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#32 そもそもお金ってどういう経緯で生まれたの?

こんにちは!こちらはドバイの未来博物館の有名なオブジェで、車で移動中にパシャリ。写真じゃ伝わりませんが、これかもかなり大きかったです!ドバイはとにかくデカっ!というものが多くてワクワクします。


大昔はお金は存在せず物々交換だった

さて、今日はそもそもの話でお金って何?っていうことについて書きます。良い意味でも悪い意味でも人間を常に悩ませるのがお金ですよね。ただ、お金は私たちが産まれた時にはすでにあったので、あまり深く考えたことが無いという人も多いのではないかと思います。

当然ですが、お金が無かった時代はあったのかというとありました。
大昔には狩猟採集や農耕が基本的な生活スタイルでしたので、お金というものは存在せず物々交換がされていました。

魚を獲ってきた人が魚を欲しい人を探して別の何かと交換してもらうという具合です。例えば、魚3匹とお米1キロを変えましょうという感じです。最初のうちはある程度上手くいったのですが、徐々に色々な問題が出てきました。

時にはお米が欲しいから魚3匹上げようとしたら相手が米を持っていないということがありました。また、時には米は持っていないけど豚肉は持っているというようなケースで、豚肉は既に持っていて必要ないという場合には取引が成立しないこともありました。

他にも、交換する為に、ものによっては保管しておく大きな倉庫やスペースが必要になるといったケースもあったり、魚を欲しい人を探している間にその魚が腐って食べられなくなったということもありました。


物々交換から貨幣経済へ

これではなかなか取引がスムーズにいかないということで、そのもの自体に価値がある金や銀等を加工した貨幣が誕生しました。そして、それから貨幣経済へと移行していったわけです。

この形はしばらくは上手くいったものの、今度は数に限りがあるということや重くて持ち運びにくい等の問題もあり、これも上手くいかなくなりのちに今の紙幣という形に落ち着いたわけです。

また、今となっては現金自体をほぼほぼ使わなくなりましたよね。日本は世界から見たらまだまだ遅れている方ではあるものの、カードやスマホ決済だけで現金を使っていないという人も増えているのではと思います。私も現金を使うことは本当に年に数える程しかありません。

現代のお金は非常に効率が良い形となっており、特徴をまとめると下記になります。
耐久性 時間の経過によって腐ってしまようなことがない
流動性 いつでも容易に商品やサービスに交換することができる
可携性 小さくて持ち運びがしやすい
信頼性 人々の間で価値があると共通認識があり信頼されている

以前にお金は単なる引換券にすぎないというタイトルで書きましたが、やっぱりそもそもの目的自体が交換する為に存在しているということです。


お金の成り立ちを知ることはビジネスの本質

そして、更にこのお金の成り立ちを知ることで見えてくることがあります。
それは相手の欲しいものを与えることが出来たら受け取ることが出来るということです。要するに相手のニーズを満たせば自分にお金が回ってくるということです。

ビジネスは相手のニーズを満たすことですが、お金の成り立ちを知ることでビジネスの本質についても見えてきます。相手が求めていることを提供することが出来れば、その対価としてお金を受け取ることが出来、またその人数が多くなるほど多くのお金を受け取ることが出来るわけですね。

そういう意味で考えると、お金を稼ごうとすることは本質からズレているということになりますね。お金を稼ごうとする前に、あくまでも相手のニーズを満たしてあげることが先で、そしてその結果としてお金を受け取るという順序となります。

お金の成り立ちを知ることで見えてくるものが色々ありますよね。時代と共に形を変えてきたものではありますが、その本質というのは物々交換をしていた時代から何も変わっていないというわけです。

お子さんのいらっしゃる方は、お金ってどういう経緯でできたの?とお子様に聞かれた時にはしっかり説明してあげて下さいね。

是非、何かの参考になれば嬉しく思います。それでは今日はこの辺で。


【アクション】

・お金の成り立ちを誰かに教えてあげよう
 ※人に教えることが一番の勉強になります

本日も貴重なお時間を使って頂き心より感謝致します。
皆様の一日が笑顔と感謝で溢れる素晴らしい日となることを願っています。


(自己紹介)









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