#35 不動産×株式の二刀流投資家というスタイル

こんにちは！こちらはドバイのビーチ近くにあったモスクです。ザ・イスラムって感じの綺麗な場所でした。

投資における大谷翔平に

さて、今日は不動産投資と株式投資の二刀流投資家ということについて書きます。私も皆さんも大好きな大谷翔平選手がいつかのインタビューでこんなことを言っていました。

ピッチャーとバッター両方をやることでリズムが取れるとか、そういう面はあると思いますと。(うる覚えなので雰囲気だけ組みとって下さい)

資産形成をしていく上で感じる私の疑問が、不動産投資「か」株式投資というように、最初からどちらかと決めて取り組む人が多いということです。大谷選手ではないですが、私が思うに不動産投資「と」株式投資の二刀流が最もベストなスタイルだと思っています。

不動産、株式それぞれのメリットデメリット

まず、最初は小額からでもスタートが出来るという意味で株式投資から始める人が多いと思います。ただ、コロナショックを経験した投資家はわかると思いますが、ものの数日で30％も40％も資産が減るって正直言って精神的にはなかなかのものです（笑）

どうせそのうち戻るだろうとは心では思いつつも、もしこのまま値が戻らなかったらどうしよう、、、という不安はずっと消えませんでした。毎日毎時間株価が気になって仕方ない、そんな状況でした。

対して不動産投資ですが、コロナショックが起こった時の下落はせいぜい数％程です。そして、賃貸の家賃がいきなり下がったりするかというと当然そんなことはなく、特に変わらずむしろコロナ後には上昇基調を継続しています。

不動産は株と違ってなんて付き合いやすい資産なんだと思いました。どんなことがあったとしても、基本的には毎月毎月同じ金額の家賃が振り込まれます。安心して夜寝れますし、株がハイリスクハイリターンに対して不動産がミドルリスクミドルリターンと言われるのもよくわかります。

でも、私が運用している株式は数年で2倍以上になっているのですが、不動産は値上がりしたとしてもせいぜい1.5倍になれば御の字というところです。不動産が2倍、3倍とならないかというとなくはないのですが、さすがにそんな状態にはほどんどなりません。

株式は乱高下は激しいけど上昇する時の上がり方は大きい、対して不動産は価格や賃料は安定してるけど大きな上昇は見込めないという、それぞれのメリットデメリットがあります。

資産配分(ポートフォリオ)を考えよう

ですので、私は株式と不動産をバランスよく持つという着地点を見つけました。現在の資産ポートフォリオはざっくり不動産60％、株式35％、現金5％です。現金少な！と思った人も多いと思いますが、現金で持っていても特に何も生み出さないので常に最低限の保有としています。

株式の乱高下による不安定さを不動産の安定感でカバーしているような感じです。今後も状況を見ながら組み換えを行っていくとは思いますが、現時点ではベストだと思っています。

そして、不動産は国内物件で円収入なので、通貨分散という観点でも株式については大半をドル資産で持っており、それで為替の変動リスクにも対応できるようにしています。(ドルが上がったら円が下がり、ドルが下がったら円が上がる為)

「卵を一つのかごに盛るな！」というのは投資の格言ですが、投資信託で数百の銘柄に分散されていたとしても株式というかごであることに変わりはありません。銘柄を分散する前に、そもそも何に投資するのかという時点から資産配分を考えていくと良いと思います。

不動産、株式、債券、ゴールド、仮想通貨、現金をそれぞれ何％ずつ保有するのかを決め、その後に銘柄や国などを分散していくというイメージです。是非この機会に一度考えてみて下さい。

そして、以前に自宅も不動産投資であると書いた通り、家に住む以上は全ての人が不動産投資に参加することになるので、不動産の勉強は絶対にしておいて損はありません。記事はこちらを参照ください。

今から投資を始めようとしている方は、是非不動産と株式の両方を、現在株式投資だけをしている人は不動産投資を、不動産投資だけをしている人は株式投資を、是非検討してみて下さい。

そして、当然向き不向きもあると思うので、両方をやってみた上でどちらかに絞るというのはありだと思いますし、私のように二刀流でバランスを取っていくのもありだと思います。

是非、今後の参考になれば幸いです。
それでは今日はこの辺で。

【アクション】

・不動産、株式、債券、ゴールド、仮想通貨、現金等の資産配分を決めよう
　※通貨分散も同時にできていればよりベスト

貴重なお時間を使って頂き心より感謝致します。
今日一日が笑顔と感謝で溢れる素晴らしい日となることを願っています。

(自己紹介)