#52 インフレ経済ではお金の価値は減るが、借金の価値も減る

こんにちは！記事をご覧頂きありがとうございます。こちらはピラミッド周りを運んでくれたラクダちゃんたちです。愛くるしい顔してますよね～！

インフレ経済では借金の価値も減る

さて、今日はインフレ経済における借金について書きます。以前の記事にも書きましたが、インフレ経済において現金の価値はどんどん減っていきます。

日本でもここ最近では3～4％程のインフレ経済になってきており、ご存じの通り物価が高騰してきております。改めて説明すると、例えば毎年4％のインフレで25年経つと物価は今の2倍になるということです。

物価が2倍になるということは、仮に現金が1,000万あったとしたら、25年後には500万の価値になったのと同じということになります。ですので、現金預金は利息もつかないし価値も減りる続けるから、今のうちに不動産や株式に変えた方が良いよということを今まで書いてきました。

これは、経済を勉強した方なら当然のような話でご存じの方も多くなってきていますが、意外と知られていないのが「現金の価値が減っていくということは借金の価値も減っていく」ということです。

もし先ほどの1,000万が借金だとしても、4％のインフレ経済においては25年に約半分の価値になるということです。すごくわかりやすく言うと「借金が半分に減る」ということと同義であるということです。

私はこの考え方を知ってから積極的に借り入れをしていくようにしました。特に会社員というのは個人に信用が無くても、会社に信用があれば数千万、数億というお金を借り入れることが出来ます。これは、会社員が使える素晴らしい特権です。

住宅ローンを組める人は早めに組んでしまおう

だから、会社員でまだ賃貸に住んでいるという人は、まずは住宅ローンを組んで住宅を購入することをオススメします。更に余裕のある人は今のうちに投資用ローンを組んでもう1件、2件と増やしておくと良いと思います。

一点注意点としては数年後も資産価値が下がらない、むしろ上がるような資産性の高い家を買うということだけです。その間にローン返済で残債が減っていくのと同時に、インフレが続けばその分借金の価値も減っていくことになります。

しかも、日本は超低金なので、住宅ローン金利は0.3～0.4％という超低金利で借りられます。更には住宅ローン控除が0.7％とかなのでむしろお金を払っているというよりも、もらっているようなものです。ちなみにアメリカなんかは7％超えてますからね。7％ですよ7％！

そして、私は以前から何度も書いていることですが、住宅ローン、投資用ローンには「団体信用保険」というものがつきます。「団信」とも呼ばれますが、要はあなたの身にもしものことがあった時には残りのローンが全てチャラになるというものです。

家族に対して、生命保険代わりにもなるということです。これってよくよく考えたらすごい話だと思うんですね。なので、私は民間の生命保険等には1円たりとも払っていません。

このように、ローンを組まない理由はないと言っても良いぐらいの好条件が揃っているのが今だと思います。まだローンを組んでいないという方は、日本にもようやくインフレ経済の波が来ている今、非常に良いタイミングだと思うので前向きに考えることオススメします。

インフレ経済が続くなら借金はした方が良い

日本は20年以上のデフレ経済で物の価格を上げるということが出来なかったんですね。ただ、特に去年からここぞとばかりに企業が値上げをしてきていますよね。そして、世界経済もインフレだから多少物価が上がることはまぁ仕方ないよねという空気感にもなってきているように感じます。

ですので、私はしばらくの間はインフレが続いていくのではと思っています。だからこそ、まだ上がり始めである今のうちに借金を組んでおけばそのインフレに反比例して借金も減らしていくことが出来ます。

まとめると、インフレ経済では借金の価値も減る、ということはインフレ経済においては積極的に借金をした方が良いということです。私も以前はこの考え方が無かったのですが、同じような方がいらっしゃれば、是非今日の話を頭に入れておいてもらえたらと思います。

これは、あくまで一つの考え方なので私はこう思うということがあれば是非コメント頂ければと思います。皆様の今後の資産形成の参考になれば嬉しいです。それでは今日はこの辺で。

【アクション】

・インフレ経済においてはお金の価値が減るので借金の価値も減ると認識しよう。そしてまだローンを組んでいない人は検討してみよう

貴重なお時間を使って頂き心より感謝致します。
今日一日が笑顔と感謝で溢れる素晴らしい日となることを願っています。

（自己紹介）