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私とアトピーとの歴史

 私のアトピーとの付き合いはかれこれ50年。もう長い歴史になります。幼稚園に入る前から、私の肘の内側には湿疹ができ、小学校の頃は派手に搔きむしっていました。中学校になると、時々顔がガサガサになり、見た目もかなり悪くなりました。高校では、指先が慢性的にひどい湿疹になり、手は晴れ上がり、よく曲がらない状態でした。もちろん全身、湿疹が様々なところにできます。当時は「アトピー性皮膚炎」という言葉もない時代でした。学生の頃に、ベビーオイルで保湿をすることを発見し、少し症状は軽減しましたが、湿疹がなくなることはありませんでした。特に、就職して実家から通勤するようになった頃、時々茫然とするようにだるさがひどくなるようになりました。化粧品との相性が悪く、顔が吹き出物で覆われたこともあります。
 ところが、徐々に軽減し、現在は不安定さがあるものの、次から次へと出てくる湿疹に悩まされることはなくなりました。
 そんな私とアトピーとの闘い、現在どのようなことを気にしているか。医学的な根拠はありませんが、本当に様々なことをしているのです。それを書いておくことも、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないと思い立ち、ノートにしておくことを考えました。

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