーになっていることがわかると思います。時計は100万も出して買えないなという人が月2万円程で使えてハッピーですし、私はそこから収益が生まれてハッピーです。

不動産も同じで借りてくれた人は数千万の借金というリスクを背負うのではなく、月数万という家賃だけで住めるようになってハッピー、私は家賃を得られてハッピーということです。

自分で使えば自分がハッピーなだけなので特に何も生まれない。でも、他の人に使わせてあげることでその人がハッピーになって、自分もまたハッピーになる。だからビジネスとしても成立するわけですね。

まとめ

今日の話をまとめます。お金が入ってすぐに消費という流れから、お金が入って投資して消費という流れに順序を変えてみましょう。

そして、自分の持っているものを他の人に使わせてあげることが出来れば、そこから収益を生み出して更にはその人にも喜んでもらうことができるということです。

どちらも資産家がやっていることで、とても大事なことだと思います。是非、何かしらの参考になれば嬉しく思います。それでは今日はこの辺で。

【アクション】

・消費を投資→消費の順序に変えられないか考えてみよう
・自分の持っているもので他の人に使わせてあげることが出来ないか考えてみよう

本日も貴重なお時間を使って頂き心より感謝致します。
皆様の一日が笑顔と感謝で溢れる素晴らしい日となることを願っています。

（自己紹介）